Steamで大型タイトルをダウンロードしようとしたら、進捗バーがまったく動かない。夜になると極端に遅くなる。そんな経験はありませんか。
「Steamのダウンロードが遅い」と検索すると、Steam側の設定変更やPC側の対策が多く出てきます。しかし、原因が回線・Wi-Fi・ルーターにあるケースも非常に多いのが実情です。
Steamのダウンロードが遅い主な原因は、Wi-Fi接続による速度低下、ルーターの老朽化、夜間のプロバイダ混雑の3つです。まず有線LAN接続を試し、次にIPv6(IPoE)が有効か確認、それでも遅ければルーターの買い替えや光回線の乗り換えを検討してください。速度測定で十分な速度が出ているのにSteamだけ遅い場合は、ストレージ(HDD→SSD)やCPU負荷などPC側がボトルネックの可能性があります。
この記事では、Wi-Fi・ルーター・回線環境に原因がある場合に絞って、Steamのダウンロード速度を改善する方法を解説します。回線側の原因を切り分けるフローチャートも用意したので、まずは自分のボトルネックがどこにあるか確認してみてください。

Steamのダウンロード、夜だけ異常に遅くなるんですよね。回線の問題なのか、PCの問題なのか、どう判断すればいいんでしょうか?
Steamのダウンロードが遅いのは回線・Wi-Fi環境が原因のことも多い
Steamのゲームは年々大容量化しています。Valveが2026年3月に公開した「Steam Year In Review 2025」によると、2025年にSteamユーザーがダウンロードしたデータ量は年間100エクサバイト(EB)に達し、1日あたり平均274ペタバイトが配信されています。モンスターハンターワイルズは約80GB、Call of Duty: MWIIIは約200GB超と、1タイトルで数十〜数百GBは当たり前の時代です。
これだけの大容量ファイルをダウンロードするとなると、回線速度の違いがダウンロード時間に大きく影響します。たとえば100GBのゲームをダウンロードする場合、回線速度50Mbpsなら約4時間半、200Mbpsなら約1時間と、4倍以上の差が出ます。
| タイトル | 容量目安 |
|---|---|
| Call of Duty: Modern Warfare III | 約235GB |
| ARK: Survival Evolved(DLC込み) | 約300GB+ |
| Baldur’s Gate 3 | 約150GB |
| GTA V | 約94GB |
| モンスターハンターワイルズ | 約80GB |
| Cyberpunk 2077 | 約70GB |
| Elden Ring | 約50GB |
※ アップデートやDLCにより変動します。最新の容量はSteamストアの各ゲームページで確認できます。
Steamのダウンロードが遅い原因は大きく「回線側」と「PC側」に分かれます。まずはどちらが原因かを切り分けることが最優先です。
回線側の原因で特に多いのは、Wi-Fi接続による速度低下、夜間のプロバイダ混雑、古いルーターのスペック不足の3つ。これらは「普段のネット利用では気にならないのに、Steamの大容量ダウンロードで初めて顕在化する」というパターンがほとんどです。
【早見表】回線速度別|100GBのダウンロードにかかる時間
「自分の回線速度だとどれくらい時間がかかるのか」を把握しておくと、改善の目安が立てやすくなります。以下の早見表で確認してみてください。
| 回線速度(下り実測) | 100GBのDL所要時間 | 体感レベル |
|---|---|---|
| 10Mbps | 約22時間 | 丸1日放置が必要 |
| 30Mbps | 約7時間30分 | 寝ている間にギリギリ完了 |
| 50Mbps | 約4時間30分 | 及第点 |
| 100Mbps | 約2時間15分 | まずまず快適 |
| 200Mbps | 約1時間7分 | 快適 |
| 500Mbps | 約27分 | かなり快適 |
| 1Gbps | 約13分 | 爆速 |
※ 理論値です。Steamの解凍処理やサーバー側の制限・混雑状況により実際は前後します。
夜間に30Mbps程度しか出ない環境では、100GBのゲームをダウンロードするのに7時間以上。200Mbps出る環境なら約1時間です。回線速度の差がそのままダウンロードの待ち時間の差になることが、この表からもわかります。
Steam側の設定はもう試した?(回線の原因を疑う前に)
回線側の原因を深掘りする前に、まずSteamの基本設定に問題がないか確認しておきましょう。以下の3つは数分で試せるので、まだの方は先にチェックしてみてください。
- ダウンロード地域の確認:Steam → 設定 → ダウンロード → ダウンロード地域が「Japan」になっているか確認。混雑時は「Japan – Tokyo」から「Japan – Osaka」など他の地域に変更してみる
- 帯域制限の解除:同じダウンロード設定画面で「ダウンロード速度を制限する」がオフになっているか確認。オンになっていると速度が人為的に制限される
- ダウンロードキャッシュのクリア:Steam → 設定 → ダウンロード →「ダウンロードキャッシュをクリア」を実行。古いキャッシュが原因で速度が不安定になることがある
これら3つを試しても改善しない場合は、Steam側ではなく回線・Wi-Fi・ルーターなどネットワーク環境に原因がある可能性が高いです。以降のセクションで詳しく解説していきます。
STEP1:FAST.comやみんそくで回線速度を測定する
→ 下り50Mbps未満 → 回線側に原因あり(このまま読み進めてください)
→ 下り100Mbps以上出ている → STEP2へ
STEP2:有線LAN接続に切り替えて再測定する
→ 有線で速度が大幅に改善 → Wi-Fi環境が原因(ルーター設置・5GHz帯を見直す)
→ 有線でも変わらず遅い → STEP3へ
STEP3:速度測定では速いのにSteamだけ遅い?
→ Yes → PC側(ストレージ・CPU)が原因の可能性大。PC側の原因と対処法の記事へ
→ No(全体的に遅い)→ 回線の混雑・契約プランの見直しが必要
このフローに沿って切り分けたうえで、以降のセクションを読み進めてください。回線側が原因の方はこのまま次のセクションへ、PC側が原因と思われる方は「こんな場合は回線ではなくPC側が原因の可能性が高い」セクションをご確認ください。
Steamのダウンロードが遅い時に疑いたい回線側の原因



速度測定で遅いと分かった場合、具体的にどんな原因が考えられるんですか?
回線側の原因は主に4つに分類できます。それぞれの原因と、なぜSteamのダウンロードに影響するのかを詳しく見ていきましょう。
Wi-Fi接続で速度が落ちている
Wi-Fiは手軽ですが、大容量データの長時間ダウンロードには不利な接続方法です。壁や床を挟むだけで電波は減衰し、電子レンジやBluetooth機器と干渉して速度が不安定になります。
特に注意したいのが2.4GHz帯と5GHz帯の違いです。2.4GHz帯は障害物に強い反面、電子レンジや近隣のWi-Fiと干渉しやすく、混雑時には速度が大幅に低下します。一方、5GHz帯は干渉に強く高速ですが、壁を挟むと電波が弱くなります。
Steamのように数十GBを連続してダウンロードする場面では、Wi-Fiの瞬間的な速度変動がトータルのダウンロード時間に直結します。有線LAN接続にするだけで、ダウンロード速度が2〜3倍になるケースは珍しくありません。
ルーターが古い・スペック不足
ルーターは消耗品です。3〜5年以上使い続けているルーターは、速度低下の原因になっている可能性が高いと考えてください。
古いルーターでは、Wi-Fi 4(802.11n)やWi-Fi 5(802.11ac)止まりの機種が多く、最大通信速度自体が低い場合があります。Wi-Fi規格による最大速度の違い(Buffalo公式)を確認すると、Wi-Fi 4の最大速度は600Mbps、Wi-Fi 6は9.6Gbps(いずれも理論値)と世代間で大きな差があります。
さらに、家族がスマホ・タブレット・テレビなど複数端末を同時に接続している環境では、古いルーターの処理能力が追いつかず、Steamのダウンロード速度が極端に落ちることがあります。MU-MIMOやOFDMAに対応したWi-Fi 6以降のルーターなら、複数端末の同時通信を効率よく処理できます。
ルーターの底面や側面にある型番を確認し、メーカーサイトで対応Wi-Fi規格をチェックしてみましょう。Wi-Fi 5以前の機種を使っていたら、買い替えを検討する価値があります。
回線そのものが混雑している
「昼間は速いのに、夜の20〜23時だけ極端にSteamが遅くなる」——これは回線の混雑が原因の典型的なパターンです。
光回線であっても、プロバイダの設備には容量の上限があります。ゴールデンタイムに多くのユーザーが一斉にアクセスすると、網終端装置やプロバイダのサーバーが混雑し、実効速度が大きく低下します。
この混雑の影響を特に受けやすいのが、従来のPPPoE方式で接続しているユーザーです。PPPoEではNTTの網終端装置を経由するため、利用者が増えるとボトルネックが発生します。一方、IPv6(IPoE)方式はこの網終端装置を経由しないため、混雑の影響を受けにくいという特徴があります。
PPPoE方式:NTTの網終端装置を経由 → 夜間混雑の影響を受けやすい
IPoE方式(IPv6):網終端装置を経由しない → 混雑の影響を受けにくい
※ IPv6対応でも「IPv4 over IPv6」が有効でないと、IPv4サイト(Steam含む)へのアクセスは従来のPPPoE経由になる場合があります。
マンションのVDSL方式も混雑の影響を受けやすい環境です。VDSLは共用部から各戸まで電話回線(メタル線)で接続するため、最大速度が100Mbpsに制限されます。同じマンション内の利用者が増える夜間は、実効速度が10〜30Mbps程度まで落ち込むこともあります。
「夜だけ遅い」のは回線混雑のサインです。IPv6対応の光回線なら夜間でも速度低下しにくくなります。→ ゲーマー向けIPv6対応光回線を比較する
ホームルーター・工事不要Wi-Fiが不向きなケース
ホームルーター(WiMAX、ソフトバンクエアー、ドコモhome 5Gなど)は工事不要で手軽に使えますが、Steamの大容量ダウンロードとは相性が悪い場合があります。
みんなのネット回線速度(みんそく)の直近データによると、ホームルーターの平均ダウンロード速度は約167Mbps。光回線の平均約400Mbps超と比べると半分以下です。
※ 2026年3月時点のデータ。最新の平均速度はみんそくで確認できます。
数値上はそこそこ速く見えますが、ホームルーターはモバイル回線を使っているため、時間帯や基地局の混雑で速度が大きく変動します。瞬間的に速度が出ても、Steamで50〜100GBをダウンロードしている最中に速度が不安定になり、トータルの所要時間が光回線より大幅に長くなることがあります。
Steamのダウンロード速度を改善する方法
効果が出やすい順に「ルーター再起動 → 有線化 → 5GHz帯 → ルーター見直し → DNS変更 → IPv6確認 → セキュリティソフト確認 → 回線変更」で試すのが効率的です。
まずルーターを再起動する(最も手軽な第一手)
「昨日まで速かったのに急に遅くなった」というケースでは、ルーターの再起動だけで改善することが少なくありません。ルーターの電源プラグを抜いて30秒ほど待ち、再度差し込みます。これだけで内部のメモリやセッションがリセットされ、通信が正常化します。
ONUとルーターが別の機器になっている場合は、ONU → ルーターの順で電源を入れ直してください。合わせてPCも再起動しておくと、OSのネットワークスタックもリフレッシュされてより効果的です。
有線LAN接続にする
最もコストが低く、効果が高い改善策が有線LAN接続への切り替えです。LANケーブル1本でPCとルーターを直結するだけで、Wi-Fiの電波干渉や距離減衰がなくなり、通信が安定します。
LANケーブルを選ぶ際は、CAT6A(カテゴリ6A)以上を選んでください。CAT5eだと最大1Gbps・100MHzですが、CAT6Aなら最大10Gbps・500MHzに対応しており、将来的に10Gbps回線に乗り換えてもケーブルを買い直す必要がありません。
PCがルーターから離れた部屋にある場合は、10〜15mの長めのLANケーブルを廊下に沿わせる方法もあります。壁に穴を開けたくない場合は、フラットタイプのケーブルがドアの隙間を通せて便利です。
ルーターの設置場所を見直す
有線接続が難しい場合でも、ルーターの設置場所を変えるだけで速度が改善することがあります。以下の3点を意識してみてください。
- 床に直置きせず、棚の上など高さ1〜1.5mの位置に設置する
- 電子レンジ・テレビ・水槽など電波干渉の原因になる物から離す
- 家の中心に近い場所に設置し、PCとの距離と壁の数を最小限にする
5GHz帯に接続する
ルーターが近くにあるなら、SSIDを5GHz帯(末尾が「-5G」「-A」のもの)に手動で切り替えてください。2.4GHz帯に比べて電波干渉が少なく、最大通信速度も高いため、Steamのダウンロード中の速度安定性が段違いです。
ただし5GHz帯は壁を挟むと電波が弱くなりやすいという弱点があります。ルーターと別の部屋でPCを使う場合は、有線接続かメッシュWi-Fiの導入も検討してください。
IPv6(IPoE)対応を確認する
夜間だけ遅くなる場合、IPv6(IPoE)接続に切り替えると劇的に改善することがあります。多くの光回線プロバイダはIPv6に対応していますが、実は「申し込んでいない」「ルーターが非対応」で有効になっていないケースが少なくありません。
IPv6はインターネットの新しい通信規格で、IPoE方式で接続すると、混雑しやすいNTTの網終端装置を経由しないルートで通信します。結果として、夜間でも速度が落ちにくくなります。NTT東日本「IPv6接続について」でも詳しく解説されています。
IPv6が有効かどうかは、プロバイダのマイページや、test-ipv6.comでチェックできます。未対応の場合は、プロバイダに無料で申し込めるケースがほとんどです。ルーターがIPv6パススルーに対応しているかも合わせて確認してください。
DNSサーバーを変更して通信経路を最適化する
DNS(ドメインネームシステム)は、URLを実際のIPアドレスに変換する「インターネットの住所案内」のような仕組みです。ISPが提供するデフォルトのDNSサーバーが遅い・不安定な場合、GoogleやCloudflareが提供するパブリックDNSに変更することで通信が安定するケースがあります。
Google Public DNS
IPv4:8.8.8.8 / 8.8.4.4
IPv6:2001:4860:4860::8888 / 2001:4860:4860::8844
→ Google公式の設定手順
Cloudflare DNS
IPv4:1.1.1.1 / 1.0.0.1
IPv6:2606:4700:4700::1111 / 2606:4700:4700::1001
Windowsでの変更手順は、「設定 → ネットワークとインターネット → 使用中の接続 → DNSサーバーの割り当て → 編集 → 手動」で上記のアドレスを入力します。設定後はネットワーク接続を一度切断・再接続して反映させてください。
DNS変更はすべての環境で効果が出るわけではありません。他の対策で改善しない場合に試す追加の選択肢として考えてください。変更後に不具合が出た場合は、設定を「自動」に戻せば元に戻ります。
セキュリティソフト・ファイアウォールの影響を確認する
ウイルス対策ソフト(ウイルスバスター、ESET、Norton、Windows Defenderなど)やファイアウォールが、Steamの通信を監視・制限してダウンロード速度を低下させていることがあります。回線速度は出ているのにSteamだけ遅い場合、これが原因のケースも少なくありません。
確認方法はシンプルです。一時的にセキュリティソフトをオフにした状態でSteamのダウンロードを試し、速度が改善するかどうかを見てください。改善した場合は、セキュリティソフトの設定でSteamを「例外」「除外」に追加すれば、保護を維持したままダウンロード速度を確保できます。
速度測定をして回線自体をチェックする
改善策を試す前後で、必ず速度測定をして数値で確認してください。体感だけで判断すると、原因の切り分けができません。
おすすめの速度測定ツールは以下の2つです。
- FAST.com:Netflix提供のシンプルな速度テスト。アクセスするだけで下り速度がわかる
- みんなのネット回線速度(みんそく):回線別・プロバイダ別の平均速度も確認できるので、自分の回線が遅いのか平均的なのか判断しやすい
測定は時間帯を変えて最低3回(昼・夕方・夜22時頃)行い、夜間だけ極端に遅くなるかどうかを確認してください。夜間の下り速度が50Mbpsを安定して下回る場合は、回線やプロバイダの見直しが視野に入ります。
また、Steamクライアント内でもダウンロード速度をリアルタイムで確認できます。「Steam → 設定 → ダウンロード」で「ダウンロード速度をビット毎秒で表示する」にチェックを入れると、回線速度測定サイトと同じ「Mbps」単位で表示されるので比較しやすくなります。
必要なら光回線への見直しを検討する
上記をすべて試しても速度が改善しない場合は、回線自体を見直すタイミングかもしれません。特に以下に当てはまる方は、光回線への乗り換え・プロバイダ変更で大幅に改善する可能性があります。
- マンションのVDSL環境で最大100Mbpsに制限されている
- ホームルーター(WiMAX・SoftBank Air等)で安定しない
- IPv6に非対応のプロバイダを使っている
- 夜間に下り速度が30Mbps以下まで落ちる
Before:築10年の分譲マンション、VDSL方式。夜間の下り速度は15〜30Mbps程度。Steamで80GBのゲームをダウンロードするのに一晩かかることも。Wi-Fiルーターは5年前のWi-Fi 5モデル。
After:管理組合を通じて光配線方式へ変更。同時にWi-Fi 6対応ルーターに買い替え、IPv6(IPoE)を有効化。夜間でも下り300Mbps以上が安定し、80GBのゲームが約40分でダウンロード完了するように。
ゲームや配信で速度を重視する方は、低Ping・高速回線の比較ページも参考にしてみてください。
こんな場合は回線ではなくPC側が原因の可能性が高い
- 回線速度測定では100Mbps以上出ているのにSteamのダウンロードが遅い
- ブラウザでのダウンロードは速いのにSteamだけ遅い
- Steamの保存先がHDD(SSDではない)
- ダウンロード中にCPU使用率が高い(タスクマネージャーで確認)
- ダウンロードの途中で「ディスク使用量」が100%になって止まる
ここで知っておいてほしいのが、SteamはダウンロードとインストールDL(解凍・書き込み)を同時並行で処理しているという点です。Steamのゲームデータは高圧縮で配信されており、ダウンロードと同時にCPUが解凍処理を行い、ストレージに書き込みます。
つまり、いくら回線速度が速くても、ストレージの書き込み速度やCPUの処理能力が追いつかなければ、ダウンロード速度は頭打ちになります。HDDの書き込み速度は80〜160MB/s程度ですが、NVMe SSDなら2,000MB/s以上。この差が、Steamのダウンロード速度に直結するのです。
回線速度に問題がないのにSteamだけ遅い場合は、保存先ストレージやCPU負荷などPC側がボトルネックになっている可能性があります。PC側の原因と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 【PC側の原因】Steamのダウンロードが遅い時のストレージ・CPU対策(gamingpc-torisetsu.jp)



MB/sとMbpsの違い、これは確かに混乱しやすいポイントですね。Steamに「50MB/s」と表示されていたら回線的には400Mbps出ているので十分。それでも遅く感じるならPC側を疑ったほうがいいわけです。
Steamを快適にダウンロードしたい人に向いているネット環境
Steamのダウンロードを快適にするには、どんな回線環境が必要かを目安として整理しておきましょう。
Steamダウンロード統計によると、日本国内のSteamユーザーの平均ダウンロード速度はおおよそ80〜100Mbps前後とされています。ただしこれは「平均」であり、夜間に50Mbps以下になる環境も少なくありません。
※ ダウンロード時間は理論値です。実際にはSteamの解凍処理等により前後します。
利用状況別にどんなネット環境が向いているか、以下にまとめます。
| 利用状況 | おすすめの回線 | 理由 |
|---|---|---|
| 月に数本DLする・家族で利用 | 光回線(IPv6対応) | 安定した高速通信が必須。夜間も速度低下しにくい |
| 一人暮らし・DL頻度は低い | ホームルーター(5G対応) | 工事不要で手軽。DL中は他の通信を控えれば対応可能 |
| FPS・対戦ゲームもプレイ | 光回線(低Ping重視) | DL速度だけでなくPing値の安定性も重要 |
| マンションVDSLで限界を感じる | 独自回線(NURO光・auひかり等) | マンションでも戸建てタイプで契約可能な場合あり |
※ 回線選びはお住まいのエリア・建物の設備状況によって最適解が変わります。
お使いのスマホキャリアに合わせたセット割も考慮すると、月々の通信費を抑えながら回線を強化できます。キャリア別の最適な回線を知りたい方は、スマホキャリア別の回線診断ページも参考にしてみてください。
工事ができない賃貸にお住まいの場合は、工事不要のWi-Fi比較ページで、ホームルーター・ポケットWi-Fiの選択肢を確認できます。
回線変更でどれだけ変わる?
VDSL(夜間30Mbps)→ GMO光アクセス(夜間300Mbps)に乗り換えた場合、
100GBのゲームのDL時間は 約7時間 → 約45分 に短縮(約9倍高速化)
- GMO光アクセスが選ばれる理由
-
✔ IPv6(IPoE)標準対応で夜間も速度が落ちにくい
✔ Wi-Fi 6対応ルーターが無料レンタル(買い替え不要)
✔ 縛りなし・違約金0円でリスクなく試せる
✔ 格安SIMユーザーでもセット割なしで月額が安い - 公式で確認すべき項目
-
・提供エリアの確認(NTTフレッツ光と同じ全国対応)
・月額料金と現在のキャンペーン内容
・Wi-Fiルーター無料レンタルの有無
※ エリア確認だけでは契約になりません。確認は無料です。
まとめ
- ルーターを再起動したか
- 有線LAN接続に切り替えたか(CAT6A以上推奨)
- Wi-Fiは5GHz帯に接続しているか
- ルーターの対応規格はWi-Fi 5以上か(3年以上なら買い替え検討)
- IPv6(IPoE)が有効になっているか
- DNSサーバーを変更してみたか(Google DNS / Cloudflare DNS)
- セキュリティソフトがSteamの通信を制限していないか
- 速度測定を時間帯を変えて実施したか
- Steamの設定(ダウンロード地域・帯域制限・キャッシュ)を確認したか
- 回線速度は出ているのにSteamだけ遅い → PC側の記事へ



Steamのダウンロードが遅い原因は意外と「回線側」にあることが多いです。まずはルーター再起動と有線化、IPv6確認から試してみてください。コストをかけずに改善できるケースも多いですよ。
回線の見直しが必要だと感じた方は、以下のリンクからご自身に合った回線を探してみてください。
100GBのゲームを4時間待つか、40分で終わらせるか。違いは回線だけです。
あなたの環境に合った回線が30秒で分かります。
※ 診断結果を見るだけでOK。契約の必要はありません。
よくある質問
- Steamのダウンロード速度は何Mbpsあれば快適ですか?
-
下り実測で50Mbps以上あれば及第点です。100GBのゲームでも約4時間半でダウンロードできます。200Mbps以上安定して出れば、大型タイトルでも1時間前後で完了するため、かなり快適です。
- Wi-FiでSteamをダウンロードするのは遅いですか?
-
有線LAN接続と比較すると、Wi-Fiは電波干渉や距離減衰の影響で速度が不安定になりやすいです。ルーターの近くで5GHz帯に接続すれば速度は出ますが、大容量ダウンロードには有線接続のほうが確実です。
- IPv6にすればSteamのダウンロードは速くなりますか?
-
夜間にプロバイダの混雑で速度が落ちている場合、IPv6(IPoE)接続に切り替えることで速度が大幅に改善する可能性があります。ただし、回線自体のスペック(VDSL最大100Mbpsなど)が原因の場合はIPv6だけでは解決しません。
- Steamの表示速度がMB/sとMbpsで違うのはなぜ?
-
Steamのダウンロード速度はデフォルトで「MB/s(メガバイト毎秒)」で表示されます。一方、回線速度は「Mbps(メガビット毎秒)」です。1MB/s = 8Mbpsなので、Steamに「50MB/s」と表示されていれば回線的には約400Mbps出ている計算になります。Steam設定でビット単位表示に切り替えることも可能です。
- ホームルーターでSteamのダウンロードは快適にできますか?
-
ライトな利用(月1〜2本のダウンロード)で、他の端末と同時に使わなければ対応できる場合もあります。ただし、速度が不安定になりやすく、大型タイトルのダウンロードには光回線のほうが圧倒的に有利です。
- マンションのVDSL方式でSteamを快適に使う方法はありますか?
-
VDSLは最大100Mbpsの制限があるため、根本的な改善にはマンションの配線方式を光配線に変更するか、戸建てタイプの光回線(NURO光など)を個別に引く方法があります。すぐにできる対策としては、有線接続+IPv6有効化で、VDSL内でも最大限の速度を引き出すことが重要です。
- Steamのダウンロード地域を変更すれば速度は上がりますか?
-
大幅な改善は期待しにくいですが、試す価値はあります。日本国内のSteamサーバーは比較的空いているため、東京→大阪に変更しても劇的な差は出にくいです。ただし、Steam公式ヘルプでも「遅い場合は他の地域を試す」ことが推奨されているので、手軽に試せる方法として覚えておくとよいでしょう。
- Steamのダウンロードが急に遅くなった場合、最初に何をすればいい?
-
まずルーターを再起動してください。電源を抜いて30秒待ち、再度差し込むだけです。次にFAST.comなどで回線速度を測定し、速度が出ていなければ回線側の問題、速度は出ているのにSteamだけ遅ければPC側の問題と切り分けます。Steamのダウンロードキャッシュのクリアも手軽に試せる方法です。
- Steamの保存先をSSDに変更するにはどうすればいい?
-
Steamクライアントで「Steam → 設定 → ストレージ」を開き、新しいSSDドライブを追加します。既存ゲームの移動は「ライブラリ → ゲームを右クリック → プロパティ → インストール済みファイル → インストールフォルダの移動」で行えます。HDDからSSDに変更するだけで、ダウンロード・インストール速度が大幅に向上します。詳しくはPC側の対策記事をご確認ください。









