先に見るのは「1ギガ級で揃えた数字」です。
ただしeo光は関西限定、NURO光はエリア限定。全国で申し込めるのはGameWith光だけです。
光回線の速度ランキングは各サイトにありますが、上位の顔ぶれがサイトごとに違うことに気づいた方も多いはずです。理由は単純で、10ギガ専用プランと1ギガプランを同じ表に混ぜているランキングが多いためです。10Gbpsのプランが1Gbpsのプランより速いのは当たり前で、比較になっていません。
この記事では「みんなのネット回線速度(みんそく)」の実測データを、1ギガ級と10ギガ級に分けて掲載します。そのうえで、ランキングの数字だけでは判断できない部分(提供エリア・プロバイダ差・マンションの配線方式)まで踏み込み、最後に条件別の結論を出します。
光回線の実測速度ランキング【1ギガ級・2026年9月】
まず、1ギガプランが中心の主要サービスだけを抜き出した実測ランキングです。下り・Ping値・上りを同じ画面で確認できます。
数値は「みんなのネット回線速度(みんそく)」に利用者が投稿した測定結果の平均値です。事業者が公表する理論値ではなく、実際に使っている人が測った値の集計である点を押さえておいてください。
1ギガ級の主要サービス実測ランキング

| 光回線サービス | 下り平均 | Ping平均 | 上り平均 |
|---|---|---|---|
| GameWith光 | 987.32Mbps | 15.69ms | 850.56Mbps |
| eo光 | 982.03Mbps | 16.08ms | 898.65Mbps |
| NURO光 | 939.30Mbps | 11.53ms | 771.52Mbps |
| コミュファ光 | 931.31Mbps | 16.55ms | 878.88Mbps |
| メガ・エッグ光 | 871.43Mbps | 26.11ms | 741.32Mbps |
| ピカラ光 | 758.37Mbps | 19.30ms | 672.71Mbps |
| auひかり | 689.54Mbps | 16.58ms | 616.66Mbps |
| BBIQ光 | 686.79Mbps | 24.74ms | 565.02Mbps |
| ビッグローブ光 | 601.75Mbps | 16.93ms | 477.66Mbps |
| GMOとくとくBB光 | 595.03Mbps | 19.39ms | 473.71Mbps |
| ソフトバンク光 | 577.21Mbps | 16.81ms | 483.30Mbps |
| ドコモ光 | 557.54Mbps | 21.96ms | 443.80Mbps |
| 楽天ひかり | 326.21Mbps | 21.76ms | 229.87Mbps |
出所:みんなのネット回線速度(みんそく)の直近3ヶ月の平均値(2026年9月13日確認)。利用者の投稿にもとづく集計値であり、実効速度を保証するものではありません。10ギガ専用サービスは別途「10ギガにすれば解決するのか」で扱っています。
表から読み取れる結論は3つです。下りだけを見ると上位3社の差はごくわずかであること、Ping値ではNURO光が11.53msと明確に低いこと、そして電力系(eo光・コミュファ光)は上りが900Mbps近くまで出ていることです。
つまり「速い回線」は用途で入れ替わります。動画視聴やダウンロード中心なら下り、オンラインゲームならPing値、配信やクラウドへのアップロードが多いなら上りを見るべきです。
判断の基準になる「光回線全体の平均値」
個々のサービスの数値より先に知っておくと役に立つのが、光回線全体の平均です。今お使いの回線が速いのか遅いのかは、この値と比べるのがいちばん早い判断方法になります。
光回線全体の平均値(直近3ヶ月)
- 下り平均628.3Mbps
- 上り平均515.9Mbps
- Ping平均19.2ms
- 集計母数直近3ヶ月で268,454件
出所:みんそく(2026年9月13日確認)。ホームルーターの下り平均は169.4Mbps、携帯キャリアは123.4Mbpsで、光回線とは大きな差があります。
有線接続で測って628Mbpsを大きく下回っている場合は、回線そのものか宅内環境のどちらかにボトルネックがあります。逆に有線で600Mbps前後出ているなら、体感の遅さはWi-Fiや端末側の問題である可能性が高くなります。この切り分けは後半のセクションで詳しく扱います。
速度ランキングをそのまま信じてはいけない3つの理由
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。投稿型の実測データは有用ですが、集計の仕組みを知らずに順位だけ見ると、確実に選択を誤ります。
理由1:上位に10ギガ専用プランが混ざっている
みんそくの光回線ランキングを素直に上から見ると、1位はコミュファ光ゲーミングカスタム(2,289.14Mbps)、3位はenひかりクロス(1,950.56Mbps)です。これらはいずれも10ギガ以上の専用プランで、1ギガプランと同じ土俵にはいません。
1ギガプランの理論上の上限は1,000Mbpsなので、実測1,000Mbps超のサービスが並んでいる時点で、その表は1ギガ検討者の役に立ちません。この記事のランキング表から1,000Mbps超のサービスを外しているのは、そのためです。
理由2:測定件数が数百件のサービスが上位に来る
みんそくのランキング対象は「直近3ヶ月で50名以上が測定した回線」です。裏を返すと、50名分のデータでもランキングに載ります。
実例として、KABU&ひかりは下り1,094.61Mbpsで上位に入っていますが、直近3ヶ月の測定件数は166件です。一方でNURO光は21,125件、ソフトバンク光は24,831件、ドコモ光は58,046件あります。母数が少ないサービスは、たまたま環境の良いユーザーが数人投稿しただけで平均が跳ね上がります。
理由3:同じサービスでもプロバイダで数百Mbps変わる
これがもっとも見落とされやすい点です。auひかりやドコモ光のように複数プロバイダから選ぶサービスでは、サービス全体の平均値と、実際に契約するプロバイダの平均値がまったく違います。
auひかりのプロバイダ別 下り平均(直近3ヶ月・50名以上)
- サービス全体689.54Mbps
- DTI1,269.77Mbps(104件)
- GMOとくとくBB803.43Mbps(407件)
- So-net782.95Mbps(2,916件)
出所:みんそく(2026年9月13日確認)。件数が少ないプロバイダの数値は振れ幅が大きくなります。
ドコモ光も同様で、サービス全体の平均は557.54Mbpsですが、プロバイダ別ではOCNが682.41Mbps(21,578件)と頭ひとつ抜けています。同じ「ドコモ光」を契約しても、申込時に選ぶプロバイダで100Mbps以上変わるということです。
この差がなぜ生まれるのかは、プロバイダで速度は変わるのかを実測データで検証した記事で解説しています。これから申し込む方は、サービス名だけでなく窓口とプロバイダまで見て決めてください。
「独自回線は光コラボの約3倍速い」は今も正しいのかを検証
数年前まで、独自回線と光コラボの実測差は非常に大きく、比較記事では「独自回線は光コラボの約3倍」と書かれることが一般的でした。しかし2026年9月時点のみんそくデータでは、その差は明らかに縮まっています。
光回線全体の下り平均は628.3Mbps。光コラボであるソフトバンク光は577.21Mbps、ドコモ光は557.54Mbps、ビッグローブ光は601.75Mbpsで、いずれも全体平均に近い水準です。IPv6(IPoE)接続が広く普及したことが背景にあると考えられます。
一方で独自回線側も、NURO光939.30Mbps、auひかり689.54Mbpsと数字は伸びています。上位は依然として独自回線と電力系ですが、「光コラボだから遅い」という前提で選択肢を外すのは、現在のデータとは合いません。倍率で語るより、検討中の具体的なサービス名とプロバイダ名で数値を確認するほうが確実です。
条件別・速度で選ぶときの現実的な結論
ここからは申し込みを前提にした話です。数値の上位3社をそのまま推しても意味がないので、読者の条件ごとに候補を1つに絞る形で整理します。
GameWith光
1ギガ級の実測で下り最速クラス。全国で申し込める光コラボとしては例外的な数値が出ています。
- 下り平均987.32Mbps
- 全体平均との差+359Mbps
- 回線種別光コラボ
光コラボはNTTのフレッツ回線を借りて提供されるため、本来は独自回線ほどの数値が出にくい仕組みです。そのなかでGameWith光が下り987.32Mbps、上り850.56Mbpsを記録しているのは、ゲーム用途に絞った設計と混雑対策によるものと考えられます。光回線全体の下り平均628.3Mbpsとの差は約359Mbps(編集部算出)。Ping平均も15.69msで、全体平均の19.2msを下回っています。
向いている人
- 独自回線や電力系がエリア外だった
- FPS・格闘ゲームなど遅延が致命的なゲームをする
- 配信や大容量アップロードが多い
申し込む前に確認
- フレッツ回線を使うため、建物がVDSL方式だと上限100Mbpsに制限されます
- スマホのセット割はありません。ドコモ・au・ソフトバンクユーザーは割引額と比較してください
- 月額・初期費用・契約期間は公式の最新条件をご確認ください
なお、GameWith光を含めた低遅延重視の回線選びは、ゲーマー向けに速度・Ping値で選ぶおすすめ光回線でさらに詳しく比較しています。ゲームタイトル別の要件まで見たい方はこちらへ。
NURO光
下りではGameWith光・eo光にわずかに届きませんが、Ping値では主要サービス中もっとも低い数値を出しているのがNURO光です。応答速度を最優先するなら第一候補になります。
主要サービス中でPing値が最も低く、母数2万件超でこの数値という点に再現性があります。
- Ping平均11.53ms
- 測定件数21,125件
- 回線種別独自回線
前項で触れたとおり、測定件数が少ないサービスの数値は信頼しにくいものです。NURO光は直近3ヶ月だけで21,125件の測定があり、そのうえでPing11.53ms・下り939.30Mbpsという値が出ています。母数が大きいまま上位にいるサービスは限られます。NTT回線を借りずに独自の光ファイバーを使っているため、時間帯による混雑の影響も受けにくい構造です。
向いている人
- オンライン対戦のラグを可能な限り減らしたい
- 提供エリア内で、工事の日程に余裕がある
- ソフトバンク・ワイモバイルのスマホを使っている
申し込む前に確認
- 提供エリアが限定されます。都道府県単位ではなく住所単位で判定してください
- 2026年9月1日にプラン体系と月額基本料金が改定されました。旧プランの情報を参照しないでください
- 宅内・宅外で工事が分かれる場合があり、開通まで時間がかかることがあります
住所単位のエリア判定と、改定後の料金・現在の特典が確認できます。
NURO光の提供エリアと現在の料金を公式で確認するエリア外だった方は、全国対応のGameWith光かGMOとくとくBB光が代替候補になります。
料金改定の内容はソニーネットワークコミュニケーションズの公式リリースで告知されています。既存契約者への影響と乗り換え判断はNURO光の2026年9月値上げ、新プランの中身はNURO光Oneの新プラン比較でそれぞれ解説しています。
開通まで時間がかかる点は、NURO光を選ぶうえで最大の注意点です。すぐにネットが必要な方は、光回線開通までのつなぎWi-Fiも合わせてご覧ください。
GMOとくとくBB光
ここまでの2社は速度を最優先する人向けでした。一方で、楽天モバイルやahamo、povo、LINEMOなどセット割の対象外のスマホを使っている場合、速度だけで選ぶと月額の負担が重くなります。その条件で現実的な選択肢がGMOとくとくBB光です。
速度は光コラボの上位グループ。合わなければ違約金なしで戻せる点が実質的な価値です。
- 下り平均595.03Mbps
- 上り平均473.71Mbps
- 回線種別光コラボ
下り595.03Mbpsは光回線全体の平均628.3Mbpsをやや下回りますが、同じ光コラボのドコモ光557.54Mbps・ソフトバンク光577.21Mbpsより上の水準です。速度で突出しているわけではなく、月額とリスクの低さで選ぶ回線だと理解してください。契約期間の縛りがないため、実測してみて遅ければ乗り換え直せます。
向いている人
- 格安SIM・楽天モバイルでセット割が使えない
- 引っ越しの予定があり長期契約を避けたい
- まず光回線を試してみたい
申し込む前に確認
- 速度で選ぶ回線ではありません。Ping値を重視するなら他社が上です
- キャッシュバックの金額・受取時期・申請条件は時期によって変わります
- フレッツ回線のため、建物の配線方式の影響を受けます
現在の月額・キャッシュバック額と、その受け取り条件が確認できます。
GMOとくとくBB光の料金と特典条件を確認するセット割がない前提での料金比較は、格安SIMユーザー向けのセット割なしで安い光回線の選び方でまとめています。
電力系光回線(eo光・コミュファ光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQ)
ランキングを見てわかるとおり、上位には電力系が集中しています。eo光982.03Mbps、コミュファ光931.31Mbps、メガ・エッグ光871.43Mbps、ピカラ光758.37Mbps、BBIQ光686.79Mbps。いずれも全体平均の628.3Mbpsを上回っています。
上り速度はさらに特徴的で、eo光898.65Mbps、コミュファ光878.88Mbpsと、下りとほぼ同水準です。テレワークでの画面共有、クラウドへのバックアップ、配信といった用途では、この上りの余裕が効いてきます。該当エリアにお住まいなら、他社より先に検討する価値があります。
eo光は1ギガ級の実測で下り982.03Mbps・上り898.65Mbps。関西エリアなら候補から外す理由がほぼありません。提供可否は建物単位で変わるため、まず判定だけ済ませておくと比較が早く終わります。
eo光の提供エリアと月額を公式で確認する公式サイトが新しいタブで開きます。この時点では申し込みになりません。
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている場合
大手キャリアを使っている方は、速度ランキングより先にセット割の総額を計算してください。セット割は家族の回線数だけ毎月効くため、速度差を月額差が上回るケースが少なくありません。
数値で見ると、ドコモ光の下り平均は557.54Mbps、ソフトバンク光は577.21Mbpsで、どちらも全体平均628.3Mbpsを下回っています。これらは速度で選ぶ回線ではありません。セット割という別の理由で選ぶ回線です。速度を少しでも上げたいなら、前述のとおり申込時のプロバイダ選択(ドコモ光ならOCNが682.41Mbps)で差を作るほうが現実的です。
auまたはUQ mobileの方は事情が異なり、対象エリアなら電力系(eo光・コミュファ光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQ)でもセット割が使えるケースがあります。速度とセット割を両立できる可能性があるので、まず電力系のエリア判定から始めてください。エリア外ならauひかりが候補です。
キャリアごとの割引額と対象プランは変更が多いため、組み合わせの判断はスマホキャリア別に最適な光回線を診断するページで最新の条件をご確認ください。各社のキャンペーンを横断で比べたい場合は光回線・WiMAXキャンペーン比較が早いです。
速度が出ないとき、回線を変えても直らないケース
ここまでランキングを見てきましたが、今の回線が遅い原因が回線側にあるとは限りません。宅内側が原因の場合、どれだけ速いサービスに乗り換えても結果は変わらず、工事費と手間だけが増えます。
乗り換えを決める前に、次の3点だけは確認してください。どれか1つでも当てはまるなら、回線変更は後回しにする判断が正解です。
確認1:マンションの配線方式がVDSLになっていないか
集合住宅では、建物内の配線方式によって上限速度が決まります。これは契約するサービスを変えても、建物の設備が変わらない限り改善しません。
集合住宅の配線方式と上限速度
- 光配線方式各戸まで光ファイバー。戸建てと同等の速度が出ます
- LAN配線方式共用部から各戸はLANケーブル。設備次第で上限が変わります
- VDSL方式各戸へは電話線。上限100Mbpsで頭打ちになります
自室の配線方式は、管理会社への確認か、宅内に設置されている終端装置の型番から判別できます。
VDSL方式の建物で「1ギガプランなのに90Mbpsしか出ない」というのは、故障ではなく仕様どおりの動作です。この状態で光コラボ同士を乗り換えても、上限は100Mbpsのまま変わりません。
確認2:ルーターとLANケーブルが回線に追いついているか
LANケーブルには規格があり、古いものを使っていると回線の性能を出し切れません。ケーブル本体に印字されているので、いま一度ご確認ください。
| LANケーブル規格 | 最大速度 | 対応プラン |
|---|---|---|
| CAT5 | 100Mbps | 1ギガでは性能不足 |
| CAT5e | 1Gbps | 1ギガプラン |
| CAT6 | 1Gbps | 1ギガプラン |
| CAT6A以上 | 10Gbps | 10ギガプラン |
Wi-Fiルーター側も同様で、Wi-Fi 5(11ac)以前の機種を使い続けている場合、回線ではなくルーターが上限を作っています。買い替えるか回線ごと変えるかの損得は、Wi-Fiルーター買い替えで回線ごと変えた方が得かを検証した記事で比較しています。
接続方式がIPv4(PPPoE)のままだと、夜間に大きく速度が落ちます。IPv6に切り替えても改善しない場合の原因切り分けは、IPv6なのにWi-Fiが遅い原因とDNS設定の最適解で解説しています。
確認3:有線で測って全体平均と比べる
切り分けの最短ルートは、Wi-Fiではなく有線接続で測ることです。有線で全体平均の628Mbpsに近い値が出ているなら、遅さの原因は回線ではなくWi-Fiか端末側にある可能性が高くなります。有線でも100Mbps前後で頭打ちなら、VDSL方式かLANケーブルの規格を疑ってください。
測定は無料の速度測定サイトで数分で終わります。時間帯を変えて朝・昼・夜の3回測り、スクリーンショットを残しておくと、乗り換え後の比較にも使えます。契約値と実測が合わない場合の対処は、Wi-Fi速度が契約と違う原因と改善策にまとめています。
10ギガにすれば解決するのか
1ギガで満足できない方が次に検討するのが10ギガプランです。実測データを見る限り、速度そのものは確実に上がります。ただし、上がった速度を活かせる環境かどうかは別問題です。
10ギガ級サービスの実測データ一覧を見る
みんそくの直近3ヶ月データ(2026年9月13日確認)から、10ギガ以上のプランを抜き出したものです。いずれも1ギガプランの上限1,000Mbpsを大きく超えています。
コミュファ光ゲーミングカスタム:下り2,289.14Mbps/Ping11.5ms/上り2,355.15Mbps
enひかりクロス:下り1,950.56Mbps/Ping12.87ms/上り1,720.62Mbps
フレッツ光クロス:下り1,769.29Mbps/Ping17.2ms/上り1,625.04Mbps
hi-hoひかり with games:下り1,692.20Mbps/Ping18.13ms/上り1,183.95Mbps
So-net光 10ギガ:下り1,479.10Mbps/Ping16.15ms/上り1,277.05Mbps
BB.excite光:下り1,141.95Mbps/Ping16.96ms/上り1,019.82Mbps
なお、フレッツ光クロスはプロバイダ別でも差が出ており、enひかりブロードバンド2,266.29Mbps、BIGLOBE2,181.61Mbps、GMOとくとくBB2,105.29Mbpsの順です。10ギガでもプロバイダ選択が効くことがわかります。
注意すべきは、10ギガの速度を受け取るには宅内の機器もすべて10ギガ対応でなければならない点です。ルーターが1ギガ対応なら、10ギガプランを契約しても1ギガで頭打ちになります。LANケーブルはCAT6A以上、パソコンやゲーム機側の有線ポートも10ギガ対応が必要です。
加えて、10ギガは1ギガより提供エリアが狭く、月額も上がります。動画視聴やビデオ会議が中心の使い方であれば、1ギガで足りないことはほとんどありません。
どちらを選ぶべきかの具体的な判断基準は光回線は1ギガと10ギガどっちを選ぶべきかの判断基準、10ギガの中で料金を比べたい場合は10ギガ光回線の最安比較をご覧ください。
よくある質問
- 光回線の速度は何Mbps出れば十分ですか?
用途によって変わるため一律の基準はありませんが、判断の物差しとしては光回線全体の平均値が使えます。2026年9月13日時点のみんそくのデータでは、下り628.3Mbps・上り515.9Mbps・Ping19.2msです。有線接続で測ってこの水準に近ければ、回線側に問題がある可能性は低いと考えられます。大きく下回る場合は、配線方式・ルーター・LANケーブルの順に確認してください。
- 速度ランキングの1位を選べば間違いないですか?
そのままでは判断材料になりません。多くのランキングは10ギガ専用プランと1ギガプランを同じ表に混ぜており、条件が揃っていないためです。また、直近3ヶ月で50名以上が測定していればランキングに載る仕組みなので、測定件数が数百件のサービスも上位に入ります。1ギガ級で揃えた数値と、測定件数の両方を見てください。
- 光コラボは独自回線より遅いのでしょうか?
以前ほどの差はありません。2026年9月時点のみんそくデータでは、光コラボのソフトバンク光が577.21Mbps、ビッグローブ光が601.75Mbpsで、全体平均628.3Mbpsに近い水準です。GameWith光のように987.32Mbpsを記録している光コラボもあります。ただし上位グループは依然として独自回線と電力系が中心で、Ping値ではNURO光の11.53msが抜けています。「光コラボだから遅い」ではなく、サービス名とプロバイダ名で個別に確認するのが確実です。
- マンションで速度が出ません。回線を変えれば直りますか?
建物の配線方式がVDSL方式の場合、上限が100Mbpsに制限されるため、光コラボ同士で乗り換えても改善しません。まず管理会社に配線方式を確認してください。光配線方式であれば戸建てと同等の速度が出るので、その場合は宅内のルーターやLANケーブルを疑うことになります。VDSL方式で速度を上げたい場合は、独自回線を新たに引き込めるか、あるいはホームルーターに切り替えるかの検討になります。
- Ping値はどれくらいが理想ですか?
低いほどラグが少なくなりますが、「何ms以下なら快適」という明確な境界はゲームタイトルやサーバーの場所によって変わります。比較の目安としては光回線全体の平均19.2msを基準にしてください。主要サービスではNURO光11.53ms、GameWith光15.69ms、eo光16.08msが平均を下回っています。一方、メガ・エッグ光26.11msやBBIQ光24.74msは下りが速くてもPing値は平均以上です。
- 同じサービスなのに人によって速度が違うのはなぜですか?
主な要因は、申込時に選んだプロバイダ、建物の配線方式、宅内の機器です。たとえばauひかりはサービス全体の平均が689.54Mbpsですが、プロバイダ別ではDTIが1,269.77Mbps、GMOとくとくBBが803.43Mbpsと差があります。ドコモ光も全体557.54Mbpsに対しOCNは682.41Mbpsです。申し込むときはサービス名だけでなく、窓口とプロバイダまで確認してください。
まとめ:数字を見る順番を間違えなければ、選択肢は絞れます
この記事の要点を整理します。1ギガ級で条件を揃えた実測では、下りの上位はGameWith光987.32Mbps・eo光982.03Mbps・NURO光939.30Mbpsでした。Ping値ではNURO光の11.53msが頭ひとつ抜けており、上りでは電力系のeo光898.65Mbps・コミュファ光878.88Mbpsが強い数値を出しています。
そのうえで、ランキングの順位だけでは決められない要素が3つありました。10ギガプランの混在、測定件数の少なさ、そしてプロバイダによる数百Mbps単位の差です。サービス名ではなく「サービス名+プロバイダ+自宅の配線方式」で見るのが、失敗しない選び方になります。
ここを間違えると、工事費だけが増えます。

