NURO光が2026年9月に値上げ|そのまま使う人・乗り換えるべき人の分かれ目

NURO光から「料金改定のお知らせ」が届いて、月額がいくら上がるのか、このまま使い続けていいのか気になっている方に向けた記事です。

結論から言うと、値上げは2026年9月1日利用分(10月請求分)からで、戸建ての主力プランは月220〜550円ほど上がります。ただし全員が乗り換えるべきというわけではありません。契約状況によっては、継続のほうが総額で得になる人も多くいます。この記事では公式発表をもとに、プラン別の改定額と、そのまま使う人・乗り換える人の分かれ目を整理します。

まず一言でいうと、工事費の割賦がまだ残っている人や割引適用中の人は継続、割賦を払い終えて縛りもない人は乗り換えを検討、という分かれ方になります。

この記事の結論

NURO光は2026年9月1日利用分から値上げ。戸建て2ギガは5,500円→5,720円、10ギガは6,050円→6,600円へ。既存ユーザーも対象です。

  • 工事費の割賦が残っている、または割引を適用中なら、いま解約すると残債や割引消滅で損しやすいため継続が無難
  • 割賦を払い終え契約更新月が近い人は、他社の還元を使った乗り換えで月額を下げられる可能性あり
  • 乗り換え前にNURO回線の撤去費(希望時11,000円)と工事費残債を必ず確認する

値上げ後、あなたはどちらを選ぶ?

割賦・割引が残る人

NURO 光を継続する

工事費の割賦や2年割・定額割の適用が残っている人は、解約すると残債や割引消滅で損しやすいです。継続時の適用状況を公式で確認しましょう。

縛りが切れる人

他社へ乗り換える

割賦を払い終え更新月が近いなら、他社の還元を使って月額を下げられる場合があります。GMO光アクセスは乗り換え特典を用意しています。

※料金・キャンペーン・提供条件は変更される場合があります。

目次

NURO光の値上げはいつから?改定日と対象者

NURO光の料金改定は、2026年9月1日が効力発生日です。公式サイトによると、現在契約中のユーザーも例外ではありません。

ソニーネットワークコミュニケーションズは2026年6月15日に「NURO 光」一部サービスの料金改定を発表しました。値上げの理由として、部材価格や人件費の上昇影響が挙げられています。対象者には順次、メールやSMS、書面で案内が届きます。

注意点:新規契約者だけでなく、契約中のユーザーも9月利用分(10月請求分)から改定後の料金に切り替わります。「自分は契約済みだから関係ない」とは限りません。

ただし、「月額基本料金無料」「ワンコイン(500円)」などの特典やキャンペーンを利用中の場合は、その期間中は同条件のまま使えます。割引で月額を永年保証しているサービスも、条件は変わりません。特典終了後に改定後の料金が適用される、という順序です。

プラン別|改定前後の月額料金を比較

もっとも利用者が多い戸建て・マンションの主力プランを、改定前後で並べます。値上げ幅はプランによって220〜570円と差があります。

対象プラン改定前(8/31まで)改定後(9/1から)差額
NURO 光 One 2ギガ5,500円5,720円+220円
NURO 光 One 10ギガ6,050円6,600円+550円
NURO 光 2ギガ(3年契約)5,200円5,720円+520円
NURO 光 10ギガ(3年契約)5,700円6,270円+570円
NURO 光 2ギガ(マンション)タイプS/L3,850円4,235円+385円
NURO 光 10ギガ(マンション)タイプS/L4,400円4,840円+440円
NURO 光 for マンション 2ギガ(3年契約)2,210円2,420円+210円
NURO 光 for マンション 10ギガ(3年契約)2,760円3,080円+320円

表から分かるのは、値上げ額はおおむね月200〜570円の範囲で、2ギガより10ギガのほうが上げ幅が大きい点です。年額に直すと、戸建て10ギガ(One)で年6,600円ほどの負担増になります。マンションの集合住宅向けプランは上げ幅が抑えられています。

上の表は代表的なプランの抜粋です。契約期間なしプランやG2系の旧プランも改定対象です。自分のプラン名は「NURO 光 マイページ」の「ご契約内容」で確認できます。

自分が2ギガと10ギガのどちらを使っているか曖昧な場合や、この機会に見直したい場合は、用途別の選び方を別記事にまとめています。

NURO光2ギガと10ギガの違い|どっち選ぶか用途別診断

継続しても損しない人|割賦・割引が残っているケース

値上げの案内が来ても、慌てて乗り換えるとかえって損をする人がいます。判断の軸は「工事費の割賦」と「適用中の割引」です。

NURO光の基本工事費は戸建てで44,000〜49,500円と高額です。これを分割で払い、割引で相殺する「実質無料」の仕組みのため、割賦の途中で解約すると残りが一括請求されます。値上げ分より残債のほうが大きくなりやすく、この段階での乗り換えは損になりがちです。

また、NURO光には値上げ後の負担を抑える救済的な割引もあります。公式サイトによると「3ねん定額割」は、3年契約プランで36カ月目まで2ギガが月1,350円、10ギガが月1,300円割引され、2ギガは実質3,850円、10ギガは実質4,400円で使えます。29歳以下なら「U29応援割」で最大2,620円/月の割引が受けられます。これらを適用中の人は、割引が続く間は値上げの影響が小さく、継続で問題ないケースが多いです。

そのまま継続がおすすめな人
  • 基本工事費の割賦がまだ残っている(残債の一括請求を避けたい)
  • 3ねん定額割・U29応援割・2年割などの割引を適用中
  • 契約更新月まで期間があり、解約すると契約解除料がかかる
  • NUROの速度・品質に満足していて、月数百円の増額を許容できる

自分にどの割引が付いているか、更新月がいつかは、マイページの契約内容で確認できます。継続する場合の適用条件や、割引が切れた後の料金は公式で確かめておくと安心です。

継続する場合の割引適用状況と、割引終了後の月額を公式で確認しておきましょう。

NURO 光を確認

なお、2025年10月以降に新規申込できる戸建てプランは「NURO 光 One」に一本化されています。従来プランとの違いは別記事で比較しています。

NURO光Oneは本当にお得?2年間月額3,850円の新プランを旧プランと徹底比較

29歳以下の方は、値上げ後もU29応援割の対象条件を満たせるか確認しておくと判断が早くなります。

NURO光 U29応援割とは?29歳以下が4年間月額3,980円で使える条件

乗り換えを検討していい人|縛りが切れているケース

逆に、割賦を払い終え、契約更新月が近い人は乗り換えを検討する価値があります。値上げ分をそのまま受け入れるより、他社の還元で月額を下げられる可能性があるためです。

光回線各社は、他社からの乗り換え時に違約金や工事費残債を負担する特典や、高額キャッシュバックを用意しています。ただし還元額や適用条件は申込ページによって変わるため、具体的な金額は必ず遷移先の公式で確認してください。

離脱先の一例としてGMO光アクセス(GMOとくとくBB光)があります。全国のフレッツ光網(光コラボ)を使うサービスで、NUROのような専用回線ではないため対応エリアが広く、キャッシュバックや乗り換え負担特典を組み合わせられる点が強みです。最新の料金・特典・違約金負担の上限は公式サイトでご確認ください。

乗り換えを検討していい人
  • 基本工事費の割賦を払い終えている(残債の一括請求がない)
  • 契約更新月が近く、契約解除料がかからない、または他社が負担してくれる
  • 2ギガで十分で、他社の月額のほうが安くなる
  • 引っ越し予定があり、どのみち契約を見直すタイミング

乗り換え費用を抑える具体的な手順や、還元の申請でつまずきやすい点は別記事にまとめています。実質0円にするには申請の順序が重要です。

光回線の乗り換え費用を実質0円にする方法|申請手順と失敗例

NURO光は解約時に撤去費・工事費残債がかかる

解約時

乗り換えを決める前に、NURO光ならではの離脱コストを把握しておく必要があります。ここを見落とすと、下がった月額よりも解約時の一時費用が上回ることがあります。

NURO光は電柱から光ファイバーを自宅に引き込む専用回線のため、解約時の扱いが光コラボと異なります。主に次の3つが発生し得ます。

費用項目目安発生条件
基本工事費の残債残り回数分(最大49,500円)割賦の途中で解約した場合に一括請求
契約解除料3,850円〜更新月以外に3年契約などを解約した場合
回線撤去工事費11,000円撤去を希望する場合、または賃貸で原状回復を求められる場合

表の通り、撤去工事は必須ではなく、希望する場合のみ11,000円がかかります。公式サイトによると、撤去しなければ光キャビネットや光コンセント、引込線は残置されたままになります。賃貸で退去時に原状回復を求められるケースでは、撤去が必要になる場合があるため、契約内容を確認してください。

重要:今回の料金改定にともなう「初期契約解除」や「移行期間(2026年7月1日〜9月30日)」中の解約でも、免除されるのは契約解除料や一部の月額料金までです。工事費残債・回線撤去工事費・機器未返却時の損害金などは免除対象外で請求されます。乗り換え前に、自分の残債と撤去要否を必ず確認してください。

解約前にチェックすべき項目は、料金以外にもレンタル機器の返却や名義、電話番号の引き継ぎなど複数あります。抜け漏れを防ぐためのリストを用意しています。

光回線を解約する前に確認すべき10項目

継続と乗り換え、どちらを選ぶかの判断表

ここまでの内容を、状況別の判断表にまとめます。自分の契約状況に近い行を見てください。

あなたの状況おすすめの判断理由
工事費の割賦が残っている継続残債の一括請求が値上げ分を上回りやすい
定額割・U29応援割を適用中継続割引期間中は値上げの影響が小さい
更新月が近く割賦も完了乗り換え検討解除料なしで他社の還元を活かせる
2ギガで足り、他社が安い乗り換え検討月額を下げられる可能性がある
速度・品質に満足している継続NUROの独立回線の速度は乗り換えで失う

判断表から分かるように、鍵になるのは「割賦の完了」と「更新月」の2点です。この2つがクリアできていれば乗り換えの選択肢が現実的になり、どちらか一方でも残っていれば継続のほうが無難です。金額の断定はせず、まず自分の残債と更新月をマイページで確認するのが最初の一歩になります。

申込窓口によって特典が変わるため、継続・再契約を選ぶ場合もどの窓口が有利かを比べておくと無駄がありません。

NURO光のおすすめ申込窓口はどこ?公式・代理店の全特典を徹底比較

よくある質問

既存ユーザーも値上げの対象ですか?

対象です。公式発表によると、現在契約中のユーザーも2026年9月利用分(10月請求分)から改定後の料金に変わります。ただし「月額無料」「ワンコイン」などの特典を利用中の場合は、その期間中は同条件のままです。

適用中の割引はどうなりますか?

月額基本料金から割引される特典やキャンペーンの割引額に変更はありません。3ねん定額割やU29応援割などは、条件を満たす限り引き続き適用されます。値上げが反映されるのは、割引が終了した後の基本料金部分です。

値上げを理由に違約金なしで解約できますか?

今回の改定では「初期契約解除」と「移行期間(2026年7月1日〜9月30日)」が設けられ、条件を満たせば契約解除料などが免除されます。ただし工事費残債・回線撤去工事費・機器未返却時の損害金などは免除対象外です。手続きによって免除される費目が異なるため、申請前にマイページで契約状況を確認してください。

解約時に必ず撤去工事は必要ですか?

必須ではありません。撤去は希望する場合のみで、その際は11,000円がかかります。撤去しなければ光キャビネットや引込線は残置されます。賃貸で原状回復を求められるケースでは撤去が必要になる場合があるため、契約内容と物件の条件を確認してください。

まとめ|まず残債と更新月を確認してから決める

NURO光は2026年9月1日利用分から値上げされ、戸建て2ギガは5,720円、10ギガは6,600円になります。既存ユーザーも対象で、上げ幅はプランにより月220〜570円です。

ただし、全員が乗り換えるべきわけではありません。工事費の割賦が残っている人や割引を適用中の人は、解約すると残債の一括請求や割引消滅で損しやすく、継続が無難です。一方、割賦を払い終えて更新月が近い人は、他社の還元を使った乗り換えで月額を下げられる可能性があります。

判断の最初の一歩は、マイページで「工事費の残債」と「契約更新月」を確認することです。この2点がクリアなら乗り換えを、どちらか残っていれば継続を軸に検討すると、値上げに振り回されずに済みます。金額や特典は変わるため、継続ならNURO 光の公式、乗り換えならGMO光アクセスの公式で最新条件を確かめてから決めてください。

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この記事を書いた人

Wi-Fiのトリセツ運営者。元通信キャリア勤務の経験を活かし、光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fiの選び方をわかりやすく解説しています。モットーは「難しい通信の話を、誰にでもわかる言葉で」。回線選びに迷ったら、ぜひ当サイトを活用してください。

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