「ソフトバンクエアーはやめたほうがいい」という声を見て、契約を迷っていませんか。結論から言うと、全員がやめるべきではありません。工事ができない・すぐ使いたい人には合いますが、速度や料金の面で「後悔する人」の条件がはっきりしています。
この記事では、公式情報で確認できる落とし穴を7つに絞り、あなたが「向いている人」なのか「やめたほうがいい人」なのかを判断できるようにします。
光回線を引ける家なら、まず光を検討でOKです。
ただし「速度重視」「オンライン対戦」「引っ越しが多い」人は後悔しやすいです。
- 光回線を引ける家 → まず光回線を検討
- 工事できない・すぐ使いたい → ホームルーター候補(Airに限らない)
- ソフトバンク/ワイモバイルユーザー → セット割でAirが有利になることも
Airターミナル6は端末代が高く、分割払い中に解約すると残債が残ります(2026年7月15日以降の申込で最大95,040円/公式)。「合わなかったら気軽に解約」がしにくい点に注意してください。
工事不要のホームルーターを比較検討したい人は、実質料金の安い選択肢もチェックを。
ホームルーターの料金を確認する「やめたほうがいい」は全員に当てはまるわけではない
ソフトバンクエアーは、モバイル回線を使った工事不要のホームルーターです。コンセントに挿すだけで使えるため、回線工事ができない賃貸や、引っ越し直後にすぐネットが必要な人にとっては便利な選択肢になります。
一方で、「やめたほうがいい」と言われる理由の多くは、モバイル回線という仕組み上どうしても避けられないデメリットに由来します。つまり、あなたの使い方によって評価が正反対になるサービスです。まずは落とし穴を1つずつ確認し、そのうえで自分に当てはまるかを判断していきましょう。
ソフトバンクエアー7つの落とし穴
ここからは、契約前に知っておきたい代表的な注意点を7つに整理します。すべてが「致命的な欠点」ではなく、使い方次第で問題にならないものも含みます。
① 速度は光回線に及ばず、夜間・混雑時に落ちやすい
ソフトバンクエアーはモバイル回線を使うため、光回線と比べると速度が安定しにくい傾向があります。投稿型の速度測定サイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」では、ソフトバンクエアーの平均下り速度は約153Mbpsと集計されています(投稿データの集計値/2026年8月時点)。
この数値はWeb閲覧や動画視聴には十分な水準です。ただしあくまで投稿者の実測を平均したものであり、利用する場所・時間帯・建物によって大きく変わります。特に利用者が集中する夜間は速度が落ちやすく、「昼は快適でも夜は遅い」という口コミが多いのはこのためです。速度の安定性を最優先するなら、光回線のほうが有利です。
② オンライン対戦ゲームには不向き
速度(Mbps)は足りていても、応答速度を示すPing値が高くなりやすいのがモバイル回線の弱点です。みんそくの集計ではソフトバンクエアーの平均Ping値は約44msで、光回線(一般に20ms以下)より高めです。
動画視聴や普通のゲームなら問題になりにくいものの、FPSや格闘ゲームなど一瞬の反応が勝敗を分けるジャンルでは、ラグを感じる可能性があります。ゲーム用途を重視する人は、こちらの記事も参考にしてください。
詳しくはソフトバンクエアーでオンラインゲームは厳しい?PS5・FPSの実際で解説しています。
③ 5Gが使えるエリアは限られている
Airターミナル6は5Gに対応していますが、公式が案内しているとおり5Gを利用できる対象エリアは限られます。5Gエリア外では4Gでの通信となり、期待したほどの速度が出ないことがあります。
速度は住所によって大きく変わるため、都道府県単位で「使える/使えない」を判断するのは危険です。契約前に、必ず自分の住所で公式のエリア確認をしておきましょう。
④ 端末代が高く、分割中の解約で残債が残る
最大の注意点がこれです。Airターミナル6の端末代(現金販売価格)は、公式によると2026年7月15日以降の申し込みで95,040円(48回分割で1,980円/月)です(それ以前の申込は71,280円)。
この端末代は「月月割」で毎月相殺されるため、48回払い切れば実質負担は抑えられる仕組みです。ただし月月割はソフトバンクエアーを解約すると終了します。つまり分割払いの途中で解約すると、割引が止まって端末代の残債だけが残ります。「合わなかったら気軽に乗り換えよう」がしにくい、拘束力の強い費用構造だと理解しておきましょう。
⑤ 月額料金は決して安くなく、2026年12月に値上げ予定
基本料金は5,368円/月で、これに端末代(分割)が上乗せされます。各種割引適用後の月額は条件により変わりますが、ホームルーターの中では割高な部類です。
さらに公式によると、2026年12月1日から基本料金が330円値上げされ、5,698円/月へ改定される予定です。長く使うほど月額の差が効いてくるため、料金重視の人はほかのホームルーターや光回線と総額で比較することをおすすめします。
⑥ 登録した住所以外では使えない
ソフトバンクエアーは、契約時に登録した設置場所住所でのみ利用する仕組みです。公式でも、登録住所以外の場所で使おうとすると接続できず、通信制限がかかると案内されています。制限を解除するにはMy SoftBankでの住所変更手続きが必要です。
「実家に持って行って使う」「旅行先で使う」といった使い方はできません。ポケット型Wi-Fiのように持ち運ぶ用途には向かない点に注意してください。引っ越しの際も事前手続きが必要です。
引っ越し時の流れはソフトバンクエアーの引越し手続き|住所変更の方法・手順にまとめています。
⑦ 使ってみるまで速度がわかりにくい
モバイル回線の宿命として、実際の速度は設置してみるまで確定しません。同じ地域でも建物の階数・向き・基地局との距離によって大きく変わります。公式のエリア確認である程度の目安はわかりますが、「使ってみたら思ったより遅かった」というリスクはゼロにはできません。
④で述べたとおり分割中の解約には残債が伴うため、「まず試して合わなければ解約」という判断がしにくいのがつらいところです。契約前のエリア確認をより丁寧に行う必要があります。
ソフトバンクエアーが向いている人
ここまで落とし穴を挙げてきましたが、次の条件に当てはまる人にはソフトバンクエアーが合理的な選択肢になります。
- 回線工事ができない賃貸に住んでいる、または工事を待てない人
- 用途がWeb閲覧・動画視聴・SNSなど日常利用が中心の人
- ソフトバンク/ワイモバイルのスマホを使っていて、セット割(おうち割)を活かせる人
- 同じ住所で長く(分割を払い切るまで)使う予定がある人
特に「工事不要ですぐ使える」という強みは、光回線にはない明確なメリットです。設置場所が固定で、対戦ゲームや高負荷用途がなければ、十分に選ぶ価値があります。
ソフトバンクエアーをやめたほうがいい人
逆に、次のような人は後悔しやすいため、別の選択肢を検討したほうが無難です。
- 速度・安定性を最優先する人(光回線が引けるならそちらが有利)
- FPS・格闘ゲームなど低遅延が必要なオンライン対戦をする人
- 引っ越しや持ち運びで場所を変えて使いたい人
- 短期間で解約する可能性があり、端末残債の負担を避けたい人
- とにかく月額を安く抑えたい人
これらに当てはまる場合、無理にソフトバンクエアーを選ぶと「思ったより遅い」「解約したいのに残債が残る」といった後悔につながりやすくなります。
代わりになるホームルーター・光回線
「やめたほうがいい人」に当てはまった場合、状況に応じて次の3ルートで選び分けるのがおすすめです。
状況別・代わりの選び方
「工事の可否」と「速度をどこまで求めるか」で分かれます。
工事できる・速度重視
光回線が最有力
- 戸建て・持ち家
- 対戦ゲーム/在宅ワーク
- 工事を待てる
工事できない・すぐ使いたい
別のホームルーターも比較
- 賃貸で工事不可
- 設置場所は固定
- 月額を抑えたい
持ち運びたい・短期利用
WiMAX(つなぎ・据置兼用)
- 外でも使いたい
- 契約期間の縛りを避けたい
- 短期のつなぎ
なお、ホームルーター全般のメリット・デメリットを整理したい人はホームルーターはやめたほうがいい?後悔する人7つと選び方もあわせて参考にしてください。
よくある質問
最終判断:あなたはどちらか
迷ったら、まず光が引けるか確認を。

