「夜になるとネットが遅くなる」「月額料金をもう少し下げたい」——そんな悩みを抱えて、プロバイダ変更を検討していませんか?
結論からお伝えすると、プロバイダ変更だけで速度が改善するケースと、改善しないケースがはっきり分かれます。改善しやすいのは「PPPoE接続で混雑している」「IPv6(IPoE)が未導入」といった状況の方。一方で、宅内のWi-Fiルーターや配線がボトルネックになっている場合、プロバイダを変えても効果は限定的です。
この記事では、通信業界で10年以上の実務経験を持つ専門家が、プロバイダ変更の正しい手順から、速度改善の条件、メールアドレスの引き継ぎ方法、違約金の確認ポイントまで徹底解説します。
この記事を読めば、自分がプロバイダ変更で解決できるタイプなのか、それとも回線ごと乗り換えた方がいいのかがわかります。「今すぐ結論を知りたい」方は、下の30秒診断からお読みください。
結論:プロバイダ変更で「改善する人」「しない人」がはっきり分かれる
プロバイダ変更を検討する前に、まず「自分の遅さの原因」を特定することが重要です。原因によって、プロバイダ変更で解決できるか、別のアプローチが必要かが決まります。
プロバイダ変更で改善しやすいケース
- PPPoE接続で夜間に速度低下している:プロバイダの設備(網終端装置)が混雑している可能性が高く、IPv6(IPoE)対応プロバイダへの変更で改善が期待できます
- 現在のプロバイダがIPv6(IPoE)未対応:対応プロバイダに変更することで、混雑を回避できるルートで接続できるようになります
- プロバイダの品質に不満がある:サポート対応やオプションサービスに不満がある場合、変更で解決できます
プロバイダ変更では改善しにくいケース
- 宅内のWi-Fiルーターが古い・性能不足:いくらプロバイダを変えても、ルーターがボトルネックになっていれば速度は上がりません
- マンションのVDSL方式で配線がメタル線:設備の上限が最大100Mbpsのため、プロバイダ変更では根本解決になりません
- LANケーブルや端末が古い規格:CAT5以下のLANケーブルや古いパソコンでは、回線の性能を活かせません
プロバイダ変更で速度改善できるかどうかは、「回線の種類」「契約形態」「接続方式」の3つで決まります。次のセクションで、自分がどのケースに当てはまるか診断してみましょう。
まず覚えておきたい:PPPoEとIPoEの違い
プロバイダ変更で速度が改善する理由を理解するには、「接続方式」の違いを知っておく必要があります。
PPPoE方式は、従来から使われている接続方式です。インターネットに接続する際、「網終端装置(NTE)」という設備を必ず通過します。この網終端装置に多くのユーザーが集中すると、道路の渋滞のように混雑が発生し、通信速度が低下します。特に利用者が増える夜間(19時〜23時頃)に遅くなりやすい傾向があります。
IPoE方式は、次世代の接続方式です。混雑しやすい網終端装置を経由せず、直接インターネットに接続できます。そのため、利用者が増える時間帯でも速度が低下しにくいのが特徴です。NTTPCコミュニケーションズの解説によると、IPoE方式は帯域幅が広く、データ容量も通信速度も格段に向上するとされています。

わかりやすく言えば、PPPoEは「料金所のある高速道路」、IPoEは「料金所のない高速道路」のようなイメージです。料金所(網終端装置)がなければ、渋滞(混雑)も起きにくいですよね。
そもそも「プロバイダ変更」とは?回線変更・事業者変更との違い
「プロバイダ変更」という言葉は、契約形態によって意味が異なります。自分がどのパターンに該当するかによって、手続きの方法も変わってきます。
フレッツ光(回線)+プロバイダ(別契約)の場合 → プロバイダ変更が可能
NTT東日本・西日本の「フレッツ光」を契約し、別途プロバイダ(OCN、BIGLOBE、@niftyなど)と契約している場合は、回線はそのままで、プロバイダだけを変更できます。
この場合、請求が「NTTからの回線料金」と「プロバイダからの利用料金」の2本に分かれているはずです。毎月届く請求書や、クレジットカードの明細を確認してみてください。
プロバイダだけを変更する場合、回線工事は不要で、設定変更だけでインターネットを利用できます。
光コラボ(回線+プロバイダ一体型)の場合 → 基本的に「事業者変更」になる
「ドコモ光」「ソフトバンク光」「楽天ひかり」「ビッグローブ光」などの光コラボレーション(光コラボ)を利用している場合、回線とプロバイダが一体化しています。そのため、プロバイダだけを単独で変更することは基本的にできません。
光コラボ利用者が他社に乗り換える場合は、「事業者変更」という手続きになります。NTT東日本の案内によると、事業者変更とは「現在利用中の光コラボ事業者から、別の光コラボ事業者へ乗り換える手続き」のことです。
事業者変更には「事業者変更承諾番号」の取得が必要です。現在契約中の光コラボ事業者に連絡して番号を発行してもらい、その番号を使って新しい事業者に申し込みます。番号の有効期限は15日間です。
ドコモ光の場合、提携プロバイダの中から選んで変更することは可能です。ただし、GMOとくとくBBから@niftyに変更するといった「提携プロバイダ間の変更」であり、完全に自由にプロバイダを選べるわけではありません。
【30秒診断】あなたは「プロバイダだけ変えればOK」?
以下の3つの質問に答えるだけで、自分に最適な対処法がわかります。
毎月の請求が「回線(フレッツ)」と「プロバイダ」で分かれていますか?
- 分かれている → フレッツ光+別契約プロバイダの可能性大 → プロバイダ変更が可能
- 1本にまとまっている(○○ひかり等) → 光コラボの可能性大 → 事業者変更が必要
ルーターの設定画面に「PPPoE(ID/パスワード)」の入力欄がありますか?
- PPPoE設定がある → IPv6(IPoE)未導入の可能性 → プロバイダ変更でIPv6対応にすると効果が出やすい
- 自動接続になっている → すでにIPoE接続の可能性 → プロバイダ変更の効果は限定的かも
速度が遅くなるのはどんな時ですか?
- 夜間(19時〜23時頃)だけ遅い → PPPoE混雑の可能性大 → プロバイダ変更で改善しやすい
- 常に遅い・ルーターから離れると遅い → 宅内環境の問題の可能性 → ルーター交換や設置場所の見直しが先
- 有線接続でも遅い(50Mbps以下) → VDSL方式や回線自体の問題の可能性 → 回線の見直しが必要かも
診断結果別の対処法
フレッツ光+別契約プロバイダで、PPPoE接続・夜間に遅くなる方は、IPv6(IPoE)対応のプロバイダに変更することで改善が期待できます。このまま記事を読み進めて、手順を確認してください。
光コラボ利用中で、プロバイダ単独変更ができない方は、事業者変更で別の光コラボに乗り換えるのが現実的です。回線工事なしで乗り換えられるケースが多いので、後半の「おすすめの乗り換え先」を参考にしてください。
VDSL方式で上限が100Mbps、または宅内のルーターや配線に問題がある方は、プロバイダ変更だけでは根本解決になりません。まずはルーターの買い替え、LANケーブルの交換、または回線自体の見直しを検討してください。
工事ができない環境の方や、すぐにネット環境が必要な方は、工事不要Wi-Fiの選び方も参考にしてください。
プロバイダ変更で速度が上がる「本当の理由」
「プロバイダを変えたら速くなった」という声を聞くことがありますが、これは単にプロバイダが変わったからではありません。速度改善の本当の理由は、接続方式が変わったことにあります。
PPPoEの混雑を避けて、IPoE(IPv6 IPoE)へ
前述の通り、PPPoE方式では網終端装置を通過する必要があり、ここがボトルネックになりやすいです。NTT西日本の解説によると、IPoE方式はこの網終端装置を介さずにインターネットへ接続できるため、混雑の影響を受けにくくなります。
ただし、IPoE方式はIPv6通信に対応したサービスです。現在も多くのWebサイトやサービスはIPv4で提供されているため、IPv6だけでは利用できないコンテンツがあります。
そこで重要になるのが「IPv4 over IPv6」という技術です。これは、IPv6の高速なネットワークを経由しながら、IPv4のコンテンツにもアクセスできる仕組みです。代表的なサービス名として「v6プラス」「transix」「v6コネクト」などがあります。
プロバイダ変更で速度改善を狙うなら、単なる「IPv6対応」ではなく、「IPv4 over IPv6」(v6プラス等)まで提供しているプロバイダを選ぶことが重要です。
ルーターがIPv6(IPoE)に対応していないと、プロバイダを変えても伸びない
プロバイダをIPv6対応のものに変更しても、お使いのルーターがIPv6(IPoE)や「IPv4 over IPv6」に対応していなければ、その恩恵を受けられません。
ルーターの対応状況は、メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認できます。「v6プラス対応」「transix対応」「DS-Lite対応」「MAP-E対応」などの表記があれば、対応製品です。
また、NTTからレンタルしている「ホームゲートウェイ(HGW)」を利用している場合、プロバイダ側でIPoE接続を申し込めば自動的にIPv6 IPoE接続になるケースもあります。詳細は契約先のプロバイダに確認してください。



「回線は速いのにラグがある」「速度測定では速いのにゲームが重い」という場合、バッファブロートなど宅内環境の問題の可能性もあります。プロバイダ変更の前に、ルーターの再起動や設定の見直しも試してみてください。
【ケース別】プロバイダ変更の手順(失敗しない順番)
ここからは、具体的な手順を契約形態別に解説します。順番を間違えると、インターネットが使えない期間が発生したり、余計な費用がかかったりすることがあるので注意してください。
ケースA:フレッツ光+別プロバイダ(王道パターン)
フレッツ光の回線契約はそのままで、プロバイダだけを変更する手順です。
必須条件:IPv6 IPoE / IPv4 over IPv6に対応していること。対応していないプロバイダに変更しても、速度改善は期待できません。GMOとくとくBB、@nifty、BIGLOBE、OCNなど主要プロバイダは対応しています。
公式サイトから申し込み、開通日(利用開始日)を決めます。申し込みから利用開始まで、通常は数日〜10日程度かかります。
開通日になったら、ルーターの設定を変更します。IPoE接続の場合、PPPoEのようなID・パスワード設定は不要で、ルーター側で「IPoE」または「v6プラス」などを有効にするだけで接続できることが多いです。
必ず新プロバイダでの接続を確認してから解約してください。先に解約すると、インターネットが使えない期間が発生します。メールアドレスを残したい場合は、「メールアドレス専用プラン」への変更も検討してください(後述)。
旧プロバイダでIPoE接続を利用していた場合、IPoEの廃止処理が完了するまで、新プロバイダでIPoE接続ができない場合があります。NTTドコモの案内でも、変更前プロバイダでのIPoE廃止が完了していないと、新しいプロバイダでIPv6通信が開通できないと注意喚起されています。旧プロバイダに解約を申し込む際、IPoEの廃止日を確認しておきましょう。
ケースB:光コラボ利用中(プロバイダ単独変更ができない)
光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど)を利用中の場合、プロバイダだけを変更することは基本的にできません。
今の光コラボのまま試せること
- オプション見直し:不要なオプションを解約して月額料金を下げる
- ルーター交換:IPv6対応の高性能ルーターに買い替える
- IPv6設定の確認:IPv6オプションが有効になっているか確認(無料で申し込めることが多い)
根本解決:事業者変更で「中身ごと」変える
上記で解決しない場合、または月額料金を大幅に下げたい場合は、別の光コラボへの「事業者変更」が有効です。
現在契約中の光コラボ事業者に連絡し、「事業者変更承諾番号」を発行してもらいます。番号の有効期限は15日間です。
取得した承諾番号を使って、新しい光コラボ事業者に申し込みます。事業者変更の場合、多くのケースで回線工事は不要です。
指定した切替日に、自動的に新しい事業者のサービスに切り替わります。旧事業者の解約手続きは自動で行われるため、別途連絡する必要はありません。ただし、ルーターの設定変更が必要な場合があります。
ケースC:ドコモ光など「提携プロバイダ」が選べるケースの注意点
ドコモ光では、提携プロバイダの中から選んで変更できます。例えば、GMOとくとくBBから@niftyへの変更などが可能です。
手続きはドコモショップ、電話(151)、またはMy docomoの「ドコモオンライン手続き」から行えます。変更手数料は3,300円(税込)です。
プロバイダ変更時、旧プロバイダのIPoE廃止処理が完了する前に新プロバイダに切り替わると、IPv6通信が使えない期間が発生する可能性があります。切替日を調整するか、事前に旧プロバイダに確認しておきましょう。
乗り換え前に必ず確認する5項目(不安つぶしチェックリスト)
プロバイダ変更や事業者変更の前に、以下の5項目を必ず確認してください。「後から知った」では遅い項目ばかりです。
①違約金・解約金(更新月・縛りの確認)
多くのプロバイダや光コラボには、2年または3年の契約期間(いわゆる「縛り」)があります。契約期間内に解約すると、違約金(契約解除料)が発生します。
違約金の金額は事業者によって異なりますが、一般的に2,000円〜10,000円程度です。ただし、2022年7月1日以降に契約した場合は、法改正により違約金の上限が「月額料金の1ヶ月分相当」に制限されています。
確認方法は、契約書類、マイページ(会員ページ)、またはサポートへの問い合わせです。So-netの例のように、マイページで契約更新月や違約金を確認できるプロバイダが多いです。
違約金がかかる場合でも、乗り換え先のキャッシュバックで相殺できることがあります。違約金を負担してくれるキャンペーンを実施している事業者もあるので、合わせて確認してください。
②メールアドレス(@provider)が消える問題
プロバイダから提供されているメールアドレス(例:○○@biglobe.ne.jp、○○@nifty.com)は、プロバイダを解約すると使えなくなります。
このメールアドレスを各種サービスの登録に使っている場合、乗り換え前に対策が必要です。
対策1:メールアドレス専用プランに変更
多くのプロバイダでは、メールアドレスだけを維持できる専用プランを用意しています。月額200円〜300円程度で、メールアドレスを残したまま他のプロバイダに乗り換えられます。
| プロバイダ | プラン名 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| BIGLOBE | ベーシックコース | 220円 |
| @nifty | @nifty基本料金 | 275円 |
| OCN | バリュープラン | 275円 |
| So-net | モバイルコース | 220円 |
| ぷらら | ぷらコミ0 | 220円 |
※料金は変更される場合があります。最新情報は各プロバイダの公式サイトでご確認ください。
対策2:Gmailなどの無料メールに移行
今後のことを考えると、プロバイダに依存しないGmailやYahoo!メールへの移行がおすすめです。一度移行しておけば、今後プロバイダを変更してもメールアドレスが変わりません。
移行の手順は、新しいメールアドレスを作成、各種サービスの登録メールアドレスを変更、重要な連絡先に新しいアドレスを通知、という流れになります。
③IPv6(IPoE)対応状況の確認
乗り換え先のプロバイダまたは光コラボが、IPv6 IPoE / IPv4 over IPv6に対応しているか必ず確認してください。対応していなければ、乗り換えても速度改善は期待できません。
また、お使いのルーターが対応しているかも重要です。プロバイダによっては、対応ルーターを無料でレンタルしてくれるところもあります。
④ひかり電話・ひかりTVの利用有無
ひかり電話(光IP電話)やひかりTVを利用している場合、プロバイダ変更や事業者変更で継続利用できるか確認が必要です。
フレッツ光でひかり電話を利用している場合、プロバイダを変更しても電話番号は継続できます。ただし、光コラボへの事業者変更の場合は、事前に確認が必要です。
⑤工事の有無
フレッツ光でプロバイダだけを変更する場合、回線工事は不要です。
光コラボ間の事業者変更も、基本的に回線工事は不要です。ただし、品目変更(1ギガ→10ギガなど)や、オプションサービスの追加によっては工事が必要になる場合があります。
フレッツ光から光コラボへの「転用」も、基本的に工事不要で乗り換えられます。
「プロバイダ変更」と「回線ごと乗り換え」の判断基準
ここまで読んで、「自分はプロバイダ変更で十分か、それとも回線ごと乗り換えた方がいいのか」が気になっている方も多いと思います。判断基準を整理します。
プロバイダ変更で済ませてOKな人
- フレッツ光+別契約プロバイダで、PPPoE混雑が原因で夜間に遅くなっている
- 月額料金を少し下げたい(回線自体には大きな不満がない)
- メールアドレスなどの関係で、大きな変更は避けたい
回線ごと乗り換えた方が早い人
- 光コラボ利用中で、プロバイダ単独変更ができない → 事業者変更で一体型の光コラボに乗り換え
- 請求を1本化してシンプルにしたい → フレッツ光+プロバイダから光コラボに転用
- 月額料金を大幅に下げたい → 安い光コラボに乗り換え
- スマホのセット割を使いたい → キャリアに合った光回線に乗り換え
- VDSL方式で根本的に速度が出ない → 回線種別の見直しが必要(ただし建物の制約あり)
お使いのスマホキャリアに合わせた回線選びをしたい方は、スマホキャリア別診断ページも参考にしてください。
おすすめの選び方(あなたはどれ?3択診断)
乗り換え先を検討している方向けに、条件別のおすすめを3パターンに絞って紹介します。
一体型光コラボがおすすめ
回線とプロバイダが一体になっているため、請求が1本でわかりやすく、月額料金もシンプル。IPv6 IPoE標準対応で速度も安定しやすいです。
代表的なサービスとして、GMO光アクセス(とくとくBB光)、BB.excite光 MEC、BIGLOBE光などがあります。いずれも契約期間の縛りがないか、縛りがあっても違約金が低めに設定されています。
格安SIMをお使いでスマホセット割が適用されない方は、格安SIM向け最安回線比較も参考にしてください。
主要サービス比較表
| 項目 | GMO光アクセス | ドコモ光 | ソフトバンク光 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(戸建て) | 4,818円 | 5,720円 | 5,720円 |
| 月額料金(マンション) | 3,773円 | 4,400円 | 4,180円 |
| 最大速度 | 1Gbps / 10Gbps | 1Gbps / 10Gbps | 1Gbps / 10Gbps |
| IPv6 IPoE | 標準対応(v6プラス) | プロバイダによる | 標準対応 |
| スマホセット割 | なし | ドコモ | ソフトバンク / ワイモバイル |
| 契約期間 | なし | 2年 | 2年 |
| こんな人向け | 格安SIMユーザー / シンプル派 | ドコモユーザー | ソフトバンクユーザー |
※料金は2026年2月時点の情報です。キャンペーンや条件により変動する場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
光コラボに乗り換えれば、回線とプロバイダの請求が1本にまとまり、IPv6 IPoEにも対応。「面倒な設定なしで速くなる」を実現できます。
「プロバイダ変更で解決しない」「光コラボへの乗り換えを検討したい」という方へ
- こんな人に合う
-
格安SIMユーザー、スマホ割なしでも安く使いたい方、契約の縛りが嫌な方
- 公式で確認すべき項目
-
提供エリア、キャンペーン適用条件、工事費の有無、ルーターレンタルの有無
公式サイトでは、提供エリア検索とキャンペーン内容を確認できます。申し込み前に必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)
- プロバイダを変えると工事は必要?
-
フレッツ光でプロバイダだけを変更する場合、回線工事は不要です。ルーターの設定変更だけでインターネットを利用できます。光コラボ間の事業者変更も、基本的に工事不要で乗り換えられます。ただし、品目変更(1ギガ→10ギガなど)を伴う場合は工事が必要になることがあります。
- ネットが使えない期間は出る?
-
正しい順番で手続きすれば、インターネットが使えない期間は発生しません。「新しいプロバイダに申し込み→開通確認→旧プロバイダを解約」の順番を守ってください。先に解約してしまうと、新プロバイダが開通するまでネットが使えなくなります。
- v6プラス(IPv4 over IPv6)って結局なに?
-
v6プラスは、IPv6の高速なネットワークを経由しながら、IPv4にしか対応していないWebサイトやサービスにもアクセスできる技術です。「IPv4 over IPv6」の代表的なサービス名で、JPIXが提供しています。同様の技術として「transix」「v6コネクト」などもあります。混雑しやすいPPPoEの設備を通らないため、夜間でも速度が低下しにくいのが特徴です。
- メールアドレスはどうなる?
-
プロバイダから提供されているメールアドレス(例:○○@biglobe.ne.jp)は、解約すると使えなくなります。アドレスを残したい場合は、「メールアドレス専用プラン」への変更を検討してください。月額200円〜300円程度で、メールアドレスだけを維持できるプロバイダが多いです。今後のことを考えると、Gmailなどプロバイダに依存しないメールへの移行もおすすめです。
- 光コラボだと「プロバイダだけ」変えられないのはなぜ?
-
光コラボは、回線(フレッツ光の設備)とプロバイダサービスが一体化した契約形態だからです。「○○ひかり」という名前で、回線とプロバイダがセットになっています。そのため、プロバイダだけを単独で変更することはできず、別の光コラボに乗り換える「事業者変更」という手続きが必要になります。
- プロバイダ変更にかかる日数は?
-
新しいプロバイダへの申し込みから利用開始まで、通常は数日〜10日程度かかります。光コラボの事業者変更の場合、承諾番号の取得に1〜2日、その後の申し込みから切替まで1〜2週間程度が目安です。余裕を持って手続きを進めることをおすすめします。
- プロバイダ変更後、IPv6が使えなくなった場合は?
-
旧プロバイダのIPoE廃止処理が完了する前に新プロバイダに切り替わると、一時的にIPv6が使えないことがあります。数日待っても改善しない場合は、新プロバイダに問い合わせてIPoE接続の開通状況を確認してください。また、ルーターの再起動やIPv6設定の確認も試してみてください。
まとめ:自分に合った方法で、ネット環境を改善しよう
この記事では、プロバイダ変更の手順から、速度改善の条件、注意点まで解説しました。
この記事のポイント
- プロバイダ変更で速度改善するかは「接続方式」次第。PPPoE混雑が原因なら、IPv6(IPoE)対応プロバイダへの変更で改善が期待できる
- フレッツ光+別契約プロバイダなら「プロバイダ変更」、光コラボなら「事業者変更」が必要
- 手続きの順番は「新プロバイダ申込→開通確認→旧プロバイダ解約」。順番を間違えるとネットが使えない期間が発生する
- メールアドレス、違約金、IPv6対応状況は、乗り換え前に必ず確認を
「夜だけ遅い」「ゲームがラグい」といった悩みは、プロバイダ変更やIPv6対応で解決できるケースが多いです。一方で、宅内環境やマンションの設備に原因がある場合は、プロバイダ変更だけでは解決しません。
まずは記事内の30秒診断で自分のタイプを確認し、最適な方法を選んでください。
あなたの状況に合わせて、最適な選択肢を確認してください
契約期間の縛りなし、IPv6 IPoE(v6プラス)標準対応。格安SIMユーザーやシンプルに安く使いたい方に向いています。
どのサービスも、公式サイトで提供エリアや最新のキャンペーン情報を確認できます。申し込み前に必ずご自身でご確認ください。









