「ドコモ光とauひかり、結局どっちを選べばいいの?」——光回線を検討するとき、この2つで迷う方は非常に多いです。どちらも大手キャリアが運営する人気の光回線ですが、回線の仕組みから料金体系、提供エリアまで中身はかなり違います。
この記事では、2026年2月時点の最新データをもとに、ドコモ光とauひかりを料金・速度・エリア・セット割・キャンペーン・解約費用・乗り換えやすさの7項目で徹底比較します。読み終えるころには「自分にはこっちだ」と迷いなく判断できるはずです。
ドコモ光とauひかりの基本情報を比較
まず、両サービスの基本スペックを一覧で確認しましょう。
ドコモ光
回線種別:光コラボ(NTTフレッツ光)
最大速度:1Gbps / 10Gbps
提供エリア:全国
契約期間:2年
auひかり
回線種別:独自回線(KDDI)
最大速度:1Gbps / 5Gbps / 10Gbps
提供エリア:一部地域(関西・東海・沖縄除く)
契約期間:2年 or 3年
ドコモ光はNTTのフレッツ光回線を借りてサービスを提供する「光コラボレーション」の一種です。フレッツ光やソフトバンク光と同じ回線設備を使うため、全国ほぼどこでも契約でき、光コラボ同士なら工事不要で乗り換え可能という強みがあります。
一方のauひかりは、KDDIが自社で整備した独自の光回線を使うサービスです。フレッツ光とは別の回線なので利用者の混雑が少なく、速度が出やすいのが特徴。ただし提供エリアが限られ、他社への乗り換え時には必ず工事が必要になります。
光コラボ(ドコモ光):NTTフレッツ光の回線をプロバイダとセットで提供。全国対応・乗り換え簡単・利用者が多いため混雑しやすい場合も。
独自回線(auひかり):KDDI独自の回線設備を使用。回線の混雑が起きにくく高速だが、提供エリアが限定的。
この「光コラボか独自回線か」の違いが、以降の比較すべてに関わってきます。ここを押さえておくと、各項目の理由がスッと理解できるはずです。
【料金比較】月額料金・実質月額をチェック

料金は「月額」だけ見ると差がわかりにくいんです。キャッシュバックや工事費の扱いを含めた「実質月額」で比較するのがポイントですよ。
月額料金の比較(1ギガプラン)
| 項目 | ドコモ光(タイプA) | auひかり(ずっとギガ得) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 戸建て月額 | 5,720円 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目〜:5,390円 | auが110〜330円安い |
| マンション月額 | 4,400円 | 4,180円〜(タイプV16) | auが220円安い |
| 契約期間 | 2年(自動更新) | 3年(自動更新) | ドコモが1年短い |
| 事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 同額 |
| 工事費 | 戸建て:22,000円 → キャンペーンで無料 | 戸建て:41,250円 → 初期費用相当額割引で実質無料 | 実質同等 |
※ 表示価格はすべて税込です。ドコモ光はタイプA・2年定期契約の場合。auひかりはずっとギガ得プラン(3年契約)の場合。マンションのauひかり料金は建物の設備によって異なります。出典:ドコモ光公式サイト・auひかり公式サイト
月額だけ見るとauひかりのほうが数百円安いものの、ドコモ光が極端に高いわけではありません。大きな差が出るのは次の「実質月額」です。
キャッシュバック込みの実質月額はauひかりが有利
GMOとくとくBB経由で申し込んだ場合の、キャッシュバック・工事費割引を含む実質月額を比較します。
2026年2月時点の情報では、GMOとくとくBB経由の場合、ドコモ光は最大100,000円キャッシュバック(春トクMAXキャンペーン)、auひかりは最大114,000円キャッシュバックが適用されます。キャッシュバック額はauひかりのほうが大きいため、実質月額で見るとauひかりが有利になる傾向です。
ただし、キャッシュバックの条件(オプション加入の有無・受取時期)は時期によって変わります。最新の条件は各公式ページで必ず確認してください。
【速度比較】実測データで見るドコモ光 vs auひかり
auひかりの実測平均は下り633Mbps・Ping 15.9ms。ドコモ光は下り460Mbps・Ping 21.5ms。速度を重視するならauひかりが優勢です。
どちらも最大速度は1Gbps(理論値)で同じですが、実際に出る速度はauひかりのほうが上です。2026年2月26日時点のみんなのネット回線速度(みんそく)の直近3ヶ月平均データを見てみましょう。
※ 実測値はみんなのネット回線速度(みんそく)の直近3ヶ月平均データ(2026年2月26日時点)。利用環境・時間帯により変動します。
auひかりが速い理由はシンプル。独自回線なのでフレッツ光系サービスとの混雑が起きないからです。高速道路に例えると、auひかりは「専用レーン」、ドコモ光は「共用レーン」を走っているイメージですね。
とはいえ、ドコモ光の下り460Mbpsも十分に高速です。Googleのヘルプページによると、4K動画の同時再生でも25Mbps程度あれば快適。日常使いならどちらを選んでも不満を感じることはまずありません。



FPSゲームや配信など、Ping値が勝敗を左右する用途ではauひかりの15.9msが光ります。逆に動画視聴やテレワーク中心なら、ドコモ光でもオーバースペックなくらいです。
なお、ドコモ光はプロバイダの選択で速度が変わります。GMOとくとくBBをプロバイダに選んだ場合の平均速度は下り493Mbpsと、ドコモ光全体の平均を上回ります。プロバイダ選びが速度に直結する点は覚えておきましょう。
【提供エリア比較】全国対応のドコモ光 vs エリア限定のauひかり
※ ドコモ光の提供エリアはフレッツ光と同一(タイプCを除く)。出典:NTTドコモ公式FAQ
auひかりの戸建てプランが関西・東海で使えないのは、KDDIがeo光(関西)・コミュファ光(東海)と業務提携しているためです。エリアの取り合いを避ける戦略上の理由なので、今後のエリア拡大も期待しにくいのが実情です。
エリアの広さでは圧倒的にドコモ光が有利。引っ越しが多い方や、全国転勤の可能性がある方はドコモ光を選んでおくと安心です。
【スマホセット割比較】最大の判断基準はここ
| ドコモ光セット割 | auスマートバリュー | |
|---|---|---|
| 割引額 | 最大1,210円/月 | 最大1,100円/月 |
| 対象スマホ | ドコモ(ドコモMAX、ドコモmini等) | au・UQモバイル |
| 割引対象外 | ahamo | povo |
| 家族適用 | ◎ 離れて暮らす家族も対象 | ◎ 離れて暮らす家族も対象 |
| 固定電話の加入 | ◎ 不要 | × 必須(月額550円〜) |
※ 出典:ドコモ光公式サイト・auひかり公式サイト
見落としがちなのが「固定電話の加入条件」。ドコモ光セット割は固定電話不要で適用されるのに対し、auスマートバリューはauひかり電話(月額550円)の契約が必須です。固定電話を使わない方にとっては、月550円の上乗せ分を割引額から差し引いて考える必要があります。
4人家族でドコモを使っている場合:
1,100円 × 4人 = 毎月4,400円、年間52,800円の割引。3年間で158,400円もお得になります。
この割引額はどんなキャッシュバックより大きいため、セット割を優先して選ぶのが鉄則です。
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別の光回線診断ページも参考にしてください。
【キャンペーン比較】2026年2月最新のお得情報
【ドコモ光】春トクMAXキャンペーン実施中
2026年2月13日〜 GMOとくとくBB経由で最大100,000円キャッシュバック。10ギガプランの場合。1ギガプランでも最大85,000円。
| キャンペーン内容 | ドコモ光(GMOとくとくBB) | auひかり(GMOとくとくBB) |
|---|---|---|
| キャッシュバック | 1ギガ:最大85,000円 10ギガ:最大100,000円 | 1ギガ:最大94,000円 10ギガ:最大114,000円 |
| 工事費 | 工事費無料 | 初期費用相当額割引 |
| 他社違約金還元 | 最大100,000pt(dポイント) | 最大30,000円 |
| Wi-Fiルーター | 高性能Wi-Fiルーター無料レンタル | 高性能Wi-Fiルーター無料プレゼント |
| その他 | 10ギガ月額500円(6ヶ月間) | auスマートバリュー加入で追加CB |
※ キャンペーン内容は2026年2月26日時点の情報です。条件・金額は時期により変動するため、最新情報は各公式ページでご確認ください。キャッシュバック金額はオプション同時申し込みを含む最大額です。
キャッシュバック額だけ見るとauひかりが上ですが、ドコモ光の「他社違約金還元」は最大100,000ポイントと業界トップクラス。他社から乗り換える際の費用負担を大幅に減らせます。
ドコモ光の最新キャンペーン内容は公式で確認できます。エリア確認だけなら申込不要です。
【解約費用比較】知らないと損する「やめるときのコスト」



「契約するとき」の比較だけでなく、「やめるとき」の比較も光回線選びでは超重要です。ここを見落とすと、思わぬ出費に泣くことに…。
| ドコモ光 | auひかり | |
|---|---|---|
| 違約金(戸建て) | 5,500円 | 4,730円 |
| 違約金(マンション) | 4,180円 | 2,730円 |
| 撤去工事費 | 原則無料 | 11,000円〜31,680円 (希望時・契約時期による) |
| 更新月 | 24〜26ヶ月目(3ヶ月間) | 36〜38ヶ月目(3ヶ月間) |
※ 違約金は2022年7月1日以降の契約者の金額。それ以前の契約者はドコモ光:戸建て14,300円/マンション8,800円、auひかり:戸建て16,500円/マンション10,450円。出典:ドコモ光公式・auひかり公式
【独自分析】解約時の実質コスト総額シミュレーション
競合サイトが見落としがちな「解約時にかかるコストの総額」を、更新月以外で解約した場合のシナリオで計算してみました。
ドコモ光:違約金5,500円 + 工事費残債0円(無料特典) + 撤去費0円 = 合計5,500円
auひかり:違約金4,730円 + 工事費残債(41,250円−割引分)+ 撤去費31,680円 = 合計20,000円超になるケースも
※ auひかりの工事費は36回分割。2年で解約すると12回分の残債が残ります。撤去工事費は2018年3月以降の契約者で撤去を希望した場合。
【乗り換えやすさ比較】光コラボの強みが光る
ドコモ光は「事業者変更」で工事不要の簡単乗り換えが可能。auひかりはどこから・どこへ乗り換える場合でも工事が必要です。
将来の乗り換えのしやすさは、光コラボであるドコモ光が圧倒的に有利です。フレッツ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光など数百の光コラボサービスとの間で、工事なし・最短1〜2週間で乗り換えができます。
一方、auひかりは独自回線のため、他社への乗り換え時は新たな開通工事が必要。auひかりへの乗り換えも同様です。工事費はキャンペーンで割引されることが多いものの、開通まで1〜2ヶ月かかる場合もある点は注意してください。
光回線の乗り換え時にネットが使えない期間が不安な方は、光回線の乗り換えでネットが使えない期間を防ぐ方法もあわせてご覧ください。
【診断フローチャート】あなたに合うのはドコモ光?auひかり?
Q1. あなたのスマホキャリアは?
→ ドコモ → 「ドコモ光」で決まり!(Q2へ進まなくてOK)
→ au・UQモバイル → Q2へ
→ 格安SIM・ahamo・povo → Q3へ
Q2. auひかりの提供エリア内ですか?
→ はい → 「auひかり」がおすすめ!
→ いいえ / わからない → 公式でエリア確認後、エリア外なら「ビッグローブ光」等のauスマートバリュー対応回線を検討
Q3. 速度と料金、どちらを重視しますか?
→ 速度重視 → Q4へ
→ 料金重視 → セット割が使えない場合は「GMO光アクセス」等の格安光回線がお得
Q4. 引っ越しの予定はありますか?
→ 3年以内に引っ越す可能性あり → 「ドコモ光」(エリアが広く乗り換えやすい)
→ 3年以上は住む予定 → Q5へ
Q5. オンラインゲームや配信をしますか?
→ はい → 「auひかり」がベスト(低Ping・高速)
→ いいえ → どちらでもOK。キャッシュバック額で選んでも問題なし
ゲームや配信で速度を重視する方は、低Ping回線の比較ページも参考にしてください。
- ドコモ光:ドコモユーザー / 全国転勤の可能性あり / 光コラボからの乗り換え / 引っ越しが多い方
- auひかり:au・UQモバイルユーザー / 提供エリア内 / 速度重視 / 3年以上使う予定の方



格安SIMユーザーでセット割が使えない方は、月額料金そのものが安い光回線も選択肢に入ります。格安SIM向けの光回線比較も用意しています。
格安SIMユーザーでセット割が効かない場合は、セット割なしでも安い光回線の比較ページをご覧ください。
ドコモ光・auひかりそれぞれのメリット・デメリット
それぞれの長所と短所を整理しました。「速度のau」「万能のドコモ」と覚えておくとわかりやすいです。
ドコモ光のメリット・デメリット
- 全国ほぼどこでも使える
- 光コラボ同士の乗り換えが工事不要
- ドコモセット割に固定電話の契約不要
- dカード GOLD/PLATINUMで最大20%ポイント還元
- 撤去工事費が原則無料
- 実測速度はauひかりに劣る
- フレッツ光回線の混雑の影響を受ける場合がある
- プロバイダ選びで速度が変わる
auひかりのメリット・デメリット
- 独自回線で実測速度が速い(下り633Mbps)
- Ping値が低くゲームに強い(15.9ms)
- au・UQモバイルのセット割対応
- キャッシュバック額が大きい
- 提供エリアが限定的(関西・東海・沖縄の戸建て不可)
- 他社への乗り換え時に必ず工事が必要
- 撤去工事費が最大31,680円かかる可能性
- セット割にはひかり電話の加入が必須
- マンションは設備未導入だと契約不可
auひかりが提供エリア外だった場合に工事不要で今すぐネットを使いたい方は、工事不要のWi-Fiサービス比較ページもチェックしてみてください。
まとめ|ドコモ光 vs auひかり 7項目の比較結果
| 比較項目 | ドコモ光 | auひかり | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 戸建て5,720円 | 戸建て5,610円〜 | auひかり |
| 実測速度 | 下り460Mbps | 下り633Mbps | auひかり |
| 提供エリア | 全国 | 一部地域 | ドコモ光 |
| セット割 | ドコモ最大1,210円 | au/UQ最大1,100円 | キャリア次第 |
| キャンペーン | 最大100,000円CB | 最大114,000円CB | auひかり |
| 解約費用 | 撤去費無料 | 撤去費あり | ドコモ光 |
| 乗り換えやすさ | 工事不要で簡単 | 工事必須 | ドコモ光 |
※ 2026年2月26日時点の情報です。最新の料金・キャンペーンは各公式サイトでご確認ください。



迷ったら「スマホのキャリアに合わせる」。これが光回線選びの最もシンプルで確実なルールです。まずは公式サイトでエリア確認と最新キャンペーンをチェックしてみてください。
- 自分のスマホキャリアでセット割が使えるか確認したか
- auひかりの場合、提供エリア内か公式サイトで確認したか
- キャッシュバックの受取条件(オプション加入・受取時期)を確認したか
- 契約期間と更新月を把握したか
- 現在の回線の違約金・工事費残債を確認したか
お使いのスマホに合わせて、公式サイトで最新キャンペーンとエリアを確認してみましょう。
- 最新キャッシュバック額(春トクMAXの対象か)
- 自分のドコモプランがセット割対象か
- 10ギガプランの提供エリアか
※ エリア確認だけでは契約になりません。無理な勧誘は一切ありません。
よくある質問(FAQ)
- ドコモ光とauひかりはどっちが安い?
-
月額料金はauひかりのほうが数百円安いです。さらにキャッシュバックを含めた実質月額でもauひかりが有利な傾向です。ただし、スマホのセット割を含めた総合コストで比較すると、ドコモユーザーならドコモ光のほうが安くなります。
- ドコモ光とauひかりはどっちが速い?
-
実測平均速度はauひかり(下り633Mbps)のほうがドコモ光(下り460Mbps)より速いです。auひかりは独自回線のため回線混雑が起きにくく、特にPing値が低い点がゲーマーに好評です。
- auひかりが使えないエリアはどこ?
-
auひかりの戸建てプランは関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)、東海(愛知・静岡・三重・岐阜)、沖縄で提供されていません。マンションプランは全国対応ですが、設備が導入済みの物件に限られます。
- ドコモ光からauひかりへの乗り換えは簡単?
-
ドコモ光(光コラボ)からauひかり(独自回線)への乗り換えは、新たに開通工事が必要です。ドコモ光の解約金(5,500円〜)も発生する可能性がありますが、auひかりの乗り換えサポート特典(最大30,000円還元)で費用を抑えられます。
- ahamoやpovoユーザーはどっちを選ぶべき?
-
ahamoはドコモ光セット割の対象外、povoはauスマートバリューの対象外です。セット割が使えないため、月額料金の安さやキャッシュバック額で選ぶか、GMO光アクセスなどの格安光回線も検討するのがおすすめです。
- auひかりの撤去工事費はいくら?
-
2018年3月1日以降にauひかりホームを申し込んだ方が撤去を希望する場合、31,680円がかかります。それ以前の契約者は11,000円です。なお、撤去は任意であり、回線をそのまま残しておく(残置)ことも可能です。ドコモ光の撤去費用は原則無料です。
- ドコモ光とauひかりのプロバイダはどこがおすすめ?
-
どちらもGMOとくとくBBがおすすめです。ドコモ光ではIPv4 over IPv6に申込不要で対応し、高性能ルーターも無料レンタル。auひかりでも最高額のキャッシュバックが受けられます。









