「プロバイダを変えればネットが速くなる」と聞いたことはありませんか?実は、この疑問への答えは単純ではありません。プロバイダの違いで速度が変わるケースもあれば、まったく変わらないケースもあります。この記事では、プロバイダと速度の関係を技術的な視点から解説し、本当に速い回線を選ぶための具体的な方法をお伝えします。
インターネットの速度に不満を感じている方の中には、「プロバイダを変えれば改善するのでは?」と考える方も多いでしょう。結論から言えば、プロバイダの変更だけで速度が劇的に改善するケースは限定的です。しかし、IPv6対応や回線自体の見直しによって、大幅な速度向上を実現できる可能性があります。
この記事を読めば、プロバイダと速度の正しい関係を理解したうえで、あなたに最適な高速回線を選べるようになります。実測データに基づいた比較ランキングや、速度改善のための具体的な対策も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
プロバイダで速度は変わる?結論と理由を解説
「プロバイダによって速度が変わるのか」という疑問に対する答えは、「条件によっては変わる」です。ただし、多くの方が誤解しているポイントがあります。プロバイダの役割と、速度に影響を与える要因を正しく理解することが、最適な回線選びの第一歩です。
プロバイダの役割とは?回線事業者との違い
まず、「プロバイダ」と「回線事業者」の違いを明確にしておきましょう。この2つは混同されやすいのですが、役割がまったく異なります。
回線事業者は、光ファイバーケーブルなどの物理的な通信回線を提供する会社です。NTT東日本・NTT西日本、KDDI、ソニーネットワークコミュニケーションズ(NURO光)などが該当します。プロバイダ(ISP:インターネットサービスプロバイダ)は、その回線をインターネットに接続するための「接続サービス」を提供する会社です。OCN、BIGLOBE、So-net、GMOとくとくBBなどが代表的です。
つまり、「回線」は道路、「プロバイダ」は道路への入口(インターチェンジ)のようなものとイメージしてください。どんなに広い道路があっても、入口が混雑していればスムーズに走れません。
最大速度はプロバイダでは変わらない
重要なポイントとして、光回線の「最大速度(理論値)」はプロバイダによって変わりません。最大速度は回線事業者が提供する回線の規格で決まるからです。
たとえば、フレッツ光(最大1Gbps)を利用している場合、どのプロバイダを選んでも最大速度は1Gbpsのままです。OCNでもBIGLOBEでも、契約上の最大速度に違いはありません。
しかし、「実測速度」はプロバイダによって差が出ることがあります。これは、プロバイダごとに設備の処理能力や利用者数が異なるためです。同じフレッツ光を使っていても、プロバイダAでは平均300Mbps、プロバイダBでは平均150Mbpsといった差が生じる可能性があります。
プロバイダで実測速度に差が出る3つの理由
プロバイダによって実測速度に差が生じる主な理由は、以下の3つです。
理由1:設備の処理能力の違いとして、プロバイダが保有するサーバーや「網終端装置」の処理能力に差があります。利用者のデータはプロバイダの設備を経由してインターネットに接続されるため、この設備の性能が低いと「ボトルネック」となり、速度低下を招きます。
理由2:利用者数と混雑状況に関しては、人気のあるプロバイダほど利用者が多く、設備が混雑しやすくなります。特に夜間や休日など、インターネット利用が集中する時間帯に速度低下が顕著になることがあります。
理由3:通信方式の違い(PPPoE vs IPoE)として、従来のPPPoE方式は「網終端装置」を通過する必要があり、この装置が混雑のボトルネックになりがちです。一方、IPoE方式(IPv6)は網終端装置を経由しないため、混雑を回避して高速通信が可能になります。IPv6(IPoE)に対応しているかどうかは、プロバイダによって異なります。

プロバイダを変えるだけで速度が改善するケースは、主に「混雑の少ないプロバイダに変更する」か「IPv6対応プロバイダに変更する」場合です。
IPv6(IPoE)対応が速度改善のカギ
プロバイダ選びで最も重視すべきポイントが「IPv6(IPoE)対応」です。この技術を理解することで、なぜ同じ回線でも速度に差が出るのかが明確になります。
IPv6とIPv4の違いをわかりやすく解説
「IPv6」と「IPv4」は、インターネット通信で使われる「IPアドレス」の規格です。IPv4は1980年代から使われている従来の規格で、約43億個のIPアドレスしか割り当てられません。インターネットの普及により、このアドレスが世界的に枯渇しつつあります。
一方、IPv6は次世代の規格で、事実上無限(約340澗=340兆×1兆×1兆個)のIPアドレスを持ちます。これにより、すべてのデバイスに固有のアドレスを割り当てることが可能になりました。
ただし、速度に影響するのは「IPv6」という規格自体ではなく、IPv6で使える「IPoE方式」という接続方法です。IPoEはPPPoEと違い、混雑しやすい「網終端装置」を経由せずにインターネットに接続できるため、高速通信を実現します。
PPPoE方式が遅くなる仕組み
従来のPPPoE方式では、インターネットに接続する際に「網終端装置(NTE)」を必ず通過します。この装置はプロバイダとNTTの回線を接続するポイントですが、処理能力に限界があります。
夜間や休日など、多くの人がインターネットを利用する時間帯になると、この網終端装置に大量のデータが集中します。高速道路の料金所のように、ここがボトルネックとなって渋滞(速度低下)が発生するのです。
IPoE方式(v6プラスなど)で速くなる理由
IPoE方式は、混雑しやすい網終端装置を迂回してインターネットに接続します。NTTの「NGN(次世代ネットワーク)」という大容量のネットワークを経由するため、時間帯に関係なく安定した高速通信が可能です。
「v6プラス」「transix」「IPv6高速ハイブリッド」「OCNバーチャルコネクト」などは、すべてIPoE方式を活用したサービスの名称です。名前は異なりますが、基本的な仕組みは同じで、これらに対応しているプロバイダを選ぶことが速度改善の近道です。
注意点:IPoE方式を利用するには、対応するWi-Fiルーターが必要です。プロバイダによっては対応ルーターを無料レンタルしている場合もあるため、契約時に確認しましょう。
【実測データ】光回線・プロバイダ速度ランキング
ここからは、実際の利用者が測定した速度データを基に、光回線・プロバイダの速度をランキング形式で紹介します。データは「みんなのネット回線速度(みんそく)」を参考にしています。
光回線全体の速度ランキング
まずは、光回線全体での速度ランキングを確認しましょう。独自回線(NURO光、auひかりなど)と光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)では、大きな差があることがわかります。
| 順位 | 光回線 | 平均下り速度 | 平均上り速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | NURO光 | 約650Mbps | 約650Mbps | 約11ms |
| 2位 | auひかり | 約530Mbps | 約540Mbps | 約14ms |
| 3位 | eo光(関西) | 約780Mbps | 約680Mbps | 約15ms |
| 4位 | コミュファ光(東海) | 約770Mbps | 約680Mbps | 約14ms |
| 5位 | ドコモ光 | 約270Mbps | 約310Mbps | 約19ms |
| 6位 | ソフトバンク光 | 約300Mbps | 約350Mbps | 約16ms |
| 7位 | フレッツ光ネクスト | 約270Mbps | 約270Mbps | 約20ms |
独自回線(NURO光、auひかり、eo光、コミュファ光など)は、NTT回線を使う光コラボよりも平均速度が速い傾向にあります。これは、独自回線は利用者が限定されるため混雑しにくいことが理由です。
ドコモ光のプロバイダ別速度比較
ドコモ光は複数のプロバイダから選べる光コラボです。同じドコモ光でも、プロバイダによって実測速度に差があります。
| 順位 | プロバイダ | 平均下り速度 | IPv6対応 |
|---|---|---|---|
| 1位 | OCN インターネット | 約560Mbps | ○(OCNバーチャルコネクト) |
| 2位 | ASAHIネット | 約530Mbps | ○(v6コネクト) |
| 3位 | ドコモnet | 約500Mbps | ○(v6プラス) |
| 4位 | GMOとくとくBB | 約280Mbps | ○(v6プラス) |
| 5位 | BIGLOBE | 約260Mbps | ○(IPv6オプション) |
ドコモ光でプロバイダを選ぶ際は、必ずIPv6(IPoE)に対応しているプロバイダを選びましょう。特に「OCN インターネット」は実測速度が高く、ドコモ光の中では最もおすすめです。
フレッツ光のプロバイダ別速度比較
フレッツ光も複数のプロバイダに対応しています。フレッツ光ネクスト(1ギガプラン)の場合のプロバイダ別速度を紹介します。
| 順位 | プロバイダ | 平均下り速度 | IPv6対応 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ドコモnet | 約470Mbps | ○ |
| 2位 | かもめインターネット | 約460Mbps | ○ |
| 3位 | BIGLOBE | 約450Mbps | ○ |
| 4位 | ASAHIネット | 約430Mbps | ○ |
| 5位 | GMOとくとくBB | 約420Mbps | ○ |



フレッツ光を契約中で速度に不満がある場合は、IPv6対応のプロバイダへの変更を検討しましょう。プロバイダだけの変更なら、回線工事なしで手続きが可能です。
速度重視で選ぶおすすめ光回線5選
実測データと各サービスの特徴を踏まえ、速度を重視する方におすすめの光回線を5つ厳選しました。それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。
【第1位】NURO光|最大2Gbpsの超高速回線
速度を最重視するなら、NURO光が最もおすすめです。一般的な光回線の最大速度が1Gbpsなのに対し、NURO光は標準プランで最大2Gbps(理論値)を実現しています。
月額料金:戸建て5,200円/マンション2,090〜2,750円
最大速度:下り2Gbps/上り1Gbps(理論値)
平均速度:下り約650Mbps(実測)
スマホセット割:ソフトバンク、NUROモバイル
キャッシュバック:最大85,000円(公式特設サイト)
- 実測速度が光回線トップクラス
- 月額料金がプロバイダ込みでお得
- 高性能ONU(ルーター機能内蔵)を無料提供
- 工事費が実質無料になるキャンペーン実施中
- 提供エリアが限定的(北海道、関東、東海、関西、中国、九州の一部)
- 開通工事が2回必要で時間がかかることがある
【第2位】auひかり|独自回線で安定高速
NURO光のエリア外にお住まいの方には、auひかりがおすすめです。KDDIの独自回線を使用しており、NTT回線と比べて混雑しにくく、安定した速度が期待できます。
月額料金:戸建て5,610円/マンション4,180円
最大速度:1Gbps(理論値)
平均速度:下り約530Mbps(実測)
スマホセット割:au、UQモバイル
キャッシュバック:最大82,000円(GMOとくとくBB経由)
- 独自回線で夜間でも速度が安定
- au・UQモバイルとのセット割で毎月最大1,100円割引
- 高額キャッシュバックキャンペーンが充実
- 関西・東海エリアの戸建てはエリア外
- 解約時に撤去工事費がかかる場合がある
【第3位】ドコモ光|ドコモユーザーに最適
ドコモのスマホを使っている方には、ドコモ光が最適です。光コラボの中では速度・品質ともに安定しており、ドコモとのセット割で毎月の通信費を大幅に節約できます。
月額料金:戸建て5,720円/マンション4,400円
最大速度:1Gbps(理論値)
平均速度:下り約270Mbps(実測)
スマホセット割:ドコモ(最大1,100円/月割引)
キャッシュバック:最大100,000円相当(申込窓口により異なる)
プロバイダ選びのポイント:ドコモ光は複数のプロバイダから選べますが、速度重視なら「OCN インターネット」または「GMOとくとくBB」がおすすめです。どちらもIPv6(IPoE)に標準対応しており、高速通信が可能です。
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別診断ページも参考にしてください。
【第4位】ソフトバンク光|ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向け
ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを使っている方には、ソフトバンク光がおすすめです。IPv6高速ハイブリッド対応で、光コラボの中でも比較的速い実測速度を記録しています。
月額料金:戸建て5,720円/マンション4,180円
最大速度:1Gbps(理論値)
平均速度:下り約300Mbps(実測)
スマホセット割:ソフトバンク、ワイモバイル(最大1,100円/月割引)
キャッシュバック:最大50,000円(代理店経由)
注意点:ソフトバンク光でIPv6高速ハイブリッドを利用するには、「光BBユニット」のレンタル(月額513円)が必要です。これがないとIPv6接続ができないため、速度重視の方は必ずセットで契約しましょう。
【第5位】GMO光アクセス(とくとくBB光)|格安SIMユーザーにおすすめ
格安SIMを使っている方や、スマホセット割が適用されない方には、GMO光アクセス(とくとくBB光)がおすすめです。月額料金が光コラボの中で最安級でありながら、v6プラス対応で速度も安定しています。
月額料金:戸建て4,818円/マンション3,773円
最大速度:1Gbps(理論値)
平均速度:下り約340Mbps(実測)
契約期間:縛りなし(いつ解約しても違約金0円)
キャッシュバック:最大126,000円(公式サイト)
- 月額料金が業界最安級
- v6プラス対応で速度も安定
- 契約期間の縛りがない
- 高性能Wi-Fiルーターが無料でもらえる
格安SIMをお使いでセット割が適用されない方向けの最安回線比較は、こちらの比較ページも参考にしてください。
速度で選ぶ光回線比較表
ここまで紹介した5つの光回線を、一覧表で比較してみましょう。料金、速度、特徴を総合的に見て、ご自身に最適な回線を選んでください。
| 光回線 | 月額料金(戸建て) | 平均下り速度 | キャッシュバック | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| NURO光 | 5,200円 | 約650Mbps | 最大85,000円 | ★★★★★ |
| auひかり | 5,610円 | 約530Mbps | 最大82,000円 | ★★★★★ |
| ドコモ光 | 5,720円 | 約270Mbps | 最大100,000円相当 | ★★★★☆ |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 約300Mbps | 最大50,000円 | ★★★★☆ |
| GMO光アクセス | 4,818円 | 約340Mbps | 最大126,000円 | ★★★★☆ |
プロバイダ変更で速度を改善する方法
現在の回線速度に不満がある場合、プロバイダの変更や回線の乗り換えで改善できる可能性があります。状況別の対処法を紹介します。
フレッツ光のプロバイダだけを変更する場合
フレッツ光を契約中で、プロバイダだけを変更したい場合は、以下の手順で進めます。
IPv6(IPoE)対応のプロバイダを選び、公式サイトから申し込みます。
新しいプロバイダから届くID・パスワードをルーターに設定します。IPv6対応ルーターが必要な場合は、あわせて用意しましょう。
新しいプロバイダでの接続を確認したら、旧プロバイダの解約手続きを行います。解約金が発生する場合があるため、契約内容を事前に確認しましょう。
ポイント:プロバイダの変更だけなら、回線工事は不要です。ただし、フレッツ光の場合はプロバイダ料金と回線料金が別々にかかるため、光コラボへの乗り換えを検討した方がトータルで安くなる場合があります。
光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)から乗り換える場合
光コラボ同士の乗り換えは「事業者変更」という手続きで、工事不要で簡単に乗り換えられます。
現在契約中の光コラボ事業者に連絡し、「事業者変更承諾番号」を発行してもらいます。有効期限は15日間です。
乗り換え先の光コラボに申し込み、事業者変更承諾番号を伝えます。
約1〜2週間で自動的に切り替わります。旧事業者の解約手続きは不要で、新しい事業者が代行してくれます。
独自回線(NURO光、auひかり)に乗り換える場合
光コラボからNURO光やauひかりなどの独自回線に乗り換える場合は、新規開通工事が必要です。ただし、独自回線は光コラボよりも大幅に速度が向上する可能性が高いため、速度重視の方には特におすすめです。
多くの独自回線では「他社解約違約金還元キャンペーン」を実施しています。乗り換え時の違約金や工事費残債を補填してもらえる場合があるため、キャンペーン内容を確認したうえで申し込みましょう。
ゲームや配信で速度を重視する方は、低Ping回線の比較ページも参考にしてください。
プロバイダ以外で速度を改善する5つの方法
プロバイダや回線を変更しなくても、速度を改善できる方法があります。まずは以下の対策を試してみてください。
①Wi-Fiルーターを買い替える
古いWi-Fiルーターを使っている場合、ルーターの性能がボトルネックになっている可能性があります。特に5年以上前に購入したルーターは、最新の高速通信規格に対応していないことが多いです。
現在の主流規格は「Wi-Fi 6(802.11ax)」で、最大速度9.6Gbps(理論値)に対応しています。さらに最新の「Wi-Fi 7(802.11be)」対応ルーターも登場しており、最大46Gbps(理論値)という超高速通信が可能です。
選び方のポイント:IPv6(IPoE)対応、Wi-Fi 6以上対応、アンテナ数(ストリーム数)が多いものを選びましょう。価格は5,000円〜20,000円程度が目安です。
②IPv6(IPoE)接続に切り替える
契約中のプロバイダがIPv6(IPoE)に対応しているのに、利用設定をしていない場合があります。プロバイダのマイページや問い合わせ窓口で、IPv6オプションが有効になっているか確認しましょう。
IPv6が有効になっているかは、以下のサイトで確認できます。
test-ipv6.com(外部サイト)
③有線LAN接続を使う
Wi-Fi接続は便利ですが、壁や距離による電波の減衰、他の電子機器との干渉などにより、有線接続よりも速度が低下しがちです。速度を最大限に引き出したい場合は、LANケーブルでの有線接続をおすすめします。
LANケーブルは「CAT6」以上の規格を選びましょう。CAT5eでは1Gbps対応ですが、将来的な拡張性を考えるとCAT6A(10Gbps対応)がおすすめです。
④ルーターの設置場所を見直す
Wi-Fiルーターの設置場所によっても速度は大きく変わります。以下のポイントを参考に、設置場所を見直してみてください。
- 部屋の中央や高い位置に設置する
- 電子レンジやコードレス電話から離す(電波干渉を避ける)
- 水槽や金属製の家具から離す(電波が遮断される)
- 床に直置きせず、棚の上などに設置する
⑤接続端末の設定を確認する
パソコンやスマホ側の設定が原因で速度が低下している場合もあります。以下の点を確認してみてください。
- 5GHz帯のWi-Fiに接続しているか(2.4GHz帯より高速)
- バックグラウンドで大量のアプリが動いていないか
- OSやドライバが最新版に更新されているか
- セキュリティソフトが通信を遅くしていないか
よくある質問(FAQ)
- プロバイダを変えると速度は必ず速くなりますか?
-
必ずしも速くなるとは限りません。プロバイダを変えて速度が改善するのは、主に「混雑の少ないプロバイダに変更する」か「IPv6(IPoE)対応プロバイダに変更する」場合です。すでにIPv6対応のプロバイダを使っている場合は、回線自体を独自回線(NURO光やauひかり)に変更した方が効果的です。
- 一番速いプロバイダはどこですか?
-
実測データでは、独自回線のNURO光やauひかりが最も速い傾向にあります。光コラボの中では、OCN インターネット(ドコモ光)やGMOとくとくBBが比較的速い実測速度を記録しています。ただし、速度は地域や時間帯によって変動するため、「絶対にここが一番速い」とは言い切れません。
- IPv6対応にすれば必ず速くなりますか?
-
IPv6(IPoE)対応にすることで、PPPoE方式の混雑を回避できるため、多くの場合で速度が改善します。ただし、効果の程度は利用環境によって異なります。また、IPv6対応のルーターを使っていることが前提となります。
- 光回線の「最大1Gbps」と実測速度が違うのはなぜ?
-
「最大1Gbps」は理論上の最大値であり、実際の通信では到達しません。実測速度は回線の混雑状況、プロバイダの設備、使用するルーターやLANケーブルの性能、端末の処理能力など、さまざまな要因で変動します。一般的に、実測速度は最大速度の10〜50%程度になることが多いです。
- 夜間に速度が遅くなる原因は?
-
夜間(特に19時〜23時頃)は多くの人がインターネットを利用する時間帯のため、回線やプロバイダの設備が混雑しやすくなります。特にPPPoE方式の場合、「網終端装置」という接続ポイントが混雑のボトルネックになりがちです。IPv6(IPoE)方式に対応したプロバイダやルーターを使うことで、夜間の速度低下を軽減できます。
- プロバイダを変更すると何が変わりますか?
-
プロバイダを変更すると、メールアドレス(プロバイダ提供のもの)が使えなくなります。また、プロバイダによってはIPv6対応の有無、Wi-Fiルーターのレンタルサービス、サポート体制などが異なります。回線自体(フレッツ光など)はそのまま使えるため、回線工事は不要です。
- 速度測定はどのサイトで行えばいいですか?
-
速度測定は複数のサイトで行うことをおすすめします。代表的なサイトとして、「FAST.com(Netflix提供)」「Speedtest by Ookla」「みんなのネット回線速度」があります。測定結果は時間帯や測定サーバーによって変動するため、複数回・複数サイトで測定して平均値を参考にしましょう。
まとめ|プロバイダで速度は変わるが、回線選びがより重要
この記事では、プロバイダと速度の関係について詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
記事のまとめ
①プロバイダで「最大速度」は変わらないが、「実測速度」は差が出ることがある
②速度改善にはIPv6(IPoE)対応が最も効果的
③本格的に速度を上げたいなら、独自回線(NURO光、auひかり)への乗り換えが有効
プロバイダの変更だけで速度が劇的に改善するケースは限定的です。しかし、IPv6対応プロバイダへの変更や、独自回線への乗り換えによって、大幅な速度向上を実現できる可能性があります。
速度を最重視するならNURO光、auユーザーならauひかり、ドコモユーザーならドコモ光(OCN インターネット)、コスパ重視ならGMO光アクセスがおすすめです。ご自身の利用状況や優先したいポイントに合わせて、最適な回線を選んでください。
工事ができない方・すぐにネット環境が必要な方は、工事不要Wi-Fiの選び方もご覧ください。今すぐネットが必要な方は、即日発送対応のWi-Fiも検討してみてください。









