「民泊WiFi」という名前を聞いたことはありますか? 契約期間の縛りなし・違約金なしで使えるポケットWiFiとして、個人利用でも注目されています。
しかし、「本当に使えるの?」「速度が遅いって聞くけど大丈夫?」「怪しいサービスじゃないの?」と不安に思っている方も多いはずです。
この記事では、民泊WiFiのリアルなデメリット・口コミ・速度・速度制限について、実際の利用者の声をもとに徹底解説します。
結論から言うと、民泊WiFiは「速度より契約の柔軟性を重視する人」には向いていますが、速度重視の人にはおすすめできません。詳しく見ていきましょう。
民泊WiFiとは? 個人でも契約できる?
民泊WiFiの基本情報
民泊WiFiとは、民泊(Airbnbなど)の運営者向けに提供されているポケットWiFiレンタルサービスです。
もともとは民泊施設にWiFi環境を整備するために開発されたサービスですが、個人での契約も可能なため、一般ユーザーにも利用されています。
- 契約期間の縛りなし(いつでも解約OK)
- 解約違約金なし
- 初期費用・端末代金無料が多い
- 多言語サポート対応(一部サービス)
- 端末補償・紛失補償あり(一部サービス)
普通のポケットWiFiとの違い
| 項目 | 民泊WiFi | 一般的なポケットWiFi |
|---|---|---|
| 契約期間 | 縛りなし | 2年契約が多い |
| 解約違約金 | なし | 1〜3万円 |
| 初期費用 | 無料が多い | 3,300円程度 |
| 端末選択 | 選べない | 選べる |
| 月額料金 | 3,500〜4,500円 | 3,000〜5,000円 |
| 通信速度 | △ 遅め | ◯ 比較的速い |
民泊WiFiの7つのデメリット
まず、契約前に必ず知っておくべきデメリットを解説します。
【デメリット1】端末が古く、通信速度が遅い
これが最大のデメリットです。多くの民泊WiFiサービスは、古い端末を提供しています。
| サービス名 | 提供端末 | 発売年 | 最大速度 |
|---|---|---|---|
| 民泊WiFi | MF855 | 2016年 | 下り112.5Mbps |
| 民泊レンタルWiFi | 303ZT | 2014年 | 下り110Mbps |
| (参考)最新WiMAX | Speed Wi-Fi 5G X12 | 2023年 | 下り3.9Gbps |
え、10年前の端末!?
そうなんです。速度重視の人には厳しいですね
【デメリット2】端末を選べない
一般的なポケットWiFiでは最新機種や高速機種を選べますが、民泊WiFiは端末が指定されており、選択肢がありません。
「最新の5G対応端末が使いたい」「より高速な端末が欲しい」という要望には応えられません。
【デメリット3】速度制限がある(サービスによる)
公式サイトでは「無制限」と謳っているサービスでも、実際には速度制限があるケースがあります。
| サービス名 | 公式の制限 | 実際の口コミ |
|---|---|---|
| 民泊WiFi | 月30GB | 160GB使っても制限なし報告あり |
| 民泊レンタルWiFi | 月50GB超でヘビーユーザー認定 | 実際に制限される報告多数 |
| SPACE WiFi | 3日で10GB超で制限 | 制限される報告あり |
【デメリット4】支払い方法がクレジットカードのみ
ほとんどの民泊WiFiサービスは、クレジットカード決済のみに対応しています。
使えない決済方法
- 口座振替
- 請求書払い
- デビットカード(多くの場合)
- コンビニ決済
使える決済方法
- クレジットカードのみ
- (一部サービスで)コンビニ後払い
【デメリット5】サポート対応が不十分な業者もある
民泊WiFi人気の高まりで、新規参入業者が増えており、サポート対応の質にばらつきがあります。
- 問い合わせに返答がない
- 注文と違う端末が届いた
- たらい回しにされた
- 解約手続きがスムーズにできない
老舗サービス(SPACE WiFi、民泊WiFiなど)は比較的サポート対応が良好です。
【デメリット6】盗難・紛失のリスク
ポケットWiFiは持ち運べるため、紛失・盗難のリスクがあります。
特に民泊運営者の場合、宿泊者が端末を持ち帰ってしまうケースも報告されています。
紛失時の費用
端末紛失時は、15,000〜25,000円の弁償費用がかかるのが一般的です。
ただし、補償オプション(月額数百円)に加入していれば、費用が免除または減額されます。
【デメリット7】海外では使えない
民泊WiFiは基本的に国内専用です。海外での利用は想定されていません。
海外でもWiFiが必要な場合は、別途海外用レンタルWiFiを契約する必要があります。
民泊WiFiのリアルな口コミ・評判
実際の利用者の口コミを、良い評判・悪い評判に分けて紹介します。
悪い口コミ・評判
速度が遅すぎる
「民泊WiFiをレンタルしたけど、速度が全然でない。重いサイト開くと結構な時間待たされてストレスが溜まる!!やっぱりWiMAX契約しようかな。」
速度制限が厳しい
「民泊レンタルWiFi、月50GBでヘビーユーザー認定されて速度制限かかった。無制限って書いてあったのに…」
サポート対応が悪い
「問い合わせしても返信が遅い。たらい回しにされて結局解決しなかった」
圏外になることがある
「民泊WiFi、たまに圏外になる。端末の問題かな?」
良い口コミ・評判
契約期間の縛りなしが最高
「民泊レンタルWiFi、2年縛りが無くて快適。いつでも解約できるから気楽に使える」
実際の速度制限は緩い
「民泊WiFi、約款上月間30GBって書いてあるのに160GB使えた。普通に使う分には問題なし」
発送が早い
「民泊WiFi、お昼10時に申し込んだら即日発送された。翌日には使えて助かった」
初期費用がかからない
「契約事務手数料なし、端末代金なし、送料なし。月額料金だけで使えるのが嬉しい」
口コミから分かる真実
口コミ評判まとめ
悪い評判が多いサービス: 民泊レンタルWiFi(全体の約5割が悪い評判)
良い評判が多いサービス: SPACE WiFi、民泊WiFi(悪い評判は全体の約2割)
民泊WiFiの速度は遅い? 実測値を検証
最大速度と実測値の違い
多くの民泊WiFiで使われている「MF855」の場合:
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 最大速度(下り) | 112.5Mbps |
| 最大速度(上り) | 37.5Mbps |
| 実測値(推定) | 10〜40Mbps |
用途別の快適度
| 用途 | 必要速度 | 民泊WiFi(実測10〜40Mbps) |
|---|---|---|
| Web閲覧・SNS | 1〜5Mbps | ◎ 快適 |
| YouTube(標準画質) | 3Mbps | ◎ 快適 |
| YouTube(高画質1080p) | 5Mbps | ◯ 問題なし |
| YouTube(4K) | 20Mbps | △ やや厳しい |
| Netflix(HD) | 5Mbps | ◯ 問題なし |
| オンライン会議(Zoom) | 3Mbps | ◯ 問題なし |
| オンラインゲーム | 30Mbps以上推奨 | × 不向き |
| 大容量ファイルDL | 速いほど良い | × 時間がかかる |
結論: Web閲覧・SNS・動画視聴(標準〜高画質)なら問題なし。4K動画・ゲーム・大容量DLは厳しい
速度制限の真実: 公式発表と実態のギャップ
サービス別の速度制限比較
| サービス名 | 公式の制限 | 実際の口コミ | 信頼度 |
|---|---|---|---|
| 民泊WiFi | 月30GB(約款) | 160GB使っても制限なし報告多数 | ◎ |
| SPACE WiFi | 3日で10GB超で制限 | 実際に制限される | ◯ |
| 民泊レンタルWiFi | 月50GB超でヘビーユーザー認定 | 50GB前後で制限される報告多数 | △ |
| 超格安WiFi | 月100GB | 100GB到達で制限 | ◯ |
速度制限後の速度
速度制限がかかった場合、多くのサービスで128kbps〜1Mbps程度まで低速化します。
制限後にできること・できないこと
◯ できる: テキスト中心のWeb閲覧、LINE、メール
× できない: 動画視聴、画像の多いSNS、オンライン会議
速度制限を避ける方法
制限が緩いサービスを選ぶ
「民泊WiFi」は公式30GBだが実際は160GB使えた報告あり。制限が緩いサービスを選びましょう。
動画の画質を下げる
YouTube・Netflixは、高画質から標準画質に変更するだけでデータ使用量を1/3に削減できます。
自動再生をオフにする
SNSアプリの動画自動再生をオフにすると、無駄な通信を削減できます。
「怪しい」と言われる理由と見分け方
「民泊WiFiは怪しい」という声を聞くことがあります。その理由と、信頼できるサービスの見分け方を解説します。
「怪しい」と言われる3つの理由
理由1: 新規業者の急増
民泊WiFi人気で新規参入業者が増加。中にはサポート体制が不十分な業者もあります。
トラブル例: 「注文と違う端末が届いた」「問い合わせに返答がない」
理由2: 公式情報と実態のギャップ
公式サイトでは「無制限」と謳っているのに、実際には明記されていない速度制限があるケースも。
例: 民泊レンタルWiFiは「月50GB超でヘビーユーザー認定」だが公式HPには明記なし
理由3: 端末が古すぎる
2014〜2016年発売の古い端末を提供しているため、「詐欺では?」と疑われることも。
実際には詐欺ではなく、コストを抑えるための方針ですが、ユーザーには不信感を与えます。
信頼できるサービスの見分け方
- 運営会社の情報が明記されている(会社名・所在地・代表者名)
- サービス提供期間が長い(2年以上が目安)
- 口コミ評判が確認できる(レビューサイト・SNS)
- サポート窓口が明確(電話番号・メールアドレス)
- 料金体系が明確(隠れた費用がない)
- 速度制限の条件が明記されている
おすすめの信頼できるサービス
| サービス名 | 月額料金 | 速度制限 | 信頼度 |
|---|---|---|---|
| SPACE WiFi | 3,680円〜 | 3日で10GB | ◎(運営実績長い) |
| 民泊WiFi | 3,480円 | 月30GB(実際は緩い) | ◯(多言語サポート充実) |
| 縛りなしWiFi | 3,366円〜 | プランによる | ◯(大手運営) |
民泊WiFiがおすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人
- 短期間だけWiFiが必要
- 契約期間の縛りが嫌
- Web閲覧・SNS中心の利用
- 初期費用を抑えたい
- いつでも解約できる柔軟性が欲しい
- 一時的な引越し・出張
おすすめしない人
- 高速通信が必須
- オンラインゲームをする
- 4K動画を頻繁に見る
- 大容量ファイルを頻繁にDL
- 最新端末を使いたい
- 長期利用(2年以上)
代替案: 民泊WiFi以外のおすすめWiFi
民泊WiFiが合わない場合の代替案を紹介します。
速度重視なら: WiMAX +5G
| 項目 | WiMAX +5G | 民泊WiFi |
|---|---|---|
| 最大速度 | 3.9Gbps | 112.5Mbps |
| 実測値 | 100〜200Mbps | 10〜40Mbps |
| 月額料金 | 4,000〜5,000円 | 3,500〜4,500円 |
| 契約期間 | なし〜2年 | なし |
おすすめプロバイダ: GMOとくとくBB、BIGLOBE WiMAX(縛りなしプラン)
安さ重視なら: 楽天モバイル
月額3,278円でデータ無制限。テザリング活用でWiFi代わりに使えます。
メリット: 3,278円でデータ無制限、契約期間なし、解約金なし
デメリット: 楽天回線エリア外は月5GBまで
工事OKなら: 光回線
自宅で使うなら、やはり光回線が最速・最安定です。
月額料金: マンション4,000円前後、戸建て5,500円前後
速度: 実測200〜500Mbps
よくある質問(FAQ)
はい、可能です。「民泊WiFi」という名前ですが、民泊運営者以外の一般個人も契約できます。短期利用や契約の柔軟性を求める個人ユーザーにも人気です。
詐欺ではありません。ただし、新規業者の中にはサポート体制が不十分な業者もあります。SPACE WiFi、民泊WiFiなどの老舗サービスを選べば安心です。運営会社情報・口コミを必ず確認しましょう。
サービスによります。「民泊WiFi」は公式30GBですが実際は160GB使えた報告あり。一方「民泊レンタルWiFi」は月50GB前後で制限される報告多数。口コミで実態を確認することが重要です。
標準画質〜高画質(1080p)なら問題なく視聴できます。ただし4K画質は厳しいです。実測10〜40Mbps程度なので、通常の動画視聴には十分です。
軽量なゲーム(カードゲーム、パズルゲームなど)は可能ですが、FPS・MMOなど通信速度とPing値が重要なゲームには不向きです。ゲーム用途ならWiMAX +5Gや光回線を推奨します。
はい、多くのサービスで電話またはメールで解約手続きができます。解約違約金もかかりません。ただし、端末返却が必要なので、紛失・破損には注意しましょう。
15,000〜25,000円の弁償費用がかかります。補償オプション(月額数百円)に加入していれば、費用が免除または減額されます。心配な方は補償オプション加入をおすすめします。
速度重視ならWiMAX、契約の柔軟性重視なら民泊WiFiです。WiMAXは実測100〜200Mbpsで高速ですが、月額が若干高め。民泊WiFiは速度は遅いですが、契約期間なし・解約金なしが魅力です。
まとめ: 民泊WiFiは「短期利用・柔軟性重視」なら検討価値あり
この記事のポイント
- 民泊WiFi最大のメリットは契約期間なし・解約金なし
- 最大のデメリットは端末が古く速度が遅い(最大112.5Mbps)
- 速度制限はサービスによって大きく異なる(公式と実態にギャップあり)
- Web閲覧・SNS・動画視聴(標準画質)なら問題なし
- オンラインゲーム・4K動画・大容量DLには不向き
- 信頼できるサービスはSPACE WiFi、民泊WiFiなど老舗
- 速度重視ならWiMAX +5G、安さ重視なら楽天モバイルも検討を
民泊WiFiは万人向けではありませんが、「1〜3ヶ月の短期利用」「契約の柔軟性が欲しい」「速度はそこそこでOK」という方には最適です。
自分の用途を確認
オンラインゲーム・4K動画が必要? → 民泊WiFi以外を検討
Web閲覧・SNS・動画視聴(標準画質)がメイン? → 民泊WiFiでOK
口コミで実態を確認
公式サイトの情報だけでなく、必ず口コミサイト・SNSで実際の速度制限・サポート対応を確認しましょう。
信頼できるサービスを選ぶ
おすすめは「SPACE WiFi」「民泊WiFi」などの老舗サービス。新規業者は避けましょう。

