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楽天ひかりが遅い?スピードテストで速度確認と改善方法を完全解説

楽天ひかりを使っていて「動画が途切れる」「読み込みが遅い」と感じていませんか?実は、楽天ひかりの速度が遅いと感じる原因の多くは、IPv6設定やルーターの問題で改善できます。

この記事では、楽天ひかりの速度をスピードテストで正しく測定する方法から、実測値の目安、遅い原因の特定、そして具体的な改善策まで、徹底解説でお届けします。

この記事でわかること
  • 楽天ひかりの実測値平均と速度が遅いかの判断基準
  • おすすめのスピードテストツールと正しい測定方法
  • 速度が遅くなる5つの原因と対処法
  • IPv6(クロスパス)対応で劇的に改善する方法
  • 他社回線との速度比較と乗り換え検討のポイント
目次

楽天ひかりの実測値は本当に遅い?最新データで徹底検証

まず、楽天ひかりの速度が本当に遅いのか、2025年最新の実測データをもとに検証していきます。

みんなのネット回線速度(みんそく)の実測データ

「みんなのネット回線速度(みんそく)」は、全国のユーザーが投稿した実測値を集計している信頼性の高いサイトです。2025年12月時点の楽天ひかりの平均速度は以下のとおりです。

測定項目楽天ひかりの平均値光回線全体の平均値
下り速度(ダウンロード)約310〜320Mbps約380〜520Mbps
上り速度(アップロード)約220〜235Mbps約320Mbps
Ping値(応答速度)約18〜23ms約20ms

※直近3ヶ月間の測定データ(2025年12月時点)をもとにしています。最新の数値はみんなのネット回線速度で確認できます。

他社光回線との速度比較

楽天ひかりの速度を他の主要光回線サービスと比較してみましょう。

光回線サービス下り平均速度上り平均速度Ping値
NURO光約600〜650Mbps約550〜600Mbps約12〜14ms
auひかり約500〜530Mbps約490〜520Mbps約15〜17ms
ドコモ光約280〜300Mbps約250〜270Mbps約19〜21ms
ソフトバンク光約320〜330Mbps約280〜290Mbps約16〜18ms
楽天ひかり約310〜320Mbps約220〜235Mbps約18〜23ms
ビッグローブ光約270〜280Mbps約240〜250Mbps約18〜20ms

楽天ひかりの速度は光回線全体で見ると「中位クラス」に位置しています。NURO光やauひかりと比較すると遅めですが、ドコモ光やビッグローブ光といった同じNTT回線を使用する光コラボとはほぼ同等の速度です。

IPv6接続とIPv4接続の速度差

楽天ひかりでは、接続方式によって速度に大きな差が出ます。

接続方式下り平均速度上り平均速度速度差
IPv6(IPoE/クロスパス)約400〜410Mbps約290〜300Mbps基準
IPv4(PPPoE)約195〜200Mbps約160〜165Mbps約50%遅い

IPv6(クロスパス)接続に切り替えるだけで、速度が約2倍になるケースも珍しくありません。楽天ひかりを快適に使うには、IPv6対応が必須条件といえます。

時間帯別の速度変化

楽天ひかりの速度は、時間帯によっても変動します。特に夜間(20時〜23時)は利用者が集中するため、速度低下が顕著です。

時間帯下り平均速度Ping値快適度
朝(5〜9時)約370Mbps約16ms非常に快適
昼(12〜13時)約350Mbps約18ms快適
夕方(17〜19時)約330Mbps約20msやや混雑
夜(20〜23時)約270〜280Mbps約25ms混雑時間帯
深夜(0〜5時)約370Mbps約16ms非常に快適

夜間でも270Mbps程度は出ているため、一般的な動画視聴やWeb閲覧には問題ありません。ただし、4K動画の視聴やオンラインゲームでは遅延を感じる可能性があります。

戸建てとマンションの速度差

住宅タイプによっても実測値に差が出ます。

住宅タイプ下り平均速度上り平均速度特徴
戸建て住宅約298〜315Mbps約222〜230Mbps1本の回線を専有
集合住宅(マンション)約330〜340Mbps約230〜240Mbps配線方式による差が大きい

意外に思われるかもしれませんが、マンションの方が平均速度が高く出ています。これは、新しい集合住宅では光配線方式(最大1Gbps)が採用されているケースが多いためです。

ただし、古いマンションでVDSL方式(電話回線利用)の場合、最大速度が100Mbpsに制限されます。この場合、実測値も30〜70Mbps程度にとどまることが多いです。

楽天ひかりのスピードテストにおすすめのツール7選

楽天ひかりの速度を正確に測定するには、信頼性の高いスピードテストツールを使用することが重要です。ここでは、おすすめのツール7選をご紹介します。

1. Google インターネット速度テスト【最も手軽】

Googleで「スピードテスト」または「internet speed test」と検索するだけで利用できる、最も手軽なツールです。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、レイテンシ(Ping値)

おすすめポイント
  • アプリのインストール不要
  • 「速度テストを実行」ボタンをクリックするだけ
  • 測定結果に用途別の快適度表示あり
  • M-Lab(Googleが支援する研究機関)の技術を使用
注意点

詳細な統計データは見られない、測定サーバーの選択ができない

「とにかく今すぐ速度を知りたい」という方に最適です。スマホ・パソコンどちらからでも簡単に測定できます。

2. Speedtest by Ookla【世界標準の信頼性】

世界中で最も使われているスピードテストツールです。Web版とアプリ版の両方が用意されています。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、Ping値、Jitter(遅延のブレ)

おすすめポイント
  • 複数のサーバーから自動で最適なものを選択
  • 測定結果の履歴を保存可能(アカウント作成時)
  • 詳細な統計データとグラフ表示
  • 測定結果をSNSでシェアできる
  • 手動でサーバーを選択できる
使い方

Speedtest公式サイトにアクセスして「GO」ボタンをクリック

定期的に速度を測定して変化を追跡したい方におすすめです。アカウント登録すれば測定履歴を保存でき、速度改善の効果を確認できます。

3. FAST.com【Netflix提供・自動測定】

Netflixが提供するスピードテストサービスです。サイトにアクセスするだけで自動的に測定が始まります。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、レイテンシ

おすすめポイント
  • アクセスと同時に測定が自動開始
  • 広告が一切ない
  • シンプルで見やすいデザイン
  • Netflixの動画視聴に最適な速度かがわかる
向いている人

動画配信サービスの視聴が主な用途の方、とにかくシンプルに測定したい方

FAST.comにアクセスするだけで測定できます。

4. みんなのネット回線速度(みんそく)【地域別比較が可能】

全国のユーザーが投稿した実測値を集計・比較できるサイトです。楽天ひかりの速度が他のユーザーと比べてどうかを確認できます。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、Ping値、Jitter

おすすめポイント
  • 楽天ひかりの都道府県別・時間帯別の平均速度が見られる
  • プロバイダごとの速度ランキングを確認できる
  • IPv6接続とIPv4接続の速度を別々に表示
  • 測定結果を投稿してデータに貢献できる
特徴

「自分の地域の楽天ひかりの速度」や「戸建て・マンション別の平均値」など、詳細なデータ比較が可能

みんなのネット回線速度は、楽天ひかりの速度が自分の環境だけの問題なのか、それとも地域全体の問題なのかを判断するのに役立ちます。

5. USEN GATE 02【用途別の快適度判定】

USEN-NEXT HOLDINGSが提供するスピードテストツールです。測定結果を用途別に「快適」「ストレス」で判定してくれるのが特徴です。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、Ping値、Jitter

おすすめポイント
  • 「Webサービス」「動画閲覧」「ゲーム」「ビジネス」別に快適度を表示
  • アイコンで視覚的にわかりやすい
  • 専門知識がなくても判断しやすい
向いている人

「今の速度で何ができるのか」を直感的に知りたい初心者の方

USEN GATE 02で「測定開始」ボタンをクリックするだけで利用できます。

6. RBB SPEED TEST【国産・詳細データ重視】

株式会社イードが提供する国産スピードテストツールです。Web版とアプリ版があります。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、Ping値

おすすめポイント
  • 日本企業が運営する安心感
  • スマホアプリ版が使いやすい
  • 測定履歴の保存と比較が可能

7. iNonius【IPv6とIPv4を同時測定】

IPv6接続とIPv4接続の両方を測定できる珍しいツールです。楽天ひかりでIPv6が正しく機能しているか確認したい方に最適です。

測定項目

ダウンロード速度、アップロード速度、RTT(Ping値)、Jitter

おすすめポイント
  • IPv6とIPv4の速度を比較できる
  • IPv6接続が正常に機能しているか確認できる
  • 測定結果をTwitterでシェア可能
向いている人

IPv6(クロスパス)対応ルーターを導入した後、正しく接続できているか確認したい方

楽天ひかりではIPv6(クロスパス)接続が速度改善の鍵となるため、iNoniusで接続状況を確認することをおすすめします。

スピードテストの正しい測定方法と注意点

スピードテストの結果は、測定環境や方法によって大きく変わります。正確な速度を知るための測定方法と注意点を解説します。

測定前の準備

正確な速度を測定するために、以下の準備を行いましょう。

STEP
他のアプリ・ソフトを終了

バックグラウンドで動作しているアプリケーションやソフトウェア(特にダウンロード系)を全て終了します。これらが帯域を使用していると、正確な測定ができません。

STEP
他のデバイスの接続を切断

Wi-Fiルーターに接続されている他のデバイス(スマホ、タブレット、スマート家電など)の接続を一時的に切断します。測定するデバイスのみがインターネットに接続している状態にしてください。

STEP
有線接続を使用(推奨)

可能であれば、Wi-Fi接続ではなくLANケーブルでルーターとパソコンを直接接続します。有線接続の方が安定した速度測定が可能です。

Wi-Fiで測定する場合は、ルーターの近くで測定することをおすすめします。

STEP
ブラウザのキャッシュをクリア

ブラウザに蓄積されたキャッシュデータが測定に影響する可能性があるため、事前にクリアしておきます。

測定するタイミングと回数

1回の測定だけでは正確な速度はわかりません

スピードテストの結果は、その瞬間の通信状況に大きく影響されます。より正確な実測値を知るには、以下のように測定しましょう。

  • 同じ時間帯に3回以上測定して平均値を取る
  • 朝・昼・夜の異なる時間帯でそれぞれ測定する
  • 平日と休日の両方で測定する
  • 複数のスピードテストツールで測定して比較する

特に夜間(20〜23時)の速度が重要です。この時間帯が最も混雑するため、「実用的な速度」を知る上で重要な指標になります。

有線接続とWi-Fi接続の速度差

同じ楽天ひかりでも、接続方法によって速度が大きく変わります。

接続方法平均的な実測値速度低下率影響要因
有線接続(LANケーブル)280〜350Mbps基準ケーブルの規格(CAT5e以上推奨)
Wi-Fi 6(11ax)接続200〜300Mbps約20〜30%低下距離、障害物、電波干渉
Wi-Fi 5(11ac)接続150〜250Mbps約30〜40%低下距離、障害物、電波干渉
Wi-Fi 4(11n)接続50〜100Mbps約60〜70%低下規格の制限

Wi-Fi接続で速度が遅い場合、必ずしも楽天ひかりの問題とは限りません。まずは有線接続で測定して、回線そのものの速度を確認しましょう。

測定時の注意点

スピードテストで注意すべき5つのポイント
  • 測定サーバーの距離
    サーバーが遠いほど速度が遅く表示されます。可能であれば日本国内のサーバーを選択しましょう。
  • デバイスのスペック
    古いパソコンやスマホでは、デバイス側の処理能力が原因で実際より遅く表示される場合があります。
  • 時間帯による変動
    夜間は利用者が多いため、どうしても速度が低下します。朝・昼・夜の3回測定することをおすすめします。
  • ツールによる差
    スピードテストツールによって測定方法が異なるため、結果に10〜30%程度の差が出ることがあります。
  • VPN使用時の影響
    VPNを使用している場合、暗号化処理により速度が大幅に低下します。測定時はVPNをオフにしてください。

用途別に見る快適なインターネット速度の目安

「楽天ひかりが遅い」と感じるかどうかは、何をするかによって変わります。用途別に必要な速度の目安を確認しましょう。

用途必要な下り速度必要な上り速度楽天ひかりで快適か
Webページ閲覧1〜10Mbps1Mbps◎ 非常に快適
SNS(Instagram、X)3〜10Mbps3Mbps◎ 非常に快適
メール・LINE1Mbps1Mbps◎ 非常に快適
YouTube(HD画質)5Mbps◎ 非常に快適
YouTube(4K画質)25Mbps◎ 非常に快適
Netflix(HD画質)5Mbps◎ 非常に快適
Netflix(4K画質)25Mbps◎ 非常に快適
Zoom・Web会議(HD)8〜10Mbps8〜10Mbps○ 概ね快適
オンラインゲーム(通常)30〜100Mbps30Mbps○ 概ね快適
FPS・格闘ゲーム100Mbps以上30Mbps以上△ Ping値次第
大容量ファイルダウンロード100Mbps以上○ 概ね快適
大容量ファイルアップロード50Mbps以上○ 概ね快適

動画配信サービス視聴に必要な速度

Netflix、Amazon Prime Video、YouTubeなどの動画配信サービスで快適に視聴するには、以下の速度が必要です。

画質必要速度楽天ひかり(平均310Mbps)の快適度
SD画質(標準)3Mbps余裕で快適
HD画質(720p)5Mbps余裕で快適
フルHD(1080p)10Mbps余裕で快適
4K/UHD画質25Mbps快適(複数台同時でも問題なし)

楽天ひかりの平均速度(310Mbps)なら、家族全員が同時に4K動画を視聴しても問題ありません。動画視聴で不満を感じる場合は、Wi-Fiルーターやデバイスに問題がある可能性が高いです。

オンラインゲームで重要なPing値

オンラインゲーム、特にFPSや格闘ゲームでは、速度だけでなくPing値(応答速度)が非常に重要です。

Ping値体感適したゲーム楽天ひかり
0〜15ms非常に快適格闘ゲーム、FPS全般
16〜35ms快適FPS、アクション、レーシング
36〜50ms普通RPG、シミュレーション
51〜100msややラグありターン制RPG
100ms以上快適でない対戦ゲームには不向き×

楽天ひかりの平均Ping値は18〜23ms程度なので、一般的なオンラインゲームは問題なくプレイ可能です。

ただし、プロレベルのFPSや格闘ゲームでは、Ping値15ms以下が推奨されます。本格的な対戦ゲームをプレイするなら、NURO光やauひかりなど、より低遅延な回線への乗り換えも検討しましょう。

ゲームや配信で速度を重視する方は、低Ping回線の比較ページも参考にしてください。

テレワーク・Web会議に必要な速度

Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどでのオンライン会議に必要な速度は以下のとおりです。

会議形式下り速度上り速度推奨Ping値
1対1ビデオ通話3Mbps3Mbps50ms以下
グループビデオ通話(HD)8〜10Mbps8〜10Mbps35ms以下
画面共有あり10〜15Mbps10Mbps35ms以下
大人数ウェビナー5Mbps1〜3Mbps50ms以下

楽天ひかりの平均速度なら、HD画質のグループビデオ通話でも問題ありません。ただし、Ping値が20ms前後のため、大人数での会議では稀に遅延を感じる可能性があります。

楽天ひかりの速度が遅い5つの原因と対処法

スピードテストで速度が遅いと判明した場合、以下の5つの原因が考えられます。それぞれの対処法を詳しく解説します。

原因1: IPv6(クロスパス)が未設定【最も多い原因】

楽天ひかりが遅い原因の約70%はこれです!

楽天ひかりは2020年4月からIPv6(クロスパス)に対応しましたが、対応ルーターを使わないとIPv6接続ができません。IPv4(PPPoE)接続のままだと、混雑の影響を受けて速度が大幅に低下します。

IPv6(クロスパス)とは?

従来のIPv4接続は、夜間や休日に混雑して速度が低下しやすい問題がありました。IPv6(クロスパス)は、混雑を回避する新しい接続方式で、次世代規格のIPv6と従来のIPv4の両方に対応します。

「IPv4 over IPv6」という技術により、IPv6に未対応の古いサイトも高速にアクセスできます。

対処法: IPv6対応ルーターに買い替える

楽天ひかりの高速通信を利用するには、IPv6(クロスパス)対応ルーターが必須です。

おすすめのIPv6(クロスパス)対応ルーター(クリックで開く)
メーカー型番Wi-Fi規格参考価格おすすめ度
バッファローWSR-1800AX4SWi-Fi 6約6,000円★★★★★
バッファローWSR-3200AX4SWi-Fi 6約10,000円★★★★☆
NECWX11000T12Wi-Fi 6E約30,000円★★★★☆
TP-LinkArcher AX1500Wi-Fi 6約5,000円★★★★☆
I-O DATAWN-DAX3000GRWi-Fi 6約9,000円★★★★☆

※価格は2025年12月時点の参考価格です。最新の対応機種は楽天ひかり公式サイトで確認できます。

特におすすめは「バッファロー WSR-1800AX4S」です。Wi-Fi 6対応で設定も簡単、価格も手頃で楽天ひかりユーザーに最も人気の機種です。

原因2: ルーター・ONUが古い

5年以上前のルーターを使っている場合、最新規格に対応していないため速度が出ません。

Wi-Fi規格最大速度(理論値)実測値目安発売時期
Wi-Fi 6(11ax)9.6Gbps300〜500Mbps2019年〜
Wi-Fi 5(11ac)6.9Gbps200〜400Mbps2013年〜
Wi-Fi 4(11n)600Mbps50〜150Mbps2009年〜
それ以前54Mbps以下10〜50Mbps〜2008年

対処法: 最新のWi-Fi 6対応ルーターに買い替え

Wi-Fi 4以前のルーターを使っている場合は、最新のWi-Fi 6(802.11ax)対応ルーターに買い替えることで、速度が劇的に改善します。

ルーターの買い替えは、IPv6対応と同時に行うのがおすすめです。上記で紹介したIPv6対応ルーターは全てWi-Fi 6に対応しています。

原因3: LANケーブルの規格が古い

意外と見落とされがちなのがLANケーブルです。古い規格のケーブルを使っていると、どんなに良いルーターを使っても速度が出ません。

LANケーブル規格最大速度楽天ひかりで使える?
CAT840Gbps◎ オーバースペック
CAT710Gbps◎ 十分高速
CAT6A10Gbps◎ 十分高速
CAT61Gbps○ 問題なし
CAT5e1Gbps○ 問題なし
CAT5100Mbps△ 速度制限される
CAT3以下10Mbps以下× 使用不可

対処法: CAT6以上のLANケーブルに交換

楽天ひかりの最大速度1Gbpsを活かすには、CAT5e以上のLANケーブルが必要です。おすすめはCAT6またはCAT6Aです。

LANケーブルの規格は、ケーブル本体に印字されています。「CAT5」「CAT5e」などと書かれているので確認しましょう。

原因4: マンションの配線方式がVDSL

マンションやアパートの場合、建物の配線方式によって最大速度が制限されます。

配線方式最大速度特徴実測値目安
光配線方式1Gbps光ファイバーを各部屋まで直接配線200〜400Mbps
LAN配線方式100Mbps〜1GbpsLANケーブルで各部屋に配線50〜200Mbps
VDSL方式100Mbps電話回線(メタルケーブル)を利用30〜70Mbps

VDSL方式の場合、どんなにルーターを良いものに変えても最大100Mbps以上は出ません。これは建物側の設備の問題です。

対処法: 配線方式の確認と代替手段の検討

STEP
配線方式を確認

楽天ひかりカスタマーセンター(0120-987-300)または管理会社に問い合わせて、建物の配線方式を確認します。

STEP
VDSLの場合の対処
  • 管理会社に光配線方式への変更を相談(難しいケースが多い)
  • 工事不要のホームルーター(ドコモhome 5G、WiMAXなど)への切り替えを検討
  • 引っ越し時に光配線方式対応の物件を選ぶ

工事ができない方やすぐにネット環境が必要な方は、工事不要Wi-Fiの選び方をご覧ください。

原因5: ルーターの設置場所が悪い

Wi-Fi接続の場合、ルーターの設置場所によって速度が大きく変わります。

ルーター設置のNG例
  • 床に直接置いている
  • テレビの裏や家電の近くに置いている
  • クローゼットや押入れの中に隠している
  • 水槽や花瓶の近くに置いている
  • 壁際や部屋の隅に置いている

対処法: ルーターを最適な場所に移動

ルーター設置の理想的な場所
  • 家の中心部、リビングの見通しの良い場所
  • 床から1〜2mの高さ(テーブルや棚の上)
  • 壁や家電から30cm以上離す
  • 金属製の棚や水回りを避ける
  • アンテナは垂直に立てる

ルーターの位置を変えるだけで、速度が2倍以上改善するケースもあります。特に複数の部屋で使う場合は、家の中心部に設置することが重要です。

IPv6(クロスパス)の接続確認と設定方法

楽天ひかりでIPv6(クロスパス)が正しく接続されているか確認し、設定する方法を解説します。

IPv6接続の確認方法

まず、現在IPv6で接続されているかを確認しましょう。以下のいずれかの方法で確認できます。

STEP
確認ページにアクセス
STEP
接続状態を確認

「IPv6インターネット接続機能:有効」と表示されればIPv6接続成功

IPv6対応ルーターの設定方法

IPv6(クロスパス)対応ルーターを購入したら、以下の手順で設定します。

多くのクロスパス対応ルーターは「接続するだけで自動的にIPv6接続になる」ため、特別な設定は不要です。ただし、念のため確認しておきましょう。

STEP
ルーターを接続

ONUとルーターをLANケーブルで接続し、ルーターの電源を入れます。

STEP
インターネット設定

ルーターの管理画面にアクセス(通常は192.168.1.1または192.168.0.1)し、インターネット接続設定で「IPv6 IPoE」または「IPv6(クロスパス)」を選択します。

バッファローのWSR-1800AX4Sなど、最新機種の多くは自動判別されるため、この手順は不要です。

STEP
接続確認

上記の方法でIPv6接続を確認します。

STEP
スピードテスト

実際にスピードテストを実行して、速度が改善されているか確認します。

設定がうまくいかない場合は、ルーターの説明書を確認するか、楽天ひかりカスタマーセンター(0120-987-300)に問い合わせましょう。

すぐにできる速度改善テクニック

ルーターの買い替えをする前に、今すぐ試せる速度改善方法をご紹介します。

1. 機器の再起動

最も簡単で効果的な方法が、ルーターとONUの再起動です。長時間稼働していると内部メモリに不要なデータが蓄積され、速度低下の原因になります。

STEP
ルーターの電源を切る

ルーターの電源ボタンを押すか、電源プラグを抜きます

STEP
ONUの電源を切る

NTTから提供されているONU(回線終端装置)の電源も切ります

STEP
1分間待つ

完全に電源が落ちるまで1分程度待ちます

STEP
ONUの電源を入れる

ONUから先に電源を入れ、ランプが安定するまで待ちます(2〜3分)

STEP
ルーターの電源を入れる

ルーターの電源を入れ、インターネットランプが点灯するまで待ちます

月に1回程度、定期的に再起動すると速度が安定します。夜間の速度低下が気になる方は、特に試してみてください。

2. Wi-Fiチャンネルの変更

マンションなど住宅密集地では、近隣のWi-Fiと電波干渉が発生して速度が低下することがあります。

特に2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器とも干渉するため、5GHz帯に切り替えるだけで速度が改善することがあります。

周波数帯メリットデメリットおすすめ用途
5GHz帯高速、干渉に強い壁などの障害物に弱い動画視聴、ゲーム、テレワーク
2.4GHz帯障害物に強い、遠くまで届く干渉しやすい、速度が遅めIoT家電、遠い部屋での利用

対処法: 5GHz帯のSSIDに接続

多くのルーターは2.4GHzと5GHzの両方のSSID(ネットワーク名)を表示します。デバイスのWi-Fi設定で、「○○○-A」または「○○○-5G」と表記されているSSIDを選んで接続してください。

3. DNSサーバーの変更

DNSサーバーを変更すると、Webページの表示速度が改善することがあります。

DNS(Domain Name System)とは、URLをIPアドレスに変換するシステムです。このDNSサーバーの応答速度が遅いと、ページの読み込みが遅く感じます。

おすすめのDNSサーバーは以下の2つです:

  • Google Public DNS: 8.8.8.8 / 8.8.4.4
  • Cloudflare DNS: 1.1.1.1 / 1.0.0.1

設定方法は機種によって異なります。ルーターの管理画面またはデバイスのネットワーク設定から変更できます。詳しくは各メーカーの公式サイトをご確認ください。

4. 接続デバイス数の削減

ルーターに接続するデバイスが多すぎると、帯域が分散して速度が低下します。

  • 使っていないデバイスのWi-Fi接続を切断
  • スマート家電など、常時接続が不要なものは必要な時だけ接続
  • ゲストWi-Fi機能を使って来客用と分離

一般的なルーターは同時接続台数が10〜30台程度です。それ以上接続すると不安定になるため、定期的に接続デバイスを見直しましょう。

それでも遅い場合は他社回線への乗り換えも検討

IPv6対応ルーターに買い替え、設定を最適化してもまだ遅い場合は、楽天ひかりの限界かもしれません。その場合は、より高速な光回線への乗り換えを検討しましょう。

乗り換えを検討すべきタイミング

  • IPv6対応ルーターでも夜間の速度が50Mbps以下
  • オンラインゲームでPing値が常に30ms以上
  • テレワークで頻繁に通信が途切れる
  • 4K動画の視聴で頻繁にバッファリングが発生
  • 家族全員が同時に使うと極端に遅くなる

速度重視のおすすめ光回線

楽天ひかりよりも高速な光回線をご紹介します。

光回線下り平均速度月額料金(戸建て)おすすめポイント
NURO光600〜650Mbps5,200円最大2Gbps、Ping値が低い
auひかり500〜530Mbps5,610円独自回線で混雑に強い
ソフトバンク光320〜330Mbps5,720円IPv6高速ハイブリッド対応
ドコモ光280〜300Mbps5,720円ドコモスマホとセット割

特にNURO光は、最大速度が2Gbpsと楽天ひかりの2倍で、実測値も600Mbps以上出ることが多いです。オンラインゲームや配信をする方に最適です。

お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別診断ページをご覧ください。

乗り換え時の注意点

  • 違約金の確認
    楽天ひかりは最低利用期間2年間で、途中解約すると月額基本料1ヶ月分の違約金が発生します。
  • 工事費の残債
    工事費を分割払いしている場合、残債を一括請求されることがあります。
  • 事業者変更と新規契約の違い
    楽天ひかりから他の光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)へ乗り換える場合は「事業者変更」、NURO光やauひかりへ乗り換える場合は「新規契約」となり、手続きが異なります。
  • キャッシュバックキャンペーン
    多くの光回線では、新規契約や他社からの乗り換えで高額キャッシュバックを実施しています。これを活用すれば、違約金や工事費をカバーできます。

よくある質問(FAQ)

楽天ひかりの速度が夜だけ遅いのはなぜですか?

夜間(20〜23時)は多くの人がインターネットを利用するため、回線が混雑して速度が低下します。特にIPv4(PPPoE)接続の場合、この傾向が顕著です。IPv6(クロスパス)対応ルーターに切り替えることで、混雑を避けて安定した速度を維持できます。

スピードテストの結果がツールによって全然違うのですが、どれを信じればいいですか?

スピードテストツールによって測定サーバーの場所や測定方法が異なるため、結果に差が出るのは正常です。複数のツールで3回ずつ測定し、その平均値を参考にするのが最も正確です。おすすめは「Speedtest by Ookla」「みんなのネット回線速度」「Google インターネット速度テスト」の3つです。

楽天ひかりでIPv6を使うには追加料金がかかりますか?

いいえ、楽天ひかりのIPv6(クロスパス)は追加料金不要で利用できます。ただし、IPv6対応ルーターは自分で購入する必要があります(5,000〜10,000円程度)。一度購入すれば追加費用はかかりません。

Wi-Fi接続でスピードテストをしても正確な速度はわかりませんか?

Wi-Fi接続でも測定は可能ですが、距離や障害物、電波干渉の影響を受けるため、回線本来の速度より遅く表示されます。楽天ひかり回線そのものの速度を知りたい場合は、LANケーブルで有線接続して測定することをおすすめします。

楽天ひかりのPing値を下げる方法はありますか?

Ping値を下げる(改善する)方法は以下の3つです:(1)IPv6(クロスパス)対応ルーターを使用する、(2)有線接続(LANケーブル)で接続する、(3)ルーターやONUを再起動する。ただし、楽天ひかりのPing値は平均18〜23ms程度が限界です。より低いPing値(10ms以下)が必要な場合は、NURO光やauひかりへの乗り換えを検討してください。

楽天ひかりでオンラインゲームは快適にできますか?

一般的なオンラインゲームであれば問題なくプレイできます。楽天ひかりの平均速度(310Mbps)と平均Ping値(18〜23ms)は、RPGやアクションゲームには十分です。ただし、FPSや格闘ゲームなどのプロレベルの対戦ゲームでは、Ping値15ms以下が推奨されるため、物足りなく感じる可能性があります。

楽天ひかりのルーターはレンタルできますか?

楽天ひかりではホームゲートウェイ(ONU一体型ルーター)のレンタルは可能ですが、IPv6(クロスパス)非対応のため速度改善には繋がりません。高速通信を利用したい場合は、市販のIPv6(クロスパス)対応ルーターを購入することを強くおすすめします。

スピードテストで100Mbps以下しか出ないのですが、これは異常ですか?

マンションでVDSL方式の配線の場合、最大速度が100Mbpsに制限されるため異常ではありません。ただし、光配線方式なのに100Mbps以下の場合は、(1)IPv4接続のままになっている、(2)ルーターが古い、(3)LANケーブルの規格がCAT5以下、のいずれかが原因の可能性が高いです。まずは配線方式を楽天ひかりに確認してください。

まとめ:楽天ひかりの速度改善は「IPv6対応」が鍵

楽天ひかりの速度が遅いと感じる場合、まずはスピードテストで実測値を確認し、原因を特定することが重要です。

楽天ひかり速度改善のポイントまとめ

  • IPv6(クロスパス)対応ルーターへの切り替えが最重要
    速度が約2倍に改善するケースが多数
  • スピードテストは複数のツールで、異なる時間帯に測定
    1回の測定だけでは正確な速度はわからない
  • Wi-Fi接続より有線接続の方が安定
    LANケーブルの規格も確認(CAT6以上推奨)
  • マンションの配線方式がVDSLの場合は限界あり
    最大100Mbpsに制限されるため、ホームルーターへの切り替えも検討
  • それでも遅い場合は他社回線への乗り換えを検討
    NURO光やauひかりなら2〜3倍の速度が期待できる

楽天ひかりの平均速度(310Mbps)は、一般的な用途には十分な速度です。「遅い」と感じる原因の多くは、IPv6未対応や機器の問題なので、まずは対応ルーターへの買い替えを検討してください。

それでも改善しない場合や、オンラインゲームで本格的に遊びたい方は、より高速な光回線への乗り換えも選択肢の一つです。

快適なインターネット環境を手に入れて、ストレスフリーなネットライフを楽しみましょう!

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