「ぷらら光って今後どうなるの?」「何もしなくても大丈夫?」──2025年11月にNTTドコモが発表したぷらら光のサービス統合は、利用者にとって見過ごせない大きな変更です。
2026年5月から順次、ぷらら光は「ドコモ光」と「OCN インターネット」へ統合されます。そして2027年3月31日には、ぷらら光そのものがサービス終了。手続きをしなければ、ネットが使えなくなるケースもあります。
この記事では、統合のスケジュール・手続きの要否・料金やメールへの影響・損しないための行動まで、ぷらら光ユーザーが今知るべきことをすべてまとめました。
ぷらら光統合の概要──何が起きるのか
ぷらら光とは、フレッツ光の設備を使ってNTTドコモが提供していたプロバイダ一体型の光回線サービスです。2024年2月に新規受付を終了しており、既存ユーザーのみが利用を続けていました。
今回の統合は、NTTグループ全体の再編の一環です。光回線部分は「ドコモ光」へ、プロバイダ(ISP)部分は「OCN インターネット」へと引き継がれます。OCNは世界でも限られた事業者しか運営しない「Tier1 IPバックボーン」に接続しており、通信品質面ではむしろ向上が期待できるのが特徴です。
統合前:ぷらら光(光回線+プロバイダ一体型)
統合後:ドコモ光(光回線)+ OCN インターネット(プロバイダ)
手数料・工事費:統合に伴うユーザー負担は0円
統合開始:2026年5月~
ぷらら光終了:2027年3月31日
なお、ぷらら光とは別に「フレッツ光+ぷらら(ISP単体契約)」を利用している方もいます。こちらは2027年2月から順次OCNのフレッツ光関連サービスへ統合されると、2026年3月31日にドコモから発表されました。ISP単体契約の方は手続きや費用の負担は不要です。
いつから統合されるか──全スケジュールを時系列で整理

「結局いつまでに何をすればいい?」という声が多いので、時系列で整理しました。重要な日付を見落とさないようにしてください。
この日までに自分でドコモ光へ事業者変更すると、キャッシュバック等のキャンペーンが適用されます。自動統合ではキャンペーン対象外のため、お得に乗り換えたい方はここが締切です。
NTT東西直接契約オプションのあるユーザーから順次統合開始。手続きが必要な方には、郵便またはメールで個別に案内が届きます。
メールアドレスだけを残す「ぷらコミ0」プランの新規受付が終了。ぷらら会員からのコース変更は引き続き可能。
NTT東西直接契約がない方は、この時期から順次統合されます。開始前にメールで案内あり。
ぷらら光とは別に、フレッツ光のプロバイダとしてぷららを使っている方のOCNへの統合が開始。
この日までに統合が完了していない場合、インターネットが使えなくなります。ぷららのオプションサービスも同日で解約。
※ 上記スケジュールは2026年4月7日時点の公式情報に基づきます。変更の可能性があるため、最新情報はぷらら公式特設ページでご確認ください。
統合先は何か──ドコモ光×OCN インターネットとは
統合先は「ドコモ光 タイプA 1ギガ(2年定期契約)」+プロバイダ「OCN インターネット」。プロバイダ料金込みの一体型サービスです。
統合後のサービス構成はシンプルです。光回線はドコモ光、プロバイダはOCN インターネット。ドコモ光のプロバイダは20社以上から選べますが、統合先としてOCN インターネットが自動的に割り当てられます。
OCN インターネットは、ドコモが直接運営するプロバイダブランドで、世界規模のTier1 IPバックボーンに接続しているのが強みです。ざっくり言えば、インターネットの「高速道路」を自前で持っているようなもので、混雑に強く安定した通信が期待できます。
回線種別:光コラボ(フレッツ光設備を利用)
最大通信速度:1Gbps(理論値)
プロバイダタイプ:タイプA
IPoE(IPv4 over IPv6):対応
Wi-Fiルーター:無料レンタルあり(新規申込の場合)
セット割:ドコモ光セット割(最大1,210円/月×回線数)
なお、ぷらら光で無料レンタルしていたWi-Fiルーターは統合後も引き続き利用可能です。ただし、故障交換などのサポートは統合完了時または2027年3月31日で終了し、返却は不要とされています。一方、統合によるOCN インターネットのWi-Fiルーターレンタルは申込不可なので注意してください。
利用者がやるべき手続き──自分は対象か3問で診断



「自分が手続きすべきかどうか」が最大の疑問ですよね。以下のフローチャートで確認してみてください。
- Q1. NTT東西と直接契約しているオプション(ひかり電話・フレッツテレビなど)はありますか?
→ はい → 自分で手続きが必須(事業者変更承諾番号の取得+情報開示許諾が必要)
→ いいえ or 不明 → Q2へ - Q2. ドコモのスマホを利用していますか?
→ はい → ドコモ光セット割で月額が安くなる可能性大。2026年4月30日までに自分で申し込むとキャンペーンも適用される
→ いいえ → Q3へ - Q3. ぷららメールアドレス(@plala.or.jp)を各種サービスに登録していますか?
→ はい → 統合前に「ぷらコミ0」へ変更するか、別のメールアドレスへ移行が必要(ぷらコミ0も2028年3月に終了するため、最終的にはメール移行が必須)
→ いいえ → 基本的に待っていれば自動統合されるが、自分で申込む方がキャンペーンでお得
ここからは、手続きが必須の人と任意だがやった方がお得な人に分けて解説します。
手続きが「必須」の人:NTT東西直接契約のオプションがある場合
ぷらら光の利用中に、NTT東日本またはNTT西日本と直接契約している「ひかり電話」「フレッツ・テレビ」などのオプションがある場合、自分で以下の手続きを行う必要があります。
ぷららダイヤル(固定電話:0120-971-391 / 携帯:0570-008-887)に連絡し、11桁の承諾番号を取得します。受付時間は8:00〜22:00(土日祝も対応)。
STEP1完了日以降、承諾番号の有効期限内(取得日を含む15日以内)にNTT東日本または西日本のWebサイトで手続きします。お客さまID(CAFまたはCOPから始まる番号)が必要です。営業時間は8:30〜22:00。
・NTT東日本:https://flets.com/
・NTT西日本:https://flets-w.com/
手続きが「任意」だがやった方がお得な人
NTT東西の直接契約オプションがない方は、何もしなくても2026年9月頃から順次自動的に統合されます。ただし、2026年4月30日までに自分でドコモ光へ事業者変更を申し込むとキャンペーンが適用されるため、自動統合を待つより断然お得です。
ぷらら公式サイトでも「サービス統合による切替えはキャンペーン対象外」と明記されています。自動統合を待つとキャッシュバックやdポイント還元を受けられないのは、知らないと損する重要なポイントです。
OCN インターネット×ドコモ光の公式特典は、時期によって内容が変わります。最新の特典内容はOCN インターネット公式サイトで確認できます。
手続きをしないとどうなるか──最悪のシナリオ
「面倒だから放っておこう」と考える方も多いはず。でも、ぷらら光の統合は放置が最も損をするパターンです。具体的に何が起きるかを整理します。
パターン①:NTT東西直接契約がある人が放置した場合
2027年3月31日にぷらら光が強制終了し、同時にインターネット・ひかり電話・フレッツテレビもすべて使えなくなります。ぷらら公式でも「お手続きが必要な方がお手続きをされなかった場合、サービスが統合できず(中略)提供終了となります」と明記されています。
パターン②:NTT東西直接契約がない人が放置した場合
こちらは2026年9月以降に自動的に統合されるため、ネットが止まるリスクは低いです。ただし、以下の点で損をします。
- キャッシュバック・dポイント還元などのキャンペーンが適用されない
- 自動統合後は「請求書払い」になり、請求書発行手数料がかかる可能性がある
- ドコモ光セット割の適用にはペア回線設定が別途必要



自動統合を待つだけでも回線は使い続けられますが、数万円分のキャンペーンを逃すことになります。ほんの少し手間をかけるだけで大きな差が出ますよ。
メールアドレスや料金への影響
月額料金は440円アップ。ぷららメールは最終的に2028年3月に完全終了。ドコモ光セット割を使えば実質的に値下げになるケースもあります。
料金の変更:月額440円の値上げ
統合後の料金プランは「ドコモ光 タイプA 1ギガ(2年定期契約あり)」が適用されます。ぷらら光と比較すると、戸建て・マンションとも月額440円の値上げです。
ぷらら光(統合前)
戸建て:月額5,280円
マンション:月額3,960円
契約期間の縛りなし
ドコモ光(統合後)
戸建て:月額5,720円
マンション:月額4,400円
2年定期契約(自動更新)
※ 表示価格はすべて税込です。ドコモ光の料金はドコモ光 料金プラン公式ページを参照。
ぷらら光は契約期間の縛りがなかったのに対し、ドコモ光は2年定期契約(自動更新)に切り替わる点にも注意が必要です。更新月以外に解約すると、戸建て5,500円・マンション4,180円の解約金が発生します。
ただし、ドコモスマホユーザーなら「ドコモ光セット割」で最大1,210円/月がスマホ1回線ごとに割引されます。家族3人がドコモスマホなら月3,630円の割引。440円の値上げを大きく上回るため、ドコモユーザーにとっては実質的に値下げです。
ぷららメールアドレスの行方
@plala.or.jpのメールアドレスについて、結論は最終的に2028年3月31日で完全に使えなくなるです。
統合前にぷらら光から「ぷらコミ0」(月額220円)へプラン変更すれば、メールアドレスだけは残せるとされていました。しかし2026年3月31日に、ドコモはぷらコミ0自体も2028年3月31日で提供終了すると発表。つまり、ぷらコミ0はあくまで「一時的な延命措置」にすぎません。
代替サービスとして、ドコモは「OCN バリュープラン」(月額275円)を案内しています。OCNのメールアドレス(@***.ocn.ne.jp)が1個付与されますが、ぷららのメールアドレスは引き継げません。
長年使ってきた@plala.or.jpのアドレスを各種サービスに登録している方は、今のうちにGmailやYahoo!メールなどの無料メールに移行しておくことを強くおすすめします。プロバイダメールに依存しない体制を作っておけば、今後どの回線に乗り換えても困りません。
メールアドレスの移行について詳しくは、プロバイダメールがあっても乗り換えできる!メールを残して回線だけ安くする方法を参考にしてください。
その他の変更点
以下のオプションは統合完了後に順次終了します。ドコモ光側で代替サービスを利用したい場合は、統合後に自分で申込みが必要です。
・ウイルスバスター for plala
・マカフィー for plala
・あんしん機器保証
・ぷらら サポートぷらす
・ぷらら訪問設定サポート
「複数メールアドレス」「メールウイルスチェックサービス」は2027年3月31日で終了。
支払い方法については、クレジットカード払い・口座振替をご利用中の方はそのまま引き継がれるので手続き不要です。NTT回収代行(電話料金合算)を利用中の方は、NTTファイナンスの「電話料金合算サービス」に自動変更されます。変更を希望しない場合は統合前にぷららマイページで支払い方法を変更してください。
ドコモ光にそのまま寄せるべき人/他社も検討すべき人



統合先のドコモ光にそのまま乗るのがベストとは限りません。スマホのキャリアによって最適な選択が変わります。
ドコモ光にそのまま統合するのがベストな人
- ドコモのスマホ(eximo・irumo・ドコモMAX等)を家族で利用している
- OCNの通信品質(Tier1バックボーン)に魅力を感じる
- 手間をかけずに統合を終わらせたい
- 固定電話(ひかり電話)をそのまま引き継ぎたい
ドコモスマホユーザーにとっては、セット割だけで月額の値上げ分を吸収できるため、そのままドコモ光へ統合するのが合理的です。家族にドコモユーザーが複数いれば、むしろ通信費トータルは下がります。
ドコモ光のプロバイダ選びについて詳しくは、ドコモ光のおすすめプロバイダはどこ?全23社を比較して最適を解説もあわせてご覧ください。
他社への乗り換えを検討すべき人
- ドコモ以外のスマホ(au・ソフトバンク・格安SIM)を使っている
- 月額料金をとにかく安く抑えたい
- 2年縛りのある契約をしたくない
- ぷらら光の「縛りなし」が魅力で使い続けていた
ドコモスマホ以外の方は、セット割の恩恵がないため月額440円の値上げだけが残る形になります。それなら、自分のスマホキャリアに合った光回線を選んだほうがお得です。
たとえば、auユーザーならauひかりやビッグローブ光、ソフトバンクユーザーならソフトバンク光でセット割が使えます。格安SIMの方は、セット割に頼らず月額料金そのものが安い光回線を選ぶのが賢い選択です。
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別の光回線診断ページも参考にしてください。セット割なしでも安い回線をお探しなら、格安SIM向け最安回線の比較ページで実質月額を比較できます。
ドコモスマホユーザー向け:統合前にやるべきこと
ドコモスマホユーザーがぷらら光の統合で最もお得に立ち回る方法は、2026年4月30日までに自分でドコモ光(プロバイダ:OCN インターネット)へ事業者変更を申し込むことです。
自動統合と自分で申し込む場合の違いを整理すると、差は歴然です。
| 自動統合(放置) | 自分で申し込み | |
|---|---|---|
| キャッシュバック | × 対象外 | ◎ 数万円の還元あり |
| dポイント特典 | × 対象外 | ◎ 対象 |
| セット割 | △ 統合後に別途手続き | ◎ 申込時に設定可能 |
| 支払い方法 | △ 請求書払いになる場合あり | ○ 申込時に選択可能 |
| 手間 | ○ 少ない | △ 申込手続きが必要 |
※ キャッシュバック金額・dポイント還元額は時期により変動します。最新の特典内容は公式サイトでご確認ください。
少しの手間をかけるだけで数万円の差が生まれます。ドコモスマホユーザーであれば、自分で申し込まない理由はほぼありません。
ドコモ光×OCN インターネットの最新キャンペーンは公式で確認できます。工事費や事業者変更手数料も公式で最新の条件をチェックしてみてください。
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※ エリア確認だけでは契約になりません。無理な勧誘は一切ありません。
よくある質問
- ぷらら光の統合に費用はかかりますか?
-
統合に伴う事業者変更手数料・工事費は無料です。ユーザーの費用負担はありません。ただし、統合後にドコモ光の2年定期契約が適用されるため、更新月以外の解約には別途解約金が発生します。
- ぷらら光が自動的にドコモ光に切り替わるのはいつですか?
-
NTT東西直接契約オプションがある方は2026年5月以降、ない方は2026年9月以降に順次統合されます。ユーザーが統合日を指定することはできません。
- ぷららメールアドレスはいつまで使えますか?
-
統合前にぷらコミ0へ変更すればメールアドレスは一時的に残せますが、ぷらコミ0自体が2028年3月31日で提供終了となります。それ以降は@plala.or.jpのメールは完全に使えなくなります。早めに別のメールアドレスへ移行してください。
- ドコモ光に統合されると月額料金は上がりますか?
-
はい、月額440円の値上げです(戸建て5,280円→5,720円、マンション3,960円→4,400円)。ただし、ドコモスマホとのセット割で最大1,210円/月×スマホ回線数が割引されるため、ドコモユーザーなら実質値下げになる場合が多いです。
- ぷらら光からドコモ光以外の光回線に乗り換えることはできますか?
-
はい、可能です。ぷらら光はフレッツ光の設備を使った「光コラボ」なので、他の光コラボ(ソフトバンク光・ビッグローブ光・GMO光アクセスなど)へ事業者変更で乗り換えられます。工事不要で、2週間程度で切り替え完了するのが一般的です。
- ぷらら光で使っていたWi-Fiルーターはどうなりますか?
-
統合後も引き続き使えます。返却も不要です。ただし、故障交換などのサポートは統合完了時または2027年3月31日で終了します。なお、統合による「OCN インターネット」のWi-Fiルーターレンタルサービスは申込できません。
- フレッツ光+ぷらら(ISP単体契約)の場合はどうなりますか?
-
ぷらら光とは別扱いで、2027年2月から順次OCNのフレッツ光関連サービスへ統合されます。ISP単体契約の場合はユーザー側の手続きや費用負担は不要ですが、認証ID・パスワード・メールアドレスの再設定が必要になる場合があります。
まとめ:ぷらら光ユーザーが今すぐやるべき3つのこと
- NTT東西直接契約オプションの有無を確認する(ひかり電話・フレッツテレビなど)→ ある場合は早急に手続きを
- ぷららメールを各種サービスに登録している場合、別のメールアドレスへ変更する(Gmail等のフリーメール推奨)
- ドコモスマホユーザーは、2026年4月30日までに自分でドコモ光を申し込み、キャンペーンを獲得する
ぷらら光の終了は避けられない変化ですが、正しく対応すれば損をすることはありません。むしろ、ドコモスマホユーザーにとってはセット割+キャンペーンで今より通信費を下げるチャンスです。
一方、ドコモ以外のスマホをお使いの方は、このタイミングで自分に最適な光回線を見つけ直す良い機会でもあります。お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別の光回線診断ページも活用してみてください。
\ キャンペーン適用は統合前の申込みが条件 /
※ エリア確認だけでは契約になりません。特典内容は時期により変動するため、公式サイトで最新情報をご確認ください。









