「auひかりって通信制限はあるの?」「最近なんだか速度が遅い気がする…」このような疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、auひかりには通信制限の規定があります。ただし、上り(アップロード)通信で1日30GB以上を継続的に使用した場合のみが対象で、通常のインターネット利用では制限にかかることはほとんどありません。
この記事では、auひかりの通信制限がかかる条件や制限時の速度、対処法について詳しく解説します。速度が遅くなる原因と改善方法も紹介するので、auひかりを快適に使いたい方はぜひ参考にしてください。

速度制限の心配なく快適にauひかりを使うためのポイントもお伝えします!
auひかりに通信制限はある?結論と制限の仕組み
auひかりは光回線サービスとして「基本的には無制限」で利用できますが、一部条件で通信制限がかかる規定があります。まずは制限の仕組みを正しく理解しておきましょう。
auひかりの通信制限は「上り30GB」が条件
KDDIは2011年4月から、auひかりにおいて大量データ送信制限を実施しています。具体的な条件は以下のとおりです。
auひかりの通信制限条件
1日あたり30GB以上のデータを「継続的に」アップロード(上り送信)した場合に、上りの通信速度が制限される可能性があります。
重要なポイントは、制限対象になるのは「上り(アップロード)」のみという点です。動画視聴やWebサイト閲覧、ファイルダウンロードなどの「下り(ダウンロード)」通信は制限の対象外となります。
つまり、YouTubeやNetflixで動画を見たり、オンラインゲームをプレイしたりする分には、どれだけ使っても通信制限がかかることはありません。
制限時の速度は最大3Mbpsに低下
通信制限にかかった場合、上り通信速度は最大3Mbps程度に制限されます。これは通常時と比較すると大幅な速度低下となりますが、一般的なインターネット利用への影響は限定的です。
制限中でもできること・難しくなることを以下にまとめました。
| 用途 | 必要な上り速度 | 制限中(3Mbps) |
|---|---|---|
| メール・LINE送信 | 1Mbps | ○ 問題なし |
| SNS写真投稿 | 3Mbps | △ やや遅い |
| 動画投稿・配信 | 10Mbps以上 | × 厳しい |
| クラウドバックアップ | 10Mbps以上 | × 時間がかかる |
| Web会議(Zoom等) | 3〜5Mbps | △ 画質低下の可能性 |
制限中であっても下り通信は影響を受けないため、動画視聴やWebサイト閲覧は通常どおり利用できます。
制限期間と解除時期は非公表
auひかりの通信制限について、KDDIは制限期間や解除時期を公式には明らかにしていません。「auひかり説明事項(重要)」では、制限を実施する場合があることのみが記載されています。
1日30GBってどれくらい?一般利用では心配不要
通信制限の条件である「1日30GB」という数字は、実際どのくらいのデータ量なのでしょうか。具体的な目安を見ていきましょう。
30GBの上りデータ量の目安
KDDIの公式発表によると、1日あたり30GBのデータ送信量は以下の量に相当します。
- DVDデータ(1枚約4.7GB):約6枚分
- 音楽CD(1枚約700MB):約43枚分
- デジカメ写真(1枚約6MB):約5,000枚分
- 高画質動画(1時間約3GB):約10時間分
1日でDVD6枚分のデータをアップロードするというのは、通常の使い方ではまず起こりえない量です。一般的なインターネット利用であれば、通信制限を気にする必要はほとんどありません。
制限にかかりやすい使い方とは
とはいえ、以下のような使い方をしている場合は注意が必要です。
- YouTubeへの動画投稿を頻繁に行う:高画質の長時間動画を毎日アップロード
- クラウドへの大容量バックアップ:PC全体のデータを一度にバックアップ
- ゲーム配信(Twitch、ニコ生など)を長時間行う:高画質での配信を1日10時間以上
- ファイル共有ソフト(P2P)の利用:大量のデータを他のユーザーと共有
特にGoogleドライブやiCloud、Dropboxなどのクラウドサービスで大量のデータを一度にバックアップする場合は、データ量を確認しておくことをおすすめします。



ゲーム配信者やYouTuberなど、日常的に大容量データをアップロードする方は気をつけておきたいポイントですね。
auひかりと他社光回線の通信制限を比較
光回線は一般的に「使い放題」というイメージがありますが、実際にはauひかり以外の光回線でも通信制限の規定を設けている事業者があります。主要な光回線の制限内容を比較してみましょう。
主要光回線の通信制限比較表
| 光回線 | 通信制限の有無 | 制限条件 |
|---|---|---|
| auひかり | あり | 上り1日30GB以上(継続的) |
| フレッツ光 | 基本なし | プロバイダにより異なる場合あり |
| ドコモ光 | 基本なし | プロバイダにより異なる場合あり |
| ソフトバンク光 | なし | 明示的な制限規定なし |
| NURO光 | なし | 明示的な制限規定なし |
auひかりは制限規定を明示している点で珍しい光回線といえます。ただし、30GBという上限は一般的な利用では到達しにくい量であり、実質的には他社と同様に「使い放題」といえるでしょう。
光回線とモバイルWi-Fiの通信制限の違い
光回線の通信制限と、ポケット型Wi-Fiやホームルーターの通信制限は大きく異なります。
| 項目 | auひかり(光回線) | モバイルWi-Fi・ホームルーター |
|---|---|---|
| 制限対象 | 上り通信のみ | 上り・下り両方 |
| 制限条件 | 1日30GB以上(上りのみ) | 3日15GB〜月間上限など |
| 下り通信 | 制限なし | 制限あり |
| 制限時の速度 | 上り最大3Mbps | 上下ともに1〜128kbps |
光回線の最大のメリットは、下り(ダウンロード)が制限なく使える点です。動画視聴やオンラインゲームなど、データを受信する用途が中心であれば、光回線は快適に利用できます。
モバイルWi-Fiやホームルーターでは、3日間で15GBなどの制限が設けられていることが多く、家族で使う場合やテレワークで頻繁に使う場合は制限にかかりやすい傾向があります。
通信制限にかかった場合の対処法
万が一、auひかりで通信制限にかかってしまった場合の対処法を解説します。
まずは通信制限かどうかを確認する
速度が遅いと感じたら、まず通信制限にかかっているのか、それとも別の原因なのかを確認しましょう。
上り速度が3Mbps程度まで低下していて、下り速度は正常に出ている場合、通信制限の可能性があります。
最近、大容量のデータをアップロードした覚えがあるか振り返りましょう。心当たりがない場合は、他の原因の可能性が高いです。
大量アップロードの心当たりがないのに上り速度が極端に遅い場合、ウイルスに感染して意図せずデータが送信されている可能性があります。セキュリティソフトでスキャンを行いましょう。
制限中の対処法①:スマホのテザリングを活用
通信制限中にどうしても大容量のアップロードが必要な場合は、スマホのテザリング機能を利用する方法があります。
テザリングとは、スマートフォンのモバイル回線を使って、PCやタブレットをインターネットに接続する機能です。auひかりの制限とは別の回線を使うため、制限の影響を受けません。
- スマホの契約データ容量を消費する
- キャリアによってはテザリングオプションの申込みが必要
- スマホのバッテリー消費が激しくなる
- モバイル回線の速度は光回線より遅い
制限中の対処法②:解除を待つ
通信制限は永続的なものではないため、大量アップロードを控えて解除を待つのも一つの方法です。auひかりの制限は「1日あたり」の基準なので、翌日以降は改善される可能性があります。
急ぎでない作業であれば、制限解除を待ってから再度アップロードを行いましょう。
制限中の対処法③:公式サポートに問い合わせ
通信制限について詳しく確認したい場合は、auひかりのサポートセンターに問い合わせることができます。
auひかりサポートセンター
電話番号:0077-7078(通話料無料)
営業時間:9時〜18時(年中無休)
通信制限以外で速度が遅くなる原因と改善方法
auひかりで速度が遅いと感じる場合、通信制限ではなく別の原因であることがほとんどです。ここでは、速度低下の主な原因と改善方法を解説します。
原因①:ルーターやONUの不調
ホームゲートウェイ(ルーター)やONU(光回線終端装置)は、長時間使い続けると一時的に動作が不安定になることがあります。
改善方法
ホームゲートウェイとONUの電源を切り、30秒〜1分程度待ってから再度電源を入れましょう。この「再起動」で速度が改善するケースは多くあります。
原因②:周辺機器が古い・スペック不足
LANケーブルやWi-Fiルーターの規格が古いと、光回線の高速通信を活かしきれません。
| 機器 | 確認ポイント | 推奨スペック |
|---|---|---|
| LANケーブル | カテゴリ表記 | CAT6以上(CAT5eは最大1Gbps) |
| Wi-Fiルーター | Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax)以上 |
| PC・スマホ | 製造年・Wi-Fi対応 | Wi-Fi 5以上対応端末 |
特にLANケーブルは見落としがちですが、「CAT5」と表記されたケーブルは最大100Mbpsまでしか対応していません。auひかりの速度を活かすには、CAT6以上のケーブルが必要です。
原因③:マンションの配線方式がVDSL
マンションにお住まいの場合、建物内の配線方式によって最大速度が制限される場合があります。
| 配線方式 | 最大速度 | 特徴 |
|---|---|---|
| 光配線方式 | 1Gbps | 各戸まで光ファイバー |
| LAN配線方式 | 100Mbps | 各戸までLANケーブル |
| VDSL方式 | 100Mbps | 各戸まで電話回線 |
VDSL方式やLAN配線方式の場合、光回線自体は1Gbpsでも、各戸への配線部分がボトルネックとなり、最大100Mbpsに制限されます。この場合、実測値は30〜90Mbps程度になることが多いです。
原因④:Wi-Fiの設置場所や電波干渉
Wi-Fi接続で速度が遅い場合、ルーターの設置場所や電波干渉が原因の可能性があります。
- ルーターは部屋の中央、床から1m以上の高さに設置
- 電子レンジやBluetooth機器から離す(2.4GHz帯の干渉対策)
- 可能であれば5GHz帯のSSIDに接続する
- 速度が必要な機器は有線LAN接続に変更
有線LAN接続に変更するだけで、速度が大幅に改善するケースは珍しくありません。速度を重視するPCやゲーム機は、可能な限り有線接続をおすすめします。
原因⑤:接続先のサーバーが混雑
特定のサイトやサービスだけが遅い場合、接続先のサーバーが混雑している可能性があります。これはauひかりの問題ではなく、接続先側の問題です。
人気のゲームタイトルのアップデート配信時や、チケット販売開始時などにこのような状況が発生しやすくなります。時間をおいてから再度アクセスしてみましょう。
auひかりの実測速度はどれくらい?
auひかりの実際の通信速度について、第三者の測定データをもとに紹介します。
auひかりの平均実測速度
回線速度の測定・共有サイト「みんなのネット回線速度」の直近3ヶ月のデータによると、auひかりの平均実測速度は以下のとおりです。
| 測定項目 | 平均値 |
|---|---|
| Ping値 | 16.26ms |
| 下り速度 | 631.42Mbps |
| 上り速度 | 593.68Mbps |
auひかりは光回線の速度ランキングで上位に位置しており、下り・上りともに500Mbps以上の平均速度が出ています。これは快適にインターネットを利用するには十分すぎる速度です。
住居タイプ別の実測速度
| 住居タイプ | 下り速度 | 上り速度 |
|---|---|---|
| 戸建て | 710.98Mbps | 688.90Mbps |
| マンション | 406.65Mbps | 328.51Mbps |
戸建てタイプの方がマンションタイプより速度が出やすい傾向があります。これは前述のとおり、マンションでは配線方式の違いや回線の共有が影響するためです。
プロバイダ別の実測速度
auひかりは契約するプロバイダによって速度に差が出ることがあります。主要プロバイダの平均速度を見てみましょう。
| プロバイダ | 下り速度 | 上り速度 |
|---|---|---|
| GMOとくとくBB | 709.97Mbps | 701.61Mbps |
| So-net | 693.25Mbps | 659.87Mbps |
| @nifty | 670.05Mbps | 611.00Mbps |
| au one net | 599.97Mbps | 555.33Mbps |
| BIGLOBE | 589.42Mbps | 539.45Mbps |
GMOとくとくBBがauひかりのプロバイダの中で最速クラスの実測速度を記録しています。速度を重視する方は、プロバイダ選びも重要なポイントとなります。
auひかりのおすすめ申込み窓口
auひかりは申込み窓口によってキャッシュバック額や特典が異なります。速度面でも優秀なGMOとくとくBBからの申込みがおすすめです。
GMOとくとくBB auひかりの特徴
- 最大94,000円キャッシュバック
- 高性能Wi-Fiルーター無料プレゼント
- auスマートバリュー対応:auスマホ1台あたり最大1,100円/月割引
- 工事費実質無料:月額料金から割引
- 他社違約金補填:最大30,000円まで還元
GMOとくとくBBはauひかりのプロバイダの中で実測速度が最速クラスであり、キャッシュバック額も業界最高水準です。速度と特典の両方を重視する方に最適な申込み窓口といえるでしょう。
auスマホ・UQモバイルをお使いの方は、auスマートバリューやUQ自宅セット割でスマホ料金が割引されるため、さらにお得になります。
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別診断ページをご覧ください。
auひかりの通信制限に関するよくある質問
- auひかりに通信制限はありますか?
-
はい、auひかりには通信制限の規定があります。1日あたり30GB以上のデータを継続的にアップロード(上り送信)した場合に、上り通信速度が制限される可能性があります。ただし、下り(ダウンロード)は制限対象外で、一般的な使い方では制限にかかることはほとんどありません。
- auひかりの通信制限はいつ解除されますか?
-
auひかりは通信制限の解除時期を公式には公表していません。一部では「約3週間で解除される」という情報もありますが、正式な発表ではありません。大量アップロードを控えて解除を待つか、詳細はauひかりサポートセンター(0077-7078)に問い合わせることをおすすめします。
- auひかりで動画を見すぎると通信制限がかかりますか?
-
いいえ、動画視聴(ダウンロード)では通信制限はかかりません。auひかりの通信制限はアップロード(上り)が対象です。YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどの動画視聴をどれだけ行っても、制限の対象にはなりません。
- auひかりの速度が遅い場合、通信制限が原因ですか?
-
必ずしもそうとは限りません。速度低下の原因としては、ルーターの不調、LANケーブルの規格不足、Wi-Fiの電波状況、マンションの配線方式(VDSL等)などが考えられます。通信制限は上り速度のみに影響するため、下り速度も遅い場合は他の原因を疑いましょう。
- auひかりの通信制限を確認する方法はありますか?
-
auひかりには通信制限を確認できる専用ページはありません。制限にかかっているか確認するには、FAST.comなどの速度測定サイトで上り速度を測定し、3Mbps程度まで低下していないか確認しましょう。詳細はauひかりサポートセンターに問い合わせることで確認できます。
- auひかりの通信制限時の速度はどれくらいですか?
-
通信制限にかかった場合、上り(アップロード)の通信速度は最大3Mbps程度に制限されます。この速度ではメールやLINEの送信は問題なく行えますが、動画投稿やクラウドへの大容量バックアップは時間がかかるようになります。
- auひかりと他の光回線で通信制限に違いはありますか?
-
auひかりは通信制限の条件を明示している珍しい光回線です。フレッツ光やNURO光、ソフトバンク光などでは明確な制限規定を公表していないサービスが多いですが、auひかりの30GB制限も一般的な利用では到達しにくい量であり、実質的な使い勝手に大きな差はありません。
まとめ
この記事では、auひかりの通信制限について詳しく解説しました。最後に重要なポイントをまとめます。
- auひかりの通信制限は上り(アップロード)のみが対象で、1日30GB以上継続的に使用した場合に制限される可能性がある
- 下り(ダウンロード)は制限なしで、動画視聴やWebサイト閲覧は無制限で利用できる
- 速度が遅い場合は通信制限以外の原因が多いため、ルーターの再起動や機器の確認を先に行う
auひかりは通信制限の規定こそありますが、一般的なインターネット利用で制限にかかることはほとんどありません。下り通信が完全に無制限である点は、ポケット型Wi-Fiやホームルーターにはない大きなメリットです。
auひかりの申込みを検討している方は、速度も特典も優秀なGMOとくとくBBからの申込みがおすすめです。
工事ができない方・すぐにネット環境が必要な方は、工事不要Wi-Fiの選び方もご覧ください。









