光回線は1ギガと10ギガどっちを選ぶべき?判断基準と乗り換え時の注意点【2026年版】
10Gbps光回線の契約者は111.7万件を突破(MM総研調査)。月額差は500〜1,200円程度で、実測速度は1ギガの3〜4倍。同時接続端末が5台以上・4K動画・オンラインゲームなど「帯域を食う用途」が1つでもあるなら10ギガ推奨。逆に、1〜2人暮らしで動画視聴+SNS中心なら1ギガで十分です。

「10ギガに変えたいけど、本当に必要?高いだけじゃない?」という相談をよくいただきます。この記事では実測データ・料金・エリア・機器の4軸で判断基準を整理しました。最後まで読めば、自分に合ったプランが明確になりますよ。
2025年3月末時点で、国内の10Gbps光回線契約者数が111.7万件に達し、初めて100万件を突破しました(MM総研調査)。フレッツ光クロスの提供エリアは2026年に入ってからも拡大が続いており、NTT西日本は2026年1月に新たなエリア拡大を発表、NTT東日本も同年3月には国内最速となる25Gbpsサービス「フレッツ 光25G」の提供開始を予定しています。
一方で、MMD研究所が2025年12月に実施した調査では、ドコモ光契約者の26.5%、SoftBank光契約者の25.0%が「最大10Gbpsプラン」を契約しているという結果が出ています。10Gbps回線はもはや一部のヘビーユーザーだけのものではなく、一般家庭にも浸透しつつある段階に入ったと言えるでしょう。
しかし「自分に10ギガは本当に必要なのか?」「乗り換えて後悔しないか?」と迷っている方はまだ非常に多い状況です。
この記事では、1ギガと10ギガの違いを基礎から整理したうえで、実測データ・月額料金・対応機器・提供エリアなどの観点から比較し、「自分に合ったプラン」を判断するための基準を明確に示します。さらに、乗り換え時に見落としがちな注意点やFAQもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。
まず押さえたい基礎知識|1ギガと10ギガの違いとは



まずは「1ギガ」「10ギガ」がそもそも何を意味するのか、基本から押さえておきましょう。ここを理解しないまま契約すると、後悔の原因になります。
「最大速度」はベストエフォート値
光回線の「1ギガ」「10ギガ」という表記は、いずれも「技術規格上の最大通信速度」を示すベストエフォート値です。実際の利用環境で常にこの速度が出るわけではありません。回線の混雑状況、宅内の配線やルーター性能、接続先サーバーの処理能力など、複数の要因によって実効速度は変動します。
ただし「最大値の天井が高い」ということは、混雑時でも余裕を持った帯域を確保しやすいことを意味します。これが10ギガ回線の本質的なメリットです。
通信技術の違い(GE-PON vs 10G-EPON / XGS-PON)
NTT東西の場合、1ギガサービス(フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション等)は「GE-PON」と呼ばれる技術を用いており、最大1本の光ファイバーを最大32ユーザーで共有する仕組みです。10ギガサービス(フレッツ 光クロス)は「10G-EPON」もしくは「XGS-PON」を採用しており、同じ共有型ではあるものの、帯域の上限が10倍に拡張されています。
補足:2026年3月開始の「フレッツ 光25G」について
2026年3月にはNTT東日本が「25G-PON」技術を用いた「フレッツ 光25G」(最大概ね25Gbps)を提供開始する予定です。月額27,500円(税込)・提供エリアは東京都中央区の一部に限定されるなど、現時点では法人・プロフェッショナル向けの位置づけです。家庭用25G対応ルーターは市販されておらず、業務用機器(30万〜50万円以上)が必要になるため、一般家庭での速度選びにおいては、当面「1ギガか10ギガか」が現実的な選択肢となります。
1ギガで十分な用途、10ギガが活きる用途
1ギガ回線でも、一般的なWebブラウジング、メール、SNS、HD画質(720p〜1080p)の動画視聴、1〜2人程度でのオンライン会議などは快適にこなせます。実測で300〜500Mbps程度が安定して出る環境であれば、多くの人にとって不満を感じる場面は少ないでしょう。
一方、10ギガ回線の優位性が実感しやすいのは以下のようなケースです。
- 4K・8K動画を複数端末で同時にストリーミング
- 大容量ファイル(数十GB〜数百GB)の頻繁なアップロード・ダウンロード
- 家族4〜5人以上がスマホ・PC・ゲーム機・IoTデバイスを同時利用
- FPS・格闘ゲームなどレイテンシが重視されるオンラインゲーム
- クラウドストレージへの大容量バックアップやリモートワーク
- 1〜2人暮らしでWebブラウジング・SNSが中心
- HD動画視聴が主な用途で同時視聴は1〜2台
- メール・オンライン会議がメインの在宅勤務
- 月額コストをできるだけ抑えたい
- 提供エリア外に住んでいる
実測データで見る1ギガと10ギガの速度差



公称値だけでなく、実測データを確認することが回線選びでは極めて重要です。ここでは主要な速度測定サイトの集計データを基にした参考値を紹介します。
実測速度の目安比較
| 指標 | 1ギガプラン(参考平均) | 10ギガプラン(参考平均) |
|---|---|---|
| 下り(ダウンロード) | 約300〜500Mbps | 約1,300〜1,800Mbps |
| 上り(アップロード) | 約250〜400Mbps | 約1,200〜1,500Mbps |
| Ping(応答速度) | 約15〜25ms | 約10〜18ms |
出典:みんなのネット回線速度(minsoku.net)掲載の集計データを参照。フレッツ光クロスの場合、72,000件超の測定結果から平均下り約1,529Mbps、平均Ping約17.86msが報告されています。1ギガプランの実測平均は回線事業者やプロバイダにより差がありますが、300〜500Mbps前後が一般的な水準です。
速度メーター:10ギガプランの参考実測値
※フレッツ光クロスの集計データ(minsoku.net)を基にした参考値です。実際の速度はエリア・建物・機器・時間帯により変動します。
BIGLOBE検証データ:1ギガ vs 10ギガの実測比較
1ギガプラン
平均下り:457.8Mbps
理論最大:1Gbps
10ギガプラン
平均下り:1,769.2Mbps
理論最大:10Gbps
BIGLOBEが実施した1ギガと10ギガの比較検証では、ダウンロード速度の平均が1ギガで457.8Mbps、10ギガで1,769.2Mbpsと、約3〜4倍の差が確認されています(BIGLOBE光モニター検証レポートより)。
注意:10ギガプランを契約していても、宅内の機器(ルーター、LANケーブル、PCのNIC)が10Gbps非対応であれば、ボトルネックとなり速度が制限されます。実測値を最大限引き出すためには、後述する「対応機器の準備」が不可欠です。
月額料金・初期費用の比較



次に気になるのが料金ですよね。10ギガにすると月額がどのくらい上がるのか、主要サービスを一覧で比較します。
主要10ギガ対応光回線の月額料金比較表
| サービス名 | 1ギガ月額(税込・戸建て) | 10ギガ月額(税込・戸建て) | 月額差 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光 | 5,720円 | 6,380円 | 660円 | ドコモスマホセット割対応 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 6,380円 | 660円 | SoftBankスマホセット割対応 |
| auひかり | 5,610円〜 | 6,468円〜 | 約860円 | au/UQスマホセット割対応 |
| NURO光 | 5,200円(2ギガ) | 5,700円(3年契約) | 500円 | 10G対応ONU無料レンタル |
| GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 5,940円 | 1,122円 | 光コラボ系最安級 |
| BIGLOBE光 | 5,478円 | 6,270円 | 約792円 | au/UQセット割対応 |
| BB.excite光 10G | — | 実質4,000円台〜 | — | 初期費用・工事費なしプランあり |
| フレッツ光クロス+ISP | 約5,940円+ISP料 | 約6,050円+ISP料 | 約100〜1,000円 | エリア最大・光コラボ対応 |
| おてがる光 | 4,708円 | 5,830円 | 1,122円 | 契約期間の縛りなし |
| @nifty光 | 5,720円 | 6,380円 | 660円 | au/UQセット割対応 |
※料金は2026年2月時点の公式サイト等に基づく参考値です。キャンペーン・割引適用の有無で変動します。最新の正確な料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。
初期費用と工事費
10ギガプランへの移行には、多くの場合で回線工事が必要です。一般的な工事費は16,500円〜22,000円程度ですが、多くの事業者が「工事費実質無料キャンペーン」(分割割引で相殺)を実施しています。ただし、途中解約時に工事費残債が一括請求されるケースがあるため、最低利用期間と解約条件は事前に確認しましょう。
契約事務手数料は各社おおむね880円〜3,300円の範囲です。NURO光10ギガの場合は工事費49,500円が実質無料になるキャンペーンに加え、事務手数料無料、最大65,000円のキャッシュバック、最大2か月無料といった特典が用意されています(2026年2月時点)。
「月額差」をどう考えるか
1ギガから10ギガへの月額差は、概ね500〜1,200円程度です。年間に換算すると6,000〜14,400円の差額となります。この追加コストに対して「自分の利用環境で実測値がどれだけ向上するか」を天秤にかけることが、費用対効果を判断するうえでの基本的な考え方です。



月あたりワンコインの差で速度が3〜4倍になるなら、コスパは悪くないかも…。あとはエリアと機器だな。
提供エリアの確認は最優先



10ギガプランを選ぶ以前に、そもそも自宅が提供エリア内かどうかの確認が必須です。ここを最初にチェックしましょう。
フレッツ光クロスの場合、NTT東日本・西日本ともにエリアを継続的に拡大しています。NTT西日本は2026年1月26日に追加エリアの提供を開始し、同年3月16日には石川県珠洲市の一部でもサービスを開始予定と発表しました。NTT東日本も2025年12月時点でエリア拡大を案内しています。
NURO光の10ギガプランは、北海道・東北(宮城)・関東・東海・関西・九州の一部で提供されていますが、フレッツ系と比べると対象地域は限定的です。auひかりの10ギガ・5ギガプランは、主に関東圏の一部で提供されています。
フレッツ光クロス(NTT東西):全国で最もエリアが広い。東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・愛知等の主要都市を中心に、北陸・沖縄方面にも拡大中。
ドコモ光 10G / ソフトバンク光 10G / GMOとくとくBB光 10G:フレッツ光クロスと同一インフラのため、提供エリアも原則同一。
NURO光 10G:北海道・宮城・関東・東海・関西・九州の一部。フレッツ系より限定的。
auひかり 10G / 5G:主に関東圏の一部。
BB.excite光 10G:フレッツ光クロスと同一インフラ。
エリア確認の方法は簡単です。各サービスの公式サイトにアクセスし、住所または郵便番号を入力するだけで判定できます。10ギガプランの検討は、まずここから始めてください。
10ギガ回線を活かすために必要な機器



10ギガ回線を契約しても、宅内のネットワーク機器が対応していなければ実力を発揮できません。ここでは必要な機器とその目安コストを整理します。
Wi-Fiルーター
10Gbps対応のWAN(インターネット側)ポートを備えたルーターが必要です。2026年現在、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応のルーターが主流になりつつあり、Buffalo・NEC Atermなどの国内メーカーから10G WAN対応モデルが複数発売されています。価格帯は15,000円〜40,000円程度が中心です。
NURO光の10ギガプランでは、10G対応ONUが無料でレンタル提供されるため、ルーターを別途用意する必要がない点が大きなアドバンテージです。一方、フレッツ光クロスの場合はONU(回線終端装置)は提供されますが、ルーターは自分で用意する必要があります。
LANケーブル
10Gbpsの通信を通すには、カテゴリ6A(Cat6A)以上のLANケーブルが推奨されます。Cat5eでは1Gbpsまでしか対応しないため、宅内の配線を見直す必要があるかもしれません。Cat6AケーブルはAmazonや家電量販店で1本500〜1,500円程度で購入できます。
PCのネットワークインターフェース(NIC)
有線接続で10Gbpsの速度をフルに活かすには、PCに10GbE対応のNIC(ネットワークカード)が搭載されている必要があります。最近のゲーミングPCやハイエンドデスクトップには2.5GbEポートが標準搭載されるケースが増えていますが、10GbE対応のポートはまだ限定的です。USB接続の2.5GbEアダプターは3,000〜5,000円程度で入手でき、これだけでも1ギガを超える実効速度を得られる場合があります。
Wi-Fi利用が中心の方へ
Wi-Fi接続がメインの場合、Wi-Fi 7対応のルーターと端末の組み合わせであっても、無線の実効速度は有線ほどには到達しません。しかし、10ギガ回線+Wi-Fi 7ルーターの組み合わせでは、複数端末で同時接続した際のトータルスループットが大幅に向上するため、家族全員が快適に使える環境を構築しやすくなります。
Wi-Fiルーター(10G WAN対応・Wi-Fi 7):15,000〜40,000円
LANケーブル(Cat6A以上):500〜1,500円/本
2.5GbE USBアダプター:3,000〜5,000円(PC有線で速度を上げたい場合)
10GbE NIC(PCIeカード):8,000〜15,000円(最大速度を追求する場合)
※NURO光10ギガなら10G対応ONU無料レンタルのため、ルーター費用を節約できます。
あなたはどのタイプ?用途別おすすめ判断チャート



ここまでの情報をふまえて、あなたに合ったプランを簡単に判断できるチャートを用意しました。Yes/Noで進めてみてください。
→ Yes → Q2へ進む
→ No → 1ギガで十分なケースが多いです
→ Yes → 10ギガを強く推奨
→ No → Q3へ進む
→ Yes → 10ギガ推奨(Ping値の安定化が期待できるため)
→ No → Q4へ進む
→ Yes → 10ギガ推奨
→ No → 1ギガで問題なし
読者タイプ別おすすめアクション
すでに10ギガが必要と判断している方は、スマホのキャリアに合わせた光回線を選ぶのが最もお得です。ドコモユーザーならドコモ光 10G、SoftBankユーザーならソフトバンク光 10G、au/UQユーザーならauひかり 10Gがセット割適用で実質月額を最小化できます。キャリアを問わず安さを重視するならGMOとくとくBB光 10GやBB.excite光 10Gも有力な選択肢です。
スマホキャリア別おすすめ10ギガ光回線



10ギガ対応の光回線はたくさんありますが、スマホとのセット割を活用するのが月額を最も抑えるコツです。キャリア別に最適な選択肢を紹介します。
ドコモユーザー → ドコモ光 10ギガ
- ドコモのスマホを家族で使っている
- dポイントを貯めている・活用している
- NTT系の広いエリアで10ギガを使いたい
ドコモ光 10ギガは、ドコモスマホとのセット割(最大1,100円/月割引×家族人数分)が最大の魅力です。NTT東西のフレッツ光クロスと同一インフラを利用するため、10ギガのエリアカバー範囲が広い点もメリットです。MMD研究所の調査でドコモ光契約者の26.5%が10Gbpsプランを選択しており、ユーザーの支持を集めています。
SoftBankユーザー → ソフトバンク光 10ギガ
- SoftBank / Y!mobileのスマホを使っている
- 他社からの乗り換えで違約金を負担してほしい
- NTT系エリアで10ギガを使いたい
ソフトバンク光 10ギガは、おうち割 光セット(最大1,100円/月割引×家族人数分)でSoftBank / Y!mobileユーザーにお得です。他社違約金・撤去工事費を最大10万円まで負担するキャンペーンも実施しており、乗り換えハードルが低い点が特長です。
au / UQ mobileユーザー → auひかり 10ギガ
- au / UQ mobileのスマホを使っている
- 関東圏にお住まいで独自回線の速度を求める
- 高額キャッシュバックを狙いたい
auひかりはNTT系とは異なる独自回線を使用しており、混雑に強いのが特徴です。10ギガプランは主に関東圏で提供されています。auスマートバリュー(最大1,100円/月割引×家族人数分)に加え、GMOとくとくBB経由で高額キャッシュバックを受けられます。
キャリアを問わず最安を狙う → NURO光 10ギガ / GMOとくとくBB光 10ギガ
NURO光 10ギガ
月額:5,700円(3年契約)
ONU:10G対応を無料レンタル
CB:最大65,000円
GMOとくとくBB光 10ギガ
月額:5,940円
ルーター:別途必要
CB:サイト限定特典あり
スマホキャリアのセット割を使わない場合、NURO光 10ギガ(月額5,700円)が10ギガプランの中で最安級です。10G対応ONUの無料レンタル、最大65,000円キャッシュバック、工事費実質無料、他社解約金最大60,000円還元と特典も豊富です。ただし提供エリアがフレッツ系より限定的な点は確認が必要です。
NURO光がエリア外の場合は、GMOとくとくBB光 10ギガ(月額5,940円)がフレッツ光クロスと同じ広いエリアで利用でき、かつ光コラボ系の中で最安級の料金設定です。
その他の注目10ギガ対応光回線
BB.excite光 10G:初期費用・工事費なしプランあり。実質4,000円台〜で10ギガが使える光コラボ系。フレッツ光クロスと同一エリア。
おてがる光 10ギガ:月額5,830円。契約期間の縛りなしで10ギガを使いたい方に向いています。
BIGLOBE光 10ギガ:月額6,270円。au/UQセット割対応。BIGLOBEの実測比較レポートが有名。
So-net光:NTTコラボ系の安定した光回線。キャンペーン次第でお得に。
1ギガ→10ギガへの乗り換え手順と注意点



10ギガに決めた方のために、乗り換えの具体的なステップと、見落としがちな注意点をまとめます。
乗り換えの基本5ステップ
公式サイトで10ギガプランの提供エリアに自宅が含まれているか確認します。住所または郵便番号を入力するだけで判定可能です。
利用中の回線の契約期間、更新月、違約金の有無を確認します。My docomoやMy SoftBankなどのマイページ、または電話窓口で確認可能です。
希望するサービスの公式サイトまたは正規代理店から申し込みます。Web申し込み限定のキャッシュバック特典があるサービスが多いため、申し込み経路は重要です。
開通工事の日程を調整します。通常、申し込みから開通まで2〜4週間程度ですが、繁忙期(3〜4月)は1か月以上かかる場合があります。
新回線が開通し、正常に動作することを確認してから旧回線の解約手続きを行います。先に解約するとネットが使えない空白期間が生じるので注意しましょう。
乗り換え時の5つの注意点
- 注意1:プロバイダメールの消失
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旧回線のプロバイダを解約すると、そのプロバイダが提供していたメールアドレスが使えなくなります。メールアドレスを残したい場合は「メールアドレス残し」プラン(月額200〜300円程度)を用意しているプロバイダもありますので事前に確認してください。
- 注意2:固定電話番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)
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光電話を利用している場合、乗り換え先でも同じ電話番号を使えるかどうかは「番号の発番元」によります。NTTアナログ電話時代に取得した番号であれば引き継げるケースが多いですが、光回線契約時に新規発番された番号は引き継げない場合があります。
- 注意3:マンション・集合住宅の制限
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マンションの場合、建物の共有設備が10ギガに対応していなければ利用できません。管理組合やオーナーへの確認が必要です。
- 注意4:工事費残債と違約金の確認
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現在の回線を途中解約する場合、工事費の分割残債や更新月以外の違約金が発生する可能性があります。乗り換え先の「違約金還元キャンペーン」で補填できるケースもありますので、キャンペーン内容と照らし合わせて計算しましょう。
- 注意5:宅内機器の準備
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前述のとおり、10ギガ対応のルーター・LANケーブル・NICが必要です。開通日までに機器を揃えておかないと、せっかくの10ギガ回線を活かしきれません。
10ギガが不要と判断した方へ|おすすめの1ギガ光回線



10ギガが不要と判断された方も、せっかくなら今の回線よりお得な1ギガプランに乗り換えるチャンスかもしれません。
1ギガプランでもスマホセット割や高額キャッシュバックを活用すれば、現在の月額を大幅に下げられる可能性があります。主要なおすすめ1ギガ光回線は以下のとおりです。
- ドコモ光(1ギガ・月額5,720円):ドコモスマホユーザーはセット割で最安。NTT東西エリアの広さも安心。
- ソフトバンク光(1ギガ・月額5,720円):SoftBank / Y!mobileユーザーにおうち割 光セットが適用。
- GMOとくとくBB光(1ギガ・月額4,818円):キャリアを問わず安い。縛りなしで気軽に契約可能。
- BIGLOBE光(1ギガ・月額5,478円):au/UQセット割対応。キャッシュバックも充実。
- So-net光:安定したNTTコラボ回線。キャンペーン次第でお得に契約可能。
光回線がエリア外・工事不可の場合の代替手段



「エリア外だった…」「マンションの都合で工事ができない…」という方も諦めないでください。ホームルーター(置くだけWi-Fi)という選択肢があります。
光回線の工事ができない場合、5G対応のホームルーターなら工事不要・コンセントに挿すだけで高速インターネットが使えます。実測で100〜300Mbps程度の速度が出るため、一般的な動画視聴やWebブラウジングは快適にこなせます。
- ドコモ home 5G:ドコモの5G/4Gエリアで使えるホームルーター。ドコモスマホセット割対応。
- GMOとくとくBB ホームWi-Fi:WiMAX回線ベースのホームルーター。月額料金が安く、確定率も高い人気サービス。
- BIGLOBE WiMAX +5G:5G対応WiMAXホームルーター。BIGLOBE経由のお得なプラン。
よくある質問(FAQ)
- 10ギガプランにすると、本当に体感速度は変わりますか?
-
1人暮らしでWebブラウジングと動画視聴が中心の方は、正直なところ体感差が小さい場合もあります。一方、複数端末での同時利用が多い家庭や、大容量データの送受信を行う方は、明確に快適さの向上を感じるケースが多いです。
- 10ギガ回線にしたのに速度が出ません。なぜですか?
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宅内機器がボトルネックになっている可能性が高いです。ルーターが10Gbps非対応、LANケーブルがCat5e以下、PCのNICが1GbE止まり、のいずれかに該当していないか確認してください。また、Wi-Fi接続の場合はルーターとの距離・障害物の影響も大きいため、可能な限り有線接続でテストすることをおすすめします。
- 「光コラボ」の10ギガプランとフレッツ光クロスは何が違うのですか?
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ドコモ光10ギガ・ソフトバンク光10ギガなどの「光コラボ10ギガプラン」は、回線インフラとしてはフレッツ光クロスと同じNTT東西の設備を利用しています。違いは「プロバイダとセットかどうか」「スマホセット割の有無」「月額料金体系」「サポート窓口」です。回線品質そのものに大きな差はありません。
- マンションでも10ギガは使えますか?
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マンションの共有部分の設備が10ギガに対応している必要があります。フレッツ光クロスはマンションでも契約可能なケースがありますが、建物によっては戸建てプランとしての個別引き込みが必要になることもあります。まずはエリア検索で住所を入力し、対応可否を確認してください。
- 2026年3月の25Gbpsプラン(フレッツ 光25G)を待ったほうがいいですか?
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フレッツ 光25Gは月額27,500円(税込)、提供エリアは東京都中央区の一部のみ、家庭用25G対応ルーターは市販されておらず業務用機器(30万〜50万円以上)が必要と、一般家庭向けのサービスではありません。一般の方は10ギガプランで十分すぎるほどの速度を得られますので、25Gを待つ必要はないでしょう。
- 今1ギガで不満がないのですが、それでも10ギガにすべきですか?
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現在の環境に不満がなければ、無理に乗り換える必要はありません。ただし、今後4K/8Kコンテンツの普及やスマートホームデバイスの増加に伴い、必要帯域は年々増加傾向にあります。次に回線契約を見直すタイミング(更新月や引っ越し時)で10ギガを検討するのは合理的な選択です。
- 乗り換え費用は実質ゼロにできますか?
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多くのサービスが工事費実質無料キャンペーン、高額キャッシュバック、他社違約金還元といった特典を用意しています。たとえばNURO光10ギガでは最大65,000円のキャッシュバック+工事費実質無料+他社解約金最大60,000円還元が提供されています(2026年2月時点)。うまく活用すれば、初期費用をほぼゼロに抑えることも可能です。
まとめ|1ギガと10ギガ、後悔しない選び方



最後に、この記事のポイントを整理します。
10Gbps光回線は「一部のマニア向け」から「一般家庭の選択肢」へ。契約者数は111.7万件を突破し、ドコモ光では4人に1人以上が10ギガを契約しています。月額差は500〜1,200円、実測速度は3〜4倍。同時接続5台以上・4K動画・ゲーム・リモートワークのいずれかに該当するなら10ギガを推奨。不要な方は1ギガでもセット割を活用して月額を最適化しましょう。
- エリア確認が最優先:10ギガ検討はまずエリア確認から。フレッツ光クロス系が最もエリアが広い。
- スマホセット割で選ぶ:ドコモ→ドコモ光、SoftBank→ソフトバンク光、au→auひかり。キャリア不問ならNURO光かGMOとくとくBB光。
- 宅内機器も忘れずに:10G対応ルーター・Cat6Aケーブル・対応NICを揃えて初めて本来の速度が出る。
- キャンペーンを最大活用:工事費実質無料、キャッシュバック、違約金還元で初期コストを最小化。
【2026年2月最新】各社キャンペーン実施中
10ギガ光回線の普及に伴い、各社のキャッシュバック・割引キャンペーンが充実しています。お得に乗り換えるなら今がチャンスです。
10ギガを選ぶならここから
1ギガで十分な方はこちら
工事不可・エリア外の方はこちら
※本記事の料金・キャンペーン情報は2026年2月時点の公式サイト等に基づく参考値です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※実測値はみんなのネット回線速度(minsoku.net)、BIGLOBE光モニター検証レポート等のデータを参照しています。
※10Gbps契約者数データ:MM総研「FTTH市場調査(2025年度上期)」
※10Gbps契約率データ:MMD研究所「2025年通信4キャリアの光回線サービスに関する調査」









