光回線工事の立ち会いは必要?所要時間と穴あけ・賃貸の注意点【2026】

「光回線を申し込みたいけれど、工事の当日って何をするの?」「立ち会いは必要?壁に穴を開けられたら困る」——申し込みを迷わせているのは、料金や期間よりも、工事当日の得体の知れなさだったりします。通信業界10年以上の実務経験をもとに、光回線工事で実際に行われる作業、立ち会いの要否、所要時間、そして穴あけと賃貸での注意点まで、当日の不安を先回りして解消します。

本記事の確認時点の一般的な運用をふまえて、「自分の場合は立ち会いが要るのか」「誰が立ち会えばいいのか」「賃貸で何を確認しておくべきか」まで判断できるよう整理しました。工事が不要なケースの見分け方や、どうしても工事がネックな場合の代替手段も解説します。

この記事の結論
宅内に作業員が入る派遣工事では立ち会いが必要です。所要時間は戸建て1〜2時間、マンション1〜1.5時間。立ち会いは家族など代理でも可能です。
目次

光回線工事の立ち会いは必要?まず結論から

このセクションの要点
宅内に作業員が入る「派遣工事」なら立ち会いは必須。設備が残っている「無派遣工事」なら立ち会いは不要です。

光回線工事の立ち会いが必要かどうかは、工事が「派遣工事」か「無派遣工事」かで決まります。派遣工事とは作業員が自宅を訪問して行う工事のことで、宅内や敷地内に立ち入るため立ち会いが必須です。

一方の無派遣工事は、回線事業者の局舎内だけで作業が完結する方式です。作業員が自宅に来ないため、立ち会いは不要である。ONUなどの機器は郵送され、届いたら自分で光コンセントに接続するだけで開通する。

工事の種類作業場所立ち会い
派遣工事自宅・敷地内必要
無派遣工事局舎内のみ不要

※工事区分は建物の設備状況・回線種別により決まります。契約時に事業者から案内されます(2026年7月4日時点の一般的な運用)。

自分がどちらになるかは、光コンセントが室内にあるかがひとつの目安です。以前に光回線を使っていて設備が残っていれば無派遣で済むことが多く、初めての導入なら派遣工事になるのが一般的です。ただし例外もあるため、詳しくは光コンセントとは光コンセントがあるのに工事が必要な理由もあわせてご覧ください。

立ち会いの要否は派遣か無派遣かで決まる

工事当日の内容と所要時間の目安

「工事」と聞くと大掛かりなイメージがありますが、実際は作業員に部屋を案内して、設置場所を確認するくらいなんですよね。

派遣工事の当日は、大きく分けて光ファイバーケーブルの引き込みと、宅内機器の設置という2つの作業が行われます。専門用語が並ぶと構えてしまいますが、契約者側がやることは多くありません。

光ファイバーケーブルは、最寄りの電柱から自宅へ引き込まれます。通常はエアコンダクトや電話線の配管など既存の隙間を使うため、多くのケースで新たな穴あけは発生しません。室内では光コンセント、そしてONU(光回線終端装置)を設置します。

ONU(光回線終端装置)とは、光の信号をパソコンやルーターが使えるデジタル信号に変換する機器のことです。光回線を使うために必ず必要になります。

所要時間はどのくらいか。BIGLOBEの解説によれば、戸建て住宅の工事にかかる時間は1〜2時間程度が一般的である。マンションで共用部までの設備が整っている場合は、1〜1.5時間程度が目安とされている。

1〜2時間
戸建ての工事目安
1〜1.5時間
マンションの工事目安

ただし、この時間はスムーズに進んだ場合の目安です。電柱からの距離が遠い、穴あけやビス留めが必要、設置場所が決まっていないといった要因で予定より長引くことがあるため、工事当日は終了予定時刻の後も余裕を持って予定を空けておくのが安全です。工事までの待ち日数が気になる方は工事は何日待つかも参考になります。

当日の作業は1〜2時間、やることは少ない

立ち会いで自分がすること・誰が立ち会えるか

立ち会いで契約者がすること

作業員を部屋に案内し、光ファイバーの通し口と機器の設置場所を確認・指定する。工事開始時と完了時に書類へサインする。基本的にはこれだけで、作業中ずっと見ている必要はありません。

立ち会いといっても、作業自体は業者が行うため契約者の負担は軽いです。当日は作業員を迎え入れ、ケーブルを通す場所とONU・光コンセントの設置位置を伝えれば、あとは家事や仕事をしながら待てます。

気になるのが「立ち会いは契約者本人でないとダメか」という点でしょう。結論として、立ち会いは家族などの代理人でも問題ありません。ソフトバンクの公式FAQでも、宅内工事の立ち会いは契約者以外でも問題ないと明記されている。GMOインターネットグループのとくとくBB光でも、代理人での立ち会いが可能とされている。

親戚や友人に立ち会いを任せることも可能ですが、機器の設置場所の判断やトラブル時の対応を考えると、本人か同居家族が立ち会うのが安心です。代理を立てる場合は事前に立会人の氏名を伝えておきましょう。

当日をスムーズに終えるために、ONUを置く場所の近くに電源コンセントを確保しておきましょう。BIGLOBEの解説によれば、電源が取れないと開通確認ができず工事を完了できないケースがある。電源タップを1つ用意しておくと確実です。

工事当日までに準備すること
  • ONU・光コンセントの設置場所を決めておく
  • 設置場所の近くに電源コンセント(または電源タップ)を確保する
  • 本人が難しければ立会人(家族)を決めておく
  • 賃貸の場合は事前に大家・管理会社の許可を取る

穴あけの有無と賃貸で必ず確認すべきこと

賃貸だと「勝手に工事して大家さんに怒られないかな…」が一番の不安ですよね。ここを先に潰しておきましょう。

まず穴あけについて。光回線工事で壁に穴を開けるのは必須ではありません。多くの住宅ではエアコンダクトや電話線の配管など既存の開口部を使うため、貫通穴を新たに開けずに済みます。

穴あけが必要になるのは、ケーブルを通せる隙間がまったくない場合に限られます。なお、屋外でケーブルを外壁に固定する際のビス留め用の小さな穴は開くことがあるが、これは壁を貫通させるものではない。貫通穴とビス穴は分けて考えるとよい。

穴あけが不要になりやすいケース
  • エアコンダクトが使える
  • 電話線の配管に空きがある
  • 既に光コンセントがある
穴あけが必要になりうるケース
  • ケーブルを通す隙間が一切ない
  • 既存配管が塞がっている
  • 建物の構造上の制約がある

賃貸物件で特に重要なのが事前の許可取りです。工事でよくあるトラブルは、賃貸で大家や管理会社の許可を得ないまま工事日を迎えてしまうケースだ。穴あけの有無にかかわらず、光回線を引く前に許可を取っておくのが原則である。

許可を取る際は、「穴あけの可否」と「原状回復の範囲」を具体的に確認しておくと安心です。物件によっては穴あけNGでも配管利用ならOKというケースもあります。賃貸での確認手順は賃貸のWi-Fi契約許可で詳しく解説しています。

許可を得ずに穴あけ工事をすると、退去時に原状回復費用を請求されたり、トラブルに発展したりする恐れがあります。賃貸では必ず着工前に書面またはメールで許可を得ておきましょう。

賃貸は着工前の許可取りが最優先

工事が不安・工事できない場合の選択肢

タイプ別の向き先

安定性・速度を最優先し工事OKなら光回線。工事ができない・立ち会いの時間が取れない・今すぐ使いたいなら、工事不要のホームルーターが現実的な選択肢です。

ここまでの内容をふまえると、光回線は工事さえ乗り越えれば安定した高速通信が得られるのが強みです。工事の負担も、実際には1〜2時間の立ち会いと事前準備で済みます。速度や安定性を重視するなら、光回線が第一候補になります。

一方で、「賃貸で穴あけ許可が下りない」「立ち会いの時間がどうしても取れない」「今日明日にでもネットが必要」という場合は、工事不要のホームルーターが噛み合います。コンセントに挿すだけで使えるため、工事も立ち会いも不要です。

こんな人におすすめ

光回線の開通までにネットが使えない空白期間が気になる場合は、開通までのつなぎとしてWi-Fiを使う手もあります。詳しくは開通までのつなぎWiFiを、工事費の相場は工事費用の相場で確認できます。

迷ったらこの2択でOK

工事OKで速度重視の方

GMO光アクセス

工事は必要ですが、安定した高速通信を求めるならこちら。まずは提供エリアと最新条件を確認できます。

工事不可・急ぎの方

とくとくBBホームWi-Fi

工事も立ち会いも不要。コンセントに挿すだけで最短翌日から使えます。急ぎの方に向いています。

※料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。

よくある質問

光回線工事の立ち会いは契約者本人でないとダメですか?

いいえ、家族などの代理人でも立ち会えます。ソフトバンク光やとくとくBB光の公式案内でも、契約者以外の立ち会いが認められています。代理を立てる場合は事前に立会人の氏名を伝えておくとスムーズです。

工事の所要時間はどのくらいですか?

戸建てで1〜2時間、マンションで1〜1.5時間程度が一般的な目安です。電柱からの距離や穴あけの有無によって長引くこともあるため、当日は終了予定後も予定を空けておくと安心です。

工事で壁に穴を開けられますか?

穴あけは必須ではありません。多くの場合はエアコンダクトや電話線の配管など既存の隙間を使います。通せる隙間がない場合のみ穴あけが必要になることがあります。

賃貸でも光回線工事はできますか?

できますが、事前に大家さんや管理会社の許可が必要です。穴あけの可否と原状回復の範囲を確認しておきましょう。許可を得ずに工事するとトラブルの原因になります。

立ち会いなしで開通できるケースはありますか?

あります。以前の光回線設備(光コンセント)が残っている場合や、フレッツ光からコラボ光への乗り換えなどは無派遣工事となり、立ち会いは不要です。機器は郵送され自分で接続します。

工事当日に用意しておくものはありますか?

ONUの設置場所近くに電源コンセント(または電源タップ)を確保しておくと確実です。電源が取れないと開通確認ができず、工事を完了できない場合があります。

どうしても工事ができない場合はどうすればいいですか?

工事不要のホームルーターが選択肢になります。コンセントに挿すだけで使え、工事も立ち会いも不要です。速度や安定性は光回線に劣りますが、動画視聴やビデオ会議には十分な水準です。

この記事の要点
  • 宅内に作業員が入る派遣工事では立ち会いが必要、無派遣工事なら不要
  • 所要時間は戸建て1〜2時間・マンション1〜1.5時間が目安
  • 立ち会いは家族など代理人でも可能、電源の確保が当日のカギ
  • 穴あけは必須ではないが、賃貸は着工前の許可取りが必須

まとめ:工事内容を知れば申し込みの不安は減らせる

光回線工事の立ち会いは、宅内に作業員が入る派遣工事の場合に必要ですが、やることは設置場所の確認とサインくらいで、負担は軽いものです。所要時間も1〜2時間、立ち会いは家族などの代理でも問題ありません。穴あけも必須ではなく、多くは既存の配管で対応できます。

賃貸の方は着工前の許可取りだけ忘れずに。工事の中身がわかれば、申し込みを止めていた不安の多くは解消されるはずです。工事OKで速度を求めるなら光回線、工事ができない・急ぎなら工事不要のホームルーターと、自分の状況で選び分けましょう。

工事OKの方への総合おすすめはGMO光アクセス

安定した高速通信、シンプルな料金、代理人での立ち会いにも対応する柔軟さ。工事を前提に速度と安定性を重視するなら、まず候補に入れておきたい光回線です。

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公式サイトで提供エリア・料金・特典の最新条件を確認できます(無料)。

料金確認だけでは契約になりません。
※料金・キャンペーン内容は2026年7月4日時点のものです。

別の選択肢 工事ができない・今すぐ使いたい方は工事不要のとくとくBBホームWi-Fiもご検討ください。
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この記事を書いた人

Wi-Fiのトリセツ運営者。元通信キャリア勤務の経験を活かし、光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fiの選び方をわかりやすく解説しています。モットーは「難しい通信の話を、誰にでもわかる言葉で」。回線選びに迷ったら、ぜひ当サイトを活用してください。

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