工事なしで使えるSoftBank AirとWiMAX、申し込む直前で「結局どっちが得なの?」と迷っていませんか。どちらもコンセントに挿すだけ(WiMAXは持ち運びも可)で使えますが、料金・速度・契約の縛り・スマホのセット割の相性がかなり違います。
結論を先に言うと、ソフトバンク/ワイモバイルのスマホを使っていて自宅据え置きで使うならSoftBank Air、au/UQ mobileユーザーや「持ち運びもしたい・縛られたくない」ならWiMAXが有力です。この記事では両社の公式情報をもとに、料金・速度・エリア・3年総額を同じ条件で比較し、あなたがどちらを選ぶべきかまではっきりさせます。
使っているスマホと「持ち運ぶか」で決まります。
SB/ワイモバイル×据え置きならAir、au/UQや持ち運び・縛りなし重視ならWiMAX。
- SoftBank・ワイモバイルのスマホなら「おうち割」が効くAirが有利
- au・UQ mobileのスマホなら「セット割」が効くWiMAXが有利
- 外に持ち出したい・すぐ解約するかもならWiMAX(契約縛りなし)
両社とも値上げが予定されています。SoftBank Airは2026年12月に月額+330円、BIGLOBE WiMAXは2026年10月に月額+330円です(いずれも公式発表)。総額はこの改定を前提に見てください。
SB/ワイモバイルのスマホをお使いの方は、Airの現在の料金・キャンペーンを確認できます。
SoftBank Airの最新条件を確認SoftBank AirとWiMAXの違い早見表
まず両サービスの主な違いを一覧にします。金額はすべて税込、比較したのはSoftBank Air(Airターミナル6)とBIGLOBE WiMAX +5G(ギガ放題プラスS)です。BIGLOBEを代表例にしたのは、契約縛りがなく料金体系がシンプルで比較しやすいためです。
| 比較項目 | SoftBank Air | WiMAX(BIGLOBE +5G) |
|---|---|---|
| タイプ | 据え置き専用(ホームルーター) | 据え置き/持ち運び両対応 |
| 回線 | ソフトバンク 5G/4G | au・UQ(WiMAX 2+/au 5G/4G) |
| 月額(割引適用時) | 4,950円(24ヶ月目まで) 25ヶ月目〜5,368円 | 3,278円相当(24ヶ月目まで) 25ヶ月目〜4,928円 |
| 端末代(総額) | 95,040円(1,980円×48回) 月月割で実質0円※解約で終了 | 27,720円(770円×36回) |
| 事務手数料 | 4,950円 | 3,300円 |
| データ容量 | 無制限 | 無制限 |
| 下り最大速度 | 2.7Gbps(Airターミナル6) | 4.2Gbps(L13) |
| 契約期間 | 実質2年(端末48回払い連動) | 縛りなし・解除料なし |
| スマホセット割 | SoftBank/ワイモバイル | au/UQ mobile |
| 今後の料金改定 | 2026年12月に+330円 | 2026年10月に+330円 |
最大の違いは3つです。SoftBank Airは据え置き専用で端末が高く(48回払い)、WiMAXは持ち運びもでき端末が安く契約縛りもありません。速度の理論値はWiMAXが上ですが、実際の体感は設置場所や時間帯で変わるため、理論値の差だけで決めない方が無難です。以降で料金・速度・エリアを順に掘り下げます。
WiMAXはBIGLOBE以外にもGMOとくとくBB・Broad・カシモなど多くの提供会社があり、キャンペーンや実質料金が異なります。本記事は縛りなしで条件がわかりやすいBIGLOBEを基準にしています。プロバイダ選びの詳細は、料金・特典を横断比較した専用記事もあわせてご覧ください。
料金で比較:3年総額はどちらが安い?
ホームルーターは月額だけでなく、端末代・事務手数料・キャッシュバックを含めた総額で比べる必要があります。ここが判断のいちばん重要なところです。
月額料金の推移
SoftBank Airは新規申込+Airターミナル6購入のキャンペーンで24ヶ月目まで4,950円、25ヶ月目以降5,368円です(月額基本料5,368円に対する割引適用時)。BIGLOBE WiMAXは月額4,928円に24ヶ月間1,650円相当の値引きが入り、実質3,278円相当、25ヶ月目以降は4,928円です。割引期間中はWiMAXが月あたり約1,600円安い計算になります。
ただし両社とも値上げが予定されています。SoftBank Airは2026年12月1日から一律+330円、BIGLOBE WiMAXは2026年10月1日から一律+330円です(それぞれの公式発表による)。総額を計算するときはこの改定を頭に入れてください。
初期費用と端末代の差
事務手数料はSoftBank Airが4,950円、BIGLOBE WiMAXが3,300円です。端末代の差はさらに大きく、Airターミナル6は95,040円(1,980円×48回)、WiMAXのL13は27,720円(770円×36回)です。
SoftBank Airは月月割(基本料から1,980円×48ヶ月割引)で使い続ければ端末代が実質0円になりますが、途中で解約すると月月割が止まり、残った端末代の残債を一括で支払うことになります。48回払いのため、4年使い切る前に解約すると負担が大きくなる点が最大の注意です。BIGLOBE WiMAXは36回払いで、割引に頼らず端末価格そのものが安いのが特徴です。
WiMAXにはキャッシュバックがある
BIGLOBE WiMAX +5Gは、ルーター+SIM同時申込でクーポンコード「RGZ」を入力すると、翌月に11,500円のキャッシュバックが受け取れます(ギガ放題プラスS対象、公式サイト経由)。受け取りはサービス開始月の翌月から45日以内の手続きが必要で、忘れると無効になるため注意してください。SoftBank Airは公式では乗り換え時の「あんしん乗り換えキャンペーン」(他社違約金・撤去費の還元)が中心で、全員一律の現金還元とは性質が異なります。
割引期間中はWiMAXが月あたり約1,600円安い
SoftBank Air(24ヶ月目まで4,950円)とBIGLOBE WiMAX(同3,278円相当)を同条件で比較した場合です。
ただし逆転する条件
- SoftBank/ワイモバイルの「おうち割」(最大1,100円割引)が使える
- Airを4年(48ヶ月)以上使い切り、月月割を完走できる
- WiMAXのキャッシュバック11,500円の受け取り手続きを忘れてしまう
- 2026年の各料金改定後の金額で再計算する必要がある
金額は割引適用や2026年の料金改定で変わるため、最終的な総額は必ず各公式サイトの最新条件で確認してください。
速度・エリアで比較
下り最大速度はSoftBank Air(Airターミナル6)が2.7Gbps、WiMAX(L13)が4.2Gbpsで、理論値ではWiMAXが上です。ただしこれはベストエフォート(最大値)で、実際の速度は設置場所・時間帯・エリアの5G対応状況で大きく変わります。どちらもモバイル回線を使うため、光回線ほどの安定性はない点は共通です。
回線が異なるのも重要な違いです。SoftBank Airはソフトバンクの5G/4G、WiMAXはauの5G/4GとWiMAX 2+を使います。自宅がどちらの回線に強いかは住所によって変わるため、理論値だけで速い方を決めるのは早計です。両社とも提供エリア・5G対応エリアを住所単位で確認できるので、申し込み前に自宅住所でチェックするのが失敗しないコツです。
速度を重視して数値の裏付けが欲しい場合は、投稿型の実測データ(みんなのネット回線速度など)も参考になりますが、これは利用者の投稿を集計したもので、あなたの環境での速度を保証するものではありません。あくまで傾向の参考としてください。
持ち運びできるのはWiMAXだけ
速度・エリアと並ぶ実用上の差が「持ち運び」です。SoftBank Airは登録住所での据え置き利用が前提で、持ち出して使うことはできません。WiMAXはモバイルルーター(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01など)を選べば、自宅でも外出先でも使えます。「家でも外でも1台で済ませたい」ならWiMAX一択です。逆に完全に自宅据え置きで、SB系スマホのセット割を活かしたいならSoftBank Airが噛み合います。
契約期間・解約のしやすさで比較
「合わなかったらやめたい」人にとって、この差は見逃せません。BIGLOBE WiMAX +5Gは契約解除料なし・最低利用期間なしで、いつ解約しても違約金はかかりません(端末を分割払い中の場合はその残額のみ支払い)。
SoftBank Airは端末を48回払いで購入するため、実質的に長期利用が前提になります。途中解約すると月月割が終了し、端末残債が一括請求される点に加え、契約解除料が発生する場合もあります。短期で試したい・引っ越しや乗り換えの可能性がある人はWiMAXの方が身軽です。なお解約前には、自分の端末残債と契約解除料の有無をMy SoftBankで必ず確認してください。
「違約金0円」でも、端末残債は別に残ることがある
短期解約の可能性がある人ほど、この差が効いてきます。
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端末残債 48回払いの未払い分一括請求
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契約解除料 解除料不要期間以外に解約した場合発生する場合あり
スマホ会社別:あなたに合うのはどっち
ここまでの比較を、いちばん判断に効く「スマホ会社」の軸で整理します。セット割は毎月効く固定割引なので、長く使うほど総額を左右します。
使っているスマホで、有利な方が決まる
セット割が効く組み合わせを選ぶと、月額を最大1,100円下げられます。
SoftBank Airが有力
「おうち割 光セット」でスマホ料金が割引に。据え置きで使うなら噛み合います。
WiMAXが有力
auスマートバリュー/自宅セット割で最大1,100円割引。プラスエリアモードも無料に。
SoftBank Airが向いている人・向かない人
SoftBank Airが向いているのは、SoftBankまたはワイモバイルのスマホを使っていて「おうち割」を活かせる人、完全に自宅据え置きで4年以上長く使う予定の人です。セット割の割引を合算すると、実質的な負担はWiMAXに近づきます。
逆に向かないのは、短期で解約するかもしれない人・端末を持ち運びたい人・SB系以外のスマホを使っている人です。端末が48回払いで高く、途中解約時の残債リスクがあるため、「まず試したい」という使い方には合いません。
WiMAXが向いている人・向かない人
WiMAXが向いているのは、au/UQ mobileユーザー、外でも使いたい人、契約に縛られたくない人、初期費用を抑えたい人です。端末が安く縛りもないため、合わなければすぐ乗り換えられる身軽さがあります。
向かないのは、SoftBank/ワイモバイルのスマホでセット割を最優先したい人です。この場合はSoftBank Airの方が総額で有利になることがあります。また、地下や電波の弱い場所ではau回線が届きにくいこともあるため、エリア確認は必須です。
よくある質問
- SoftBank AirとWiMAX、結局どっちが速いですか?
- 理論値の下り最大速度はWiMAX(L13、4.2Gbps)がSoftBank Air(Airターミナル6、2.7Gbps)を上回ります。ただし実際の速度は設置場所・時間帯・エリアの5G対応状況で大きく変わり、SoftBank Airの方が速く出る住所もあります。どちらもモバイル回線のため、体感は環境次第です。
- WiMAXは家でも外でも使えますか?
- モバイルルーター(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01など)を選べば持ち運んで使えます。ホームルーター(L13)を選べば据え置き専用です。SoftBank Airは登録住所での据え置き利用が前提で、持ち運びはできません。
- SoftBank Airを途中解約すると何がかかりますか?
- 端末を48回払いで購入している場合、残った端末代(残債)が一括請求されます。加えて契約解除料不要期間以外に解約すると解除料が発生する場合があります。解約前にMy SoftBankで残債と満了月を確認してください。
- BIGLOBE WiMAXに契約の縛りはありますか?
- ギガ放題プラスSは契約解除料なし・最低利用期間なしです。いつ解約しても違約金はかかりません(端末を分割払い中の場合はその残額のみ支払いが必要です)。
- 2026年の料金改定はどうなりますか?
- SoftBank Airは2026年12月1日から月額基本料を一律+330円、BIGLOBE WiMAXは2026年10月1日から一律+330円改定すると公式が発表しています。総額を計算するときはこの改定を前提にしてください。最新の金額は各公式サイトでご確認ください。
- ドコモや楽天のスマホでもどちらか選べますか?
- どちらも契約は可能です。ただしSoftBank Airのセット割はSB/ワイモバイル、WiMAXのセット割はau/UQ mobileが対象のため、それ以外のスマホの方はセット割の恩恵がありません。その場合は料金の安さ・持ち運び・縛りなしで選べるWiMAXが検討しやすくなります。
まとめ:あなたはどっちを選ぶべきか
それが一番ムダのない選び方です。

