最終更新:2026年8月19日|次回見直し予定:月次
「ドコモ光のVDSLが終了する」という案内やニュースを見て、自分のネットが使えなくなるのではと不安になっていませんか。通信業界10年以上の実務経験をもとに公式情報を確認すると、この件は全ドコモ光ユーザーが対象ではありません。対象は特定の建物条件に当てはまる一部の利用者に限られます。また、対象建物での終了はすでに2026年1月31日に実施済みであり、いま重要なのは「自分が対象だったか」「まだ対応が終わっていないなら今どうするか」を切り分けることです。
この記事では、まず自分が移行対象だったかを見分ける方法を示し、対応が済んでいない人が今やるべきこと、光配線方式への切り替えの流れ、工事費の現在の扱い、そして光配線を使えない場合の選択肢までを順に整理します。「うちは対象だったのか、今どう動けばいいのか」をこの記事だけで判断できる状態を目指します。
対象建物は2026年1月末で終了済み、まずは自分が対象だったかを確認
案内(DM等)が届いていない建物や、光配線にできない建物は、今までどおりVDSL/LANで使えます。
- 対象建物は2026年1月31日でVDSL/LANが終了済み(全建物一斉ではない)
- 対象だったかは「ドコモからの案内(DM等)が届いたか」で判断
- まだ光配線に切り替えていない対象者は、早めにドコモ光の窓口へ相談
無料でのタイプ変更工事は、申込期間(〜2026年1月31日)・開通期限(〜2026年7月31日)がいずれも案内済みで、現時点では原則終了しています。工事費の最終的な扱いは必ず窓口で自分のケースを確認してください。
ドコモ光のVDSLは全部終了したわけではない
まず誤解を解いておきます。「ドコモ光のVDSLが終了する」という情報は事実ですが、対象は限定されています。NTTドコモの公式お知らせによれば、対象は「光配線方式の装置(光スプリッタ)」と「VDSL/LAN配線方式の集合装置」が併設されている一部建物でVDSL/LAN配線方式を利用している人です。
ドコモの公式お知らせによれば、対象建物では2026年1月31日までに光配線方式への切り替え工事が完了しなかった場合、VDSL/LAN配線方式のサービスが継続利用できなくなるとされていました。この期限はすでに経過しているため、対象建物のVDSL/LANは原則として終了済みです。ただし対象は光配線装置が併設された建物であるため、切り替え工事を行えば引き続きアクセスサービスを利用できます。
重要なのはここからです。ドコモの公式お知らせによれば、そもそも光配線方式を利用できない建物の人については、引き続きVDSL/LAN方式でドコモ光を利用できると明記されています。つまり「光にできる建物は光へ」「光にできない建物はそのまま」という整理であって、VDSLが一斉に打ち切られたわけではありません。
終了したのは案内が届いた対象建物だけ
自分が移行対象だったか確認する方法
結論から言うと、自分が対象だったかどうかは「ドコモからの案内が届いていたか」で判断するのが最も確実です。対象者にはダイレクトメール等で移行手続きの案内が送られる仕組みになっているためです。
Q1. ドコモから「光配線方式への移行」の案内(DM・書面・メール等)が届いた?
→ Yes → あなたは移行対象だった可能性が高い(Q2へ)
→ No → 現時点で対象案内なし。今までどおりVDSL/LANを利用できている場合は慌てて手続きする必要はない
Q2. 光配線方式への切り替え工事は、すでに完了している?
→ Yes → 対応済み。特に追加の手続きは不要
→ No(まだ・止まっている) → ネットが使えない/使えなくなる前に、早めにドコモ光の窓口へ現状を相談
案内が届いた人は、次に自宅の配線方式を確認します。今VDSL方式かどうかは、契約書類やドコモ光の会員ページ(ドコモ光の契約内容確認)、または壁の差込口にVDSL用モデムがつながっているかで判断できます。判断に迷う場合は、ドコモ光の窓口で契約中の配線方式を確認してください。
- ドコモからの移行案内(DM・メール等)が届いていたか
- 現在の配線方式がVDSL/LAN方式か(契約内容・モデムで確認)
- 建物に光配線方式の設備が入っているか(案内文または管理会社に確認)
- 光配線方式への切り替え工事が完了しているか
案内が届いていない、または配線方式がわからない場合は、自己判断せずドコモ光の公式サポートで確認するのが安全です。本記事の確認時点でも、対象建物の個別判定はドコモ側の設備情報に基づくため、個人での完全な判断は難しいのが実情です。
対象で、まだ切り替えていない人がやること
やることはシンプルで、ドコモ光の窓口に連絡し、光配線方式への移行手続きを進めることです。届いていた案内に申込先・手続き方法が記載されている場合はそれに沿って進めます。ここで判断が必要になるのは「ドコモ光のまま光配線に切り替えるか」「この機会に他社へ乗り換えるか」の2点です。
ドコモのスマホを家族で複数台使っている人は、ドコモ光セット割の恩恵が大きいため、ドコモ光のまま光配線へ切り替えるのが素直な選択です。一方でahamoや格安SIMに移行済みでセット割が効いていない人は、この切り替えを機に料金を見直す価値があります。
ahamoや格安SIMでセット割が効いていない方は、乗り換え先の料金水準を先に見ておくと判断しやすくなります。
GMOとくとくBB光の料金を確認する詳しい損得の考え方は、ahamoに変えたらドコモ光は損になるのかを検証した記事で整理しています。あわせて確認しておくと切り替え判断がぶれません。
光配線方式への切り替え手順
ドコモ光のまま光配線方式へ切り替える場合の流れは、次の4ステップです。所要期間は申込から開通まで数週間程度が目安ですが、工事の混み具合で前後します。
届いた案内やドコモ光の窓口で、今の契約状況・申込方法・費用を確認します。すでに終了期限を過ぎているため、まず現状の扱い(利用可否・工事費)を把握します。
ドコモ光の窓口で移行を申し込みます。申込時に工事日を調整します。集合住宅では管理会社・オーナーの許可が必要なケースもあるため、早めに確認しておくと安心です。
光ファイバーを部屋まで引き込む工事を行います。立ち会いが必要な場合が多いため、在宅できる日を工事日に設定します。既存のVDSLモデムは光配線用の機器に置き換わります。
新しい機器にルーターやONUを接続し、開通を確認します。IPv6(IPoE)対応ルーターを使うと、混雑時間帯の速度が安定しやすくなります。
切り替え工事費の現在の扱い
気になる工事費ですが、光配線方式への移行に伴うタイプ変更工事費は、もともと期間限定で無料とされていました。NTT東日本の公式お知らせによれば、無料の対象は申込受付期間が2024年10月1日〜2026年1月31日、開通期限が2026年7月31日までとされており、いずれの期限もすでに経過しています。そのため、これから新たに申し込む場合の工事費が無料になるかどうかは断定できません。
また、無料の適用にはもともと条件がありました。ドコモの公式お知らせによれば、利用者都合などにより申し込み後の一定期間内に移行が完了しない場合は無料の対象外となり、申し出内容や工事内容によっては無料の対象外、または追加料金が発生する場合があるとされています。つまり、期限内に案内どおり完了させた人が無料の対象だったという構図です。
マンション全体でのVDSL廃止の背景や、移行の期限まわりの整理は、VDSL廃止後にどうするかをまとめた記事でも扱っています。建物側の事情まで含めて知りたい人はあわせてご覧ください。
無料期間は原則終了。今の扱いは窓口で確認が確実
光配線方式が利用できない場合はどうなる
建物の構造上どうしても光配線を通せないケースもあります。その場合でも慌てる必要はありません。ドコモの公式お知らせによれば、光配線方式を利用できないお客さまは、引き続きVDSL/LAN方式でドコモ光を利用できるとされています。
ただし、VDSL方式は速度の上限が低く、在宅ワークや動画配信が増えた家庭では物足りなさを感じる場面もあります。光配線が使えない建物で、それでも速い回線がほしい場合は、工事不要のホームルーターという選択肢が現実的な代替になります。
工事不要の代替を検討するなら対応エリア確認から
ホームルーターは提供エリア外だと速度が出にくいことがあります。住所を入れるだけで対応状況を確認できます。
※エリア確認だけでは契約になりません。
ホームルーターは工事不要で、届いた機器を電源につなぐだけで使えます。光配線が引けない賃貸・集合住宅の代替として現実的ですが、電波状況に速度が左右される点は理解しておく必要があります。この点が、確実な有線速度を求める人には向かない部分です。
ドコモ光を継続するか乗り換えるか
切り替えを機に「そのままドコモ光か、他社か」で迷う人は、判断軸をスマホのセット割で切り分けるとシンプルです。
- ドコモスマホを家族複数台で使っている → セット割が大きいのでドコモ光のまま光配線へ切り替えるのが無難
- ahamo・格安SIMでセット割が効いていない → 月額の安い光回線への乗り換えも選択肢
- 光配線が引けない建物 → 工事不要のホームルーターを代替候補に
乗り換え先を検討する場合、料金水準の目安になるのがGMOインターネットグループが運営するGMOとくとくBB光です。GMOの公式サイト掲載情報では、GMOとくとくBB光の1ギガの月額料金はファミリータイプで税込4,818円、マンションタイプで税込3,773円です(限定特典ページ・2026年8月19日時点)。契約期間の縛りがない点も、切り替えの選択肢として扱いやすい特徴です。
ドコモ光とGMO光アクセスの違いは、スマホの契約状況によって答えが変わります。詳しくはドコモ光とGMO光アクセスの違いを条件別に整理した記事と、スマホ別のおすすめ光回線をまとめた2026年版もあわせて確認してください。
切り替え前によくある不安と確認ポイント
- 今の速度で足りるか不安 → 乗り換え先の実測速度と料金を公式で確認できる
- キャッシュバックの条件が複雑 → 受け取り時期と条件を公式ページで確認できる
- 縛りが気になる → 契約期間・解約条件を公式で確認できる
乗り換えを迷っている方も、まず公式で料金と特典の最新条件だけ見ておくと失敗しにくいです。
GMOとくとくBB光の料金・特典を確認する※料金確認だけでは契約になりません。料金・キャンペーン内容は2026年8月19日時点のものです。
ドコモ光VDSL終了に関するよくある質問
- ドコモ光のVDSLはいつ終了しましたか?
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対象建物では、2026年1月31日までに光配線方式への切り替え工事が完了しなかった場合にVDSL/LAN配線方式のサービスが継続利用できなくなる、とドコモの公式お知らせで案内されていました。この期限はすでに経過しています。全建物一斉の終了ではなく、対象建物に限った話です。
- 案内が届いていなくても対象になりますか?
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対象者にはダイレクトメール等で移行手続きの案内が送られます。案内が届いておらず、今までどおりVDSL/LANを利用できている場合は対象外と考えられますが、不安な場合はドコモ光の窓口で自分の建物が対象か確認するのが確実です。
- 今から光配線方式に切り替える場合、工事費は無料ですか?
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タイプ変更工事費が無料となる申込受付期間(〜2026年1月31日)と開通期限(〜2026年7月31日)は、NTT東日本の公式お知らせによればいずれも経過済みです。これから申し込む場合の工事費が無料になるかは断定できないため、現在の扱いは必ずドコモ光の窓口で確認してください。
- 光配線方式が使えない建物はどうなりますか?
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ドコモの公式お知らせによれば、光配線方式を利用できないお客さまは引き続きVDSL/LAN方式でドコモ光を利用できます。強制的にネットが使えなくなるわけではありません。速度に不満がある場合は、工事不要のホームルーターなどが代替候補になります。
- 対象なのに、まだ切り替えていません。ネットは使えますか?
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対象建物のVDSL/LANは2026年1月31日で終了しています。すでにネットが使えない、または近く使えなくなる可能性があるため、放置せずドコモ光の窓口へ現状と今後の手続き・費用を早めに確認してください。
- 切り替えを機に他社へ乗り換えたほうが良いですか?
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ドコモスマホを家族で複数台使っているならセット割が大きいため、ドコモ光のまま切り替えるのが無難です。ahamoや格安SIMでセット割が効いていない場合は、月額の安い光回線への乗り換えを検討する価値があります。
- VDSLと光配線方式では速度はどれくらい変わりますか?
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VDSL方式は電話回線を使う仕組みで上りの速度が出にくく、光配線方式は各戸まで光ファイバーを引くため理論上は最大1Gbps(理論値)クラスに対応します。実測値は建物や時間帯で変わるため、みんなのネット回線速度(みんそく)などで実際の数値を確認すると目安になります。
まとめ:まず対象だったか確認し、未対応なら早めに窓口へ
ドコモ光のVDSL終了は、対象建物に限った話です。対象建物ではすでに2026年1月31日に終了しているため、やるべきことは、案内が届いていたか確認し、対象で未対応なら早めに光配線方式へ切り替えること、この一点に尽きます。光配線が使えない建物ならVDSL/LANを継続できるため、ネットが突然使えなくなる心配はありません。
あなたの状況別・いま取るべき行動
対象だったか、光配線にできるか、スマホのセット割があるかで動き方が変わります。
終了期限は経過済み。光配線への切り替え手続きと費用の扱いを確認する。
案内が届かず利用継続できているなら慌てなくてよい。
VDSL/LAN継続は可能。速度不満なら工事不要のホームルーターが候補。
迷ったら
まず「案内が届いたか」「今ネットが使えているか」の2点を確認し、対象で未対応ならドコモ光の窓口へ現状を相談するのが最優先です。
次のアクションは3つです。ドコモスマホ中心の家庭はドコモ光とGMO光アクセスの違いで継続の妥当性を確認する。ahamo・格安SIMの人はahamoでドコモ光が損になるかの検証を読む。乗り換え候補を広く見たい人はスマホ別おすすめ光回線2026で自分に合う回線を探してみてください。

