「今の光回線を解約したいけど、違約金や工事費の残債が高くて踏み切れない…」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、乗り換え先を選べば、違約金・工事費残債・撤去費用を「実質0円」にできます。ただし、申請には期限があり、証明書の提出が必須です。手順を間違えると「還元されなかった…」という失敗につながります。
この記事では、Wi-Fi・光回線の専門家として10年以上の経験をもとに、違約金負担キャンペーンの仕組み・必要書類・申請期限・失敗しない手順を徹底解説します。
今すぐ結論を知りたい方は「タイプ別おすすめ回線」へジャンプしてください。
結論:0円化のコツは「先に申し込み→後で解約→期限内に書類提出」
多くの「違約金負担キャンペーン」は、後日キャッシュバックやポイントで還元される仕組みです。つまり、一度は自分で違約金を支払い、後から戻ってくる形になります。
この仕組みを理解していないと、「先に解約してしまい、ネット空白期間ができた」「証明書の提出期限を過ぎて還元されなかった」という失敗が起こります。
- 新しい回線を先に申し込む
- 開通日が決まったら旧回線を解約
- 旧回線の違約金明細(証明書)を入手
- 期限内に証明書を提出して申請完了
この順番を守れば、ネット空白期間なく、かつ違約金をしっかり回収できます。各社の申請条件を確認しておきましょう。
乗り換えで請求される費用はこの4つ(見落としがち)
光回線を乗り換える際に発生する費用は、大きく分けて4種類あります。「違約金だけ」と思っていると、思わぬ請求に驚くことがあります。
① 契約解除料(いわゆる違約金)
2022年7月の電気通信事業法改正により、2022年7月1日以降に契約した回線の違約金は「月額料金相当額」が上限になりました。つまり、戸建てなら5,000〜6,000円程度、マンションなら4,000〜5,000円程度です。
ただし、2022年6月以前に契約した回線は旧ルールが適用され、10,000円以上の違約金がかかるケースもあります。契約時期を確認しておきましょう。
② 工事費の残債(実質無料系の”途中解約罠”)
多くの光回線は「工事費実質無料」をうたっていますが、これは分割払いの工事費と同額を毎月割引する仕組みです。24〜36回の分割が終わる前に解約すると、残債を一括請求されます。
例:工事費26,400円(36回払い)を契約から18か月で解約 → 残り18回分(約13,200円)を一括請求
この工事費残債も「違約金負担キャンペーン」の対象になる回線が多いので、諦めずに確認しましょう。
③ 撤去費用(回線種別によって発生)
光回線の設備を撤去する場合に発生する費用です。回線によって大きく異なります。
| 回線 | 撤去費用 | 備考 |
|---|---|---|
| フレッツ光・光コラボ | 無料〜14,300円 | 残置が可能なため、通常は無料 |
| auひかり | 11,000円 | 2022年7月以降の契約は撤去任意 |
| NURO光 | 11,000〜19,800円 | 撤去工事を行う場合のみ発生 |
フレッツ光や光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)は設備を残置できるため、撤去費用が発生しないことがほとんどです。一方、auひかりやNURO光などの独自回線は、撤去工事が必要になる場合があります。
④ 端末残債(ホームルーター/ポケットWi-Fiの分割など)
ホームルーターやポケット型Wi-Fiの場合、端末を分割購入していると残債が発生します。例えば、ドコモのhome 5Gは端末代71,280円を36回払いで「実質無料」にしていますが、途中解約すると残債を請求されます。
この端末残債も、ソフトバンク光のあんしん乗り換えキャンペーンなど一部の回線では負担対象になります(上限42,000円)。
「違約金負担キャンペーン」って何をしてくれる?(仕組みを誤解すると失敗)
「違約金負担」と聞くと、乗り換え先の回線が直接旧回線に支払ってくれるイメージがあるかもしれません。しかし実際は異なります。
返ってくるのは”現金/ポイント”が多い(まず支払うケースがほとんど)
ほとんどの違約金負担キャンペーンは、後から現金(普通為替・振込)やポイントで還元される仕組みです。
- ソフトバンク光
-
普通為替で還元(課金開始から7か月後に発送)
- ドコモ光
-
dポイント(期間・用途限定)で還元(利用開始から6か月後)
- auひかり
-
au PAY残高またはauひかり月額料金から割引
- NURO光
-
現金振込で還元
つまり、旧回線の違約金は一度自分で支払い、数か月後に還元を受ける流れになります。還元までの間、一時的に費用が発生することを理解しておきましょう。
必要になる”証明書”の具体例(このどれかが必要)
違約金負担キャンペーンを適用するには、旧回線の「解約」と「違約金額」が確認できる証明書の提出が必須です。
- 解約違約金が記載された請求書・明細
- 解約完了がわかる書面・通知
- 工事費残債が記載された明細
- 端末残債が記載された明細(ホームルーター等の場合)
- 会員ページの画面スクリーンショット・印刷
証明書には以下の情報が記載されている必要があります。
- 契約者氏名
- 他社サービス名・プロバイダ名
- 違約金・工事費残債・撤去費用の項目と金額
- 解約月(解約が確認できる情報)
紙の請求書を受け取っていない場合は、会員ページの利用明細をスクリーンショットまたは印刷して提出できます。
期限がある(ここが最大の落とし穴)
証明書の提出には明確な期限があります。これを過ぎると、違約金負担キャンペーンは適用されません。
| 回線 | 証明書提出期限 |
|---|---|
| ソフトバンク光 | 課金開始月を1か月目として6か月目の末日まで |
| ドコモ光 | 利用開始月の4か月後の月末まで |
| auひかり | 申請期限は申込書に記載(開通から数か月以内) |
| NURO光 | 証明書貼付シート返送期限(利用開始月から5〜7か月目に届く) |
| GMOとくとくBB光 | 開通から3か月以内に旧回線を解約し、明細写真を提出 |
期限を過ぎると、どれだけ正しい書類を用意しても還元は受けられません。カレンダーにリマインドを設定しておくことをおすすめします。
失敗しない「0円乗り換え」手順(チェックリスト形式)
ここからは、違約金負担キャンペーンを確実に受け取るための手順を解説します。
まずは現在契約中の回線の状況を把握します。会員ページまたはサポートに問い合わせて、以下を確認しましょう。
- 契約更新月(違約金がかからない期間)
- 工事費の残債(分割払いの残り)
- 撤去費用の有無
- 端末残債(ホームルーターの場合)
新しい回線を先に申し込み、工事日(開通日)を確定させます。先に旧回線を解約してしまうと、ネット空白期間が生じるだけでなく、書類の提出期限にも影響が出る可能性があります。
光回線の工事は混雑時期だと1〜2か月待ちになることもあるため、余裕を持って申し込みましょう。
新回線の開通が完了したら、旧回線を解約します。この順番なら、ネットが使えない期間が発生しません。
解約時に「違約金明細を郵送してほしい」と伝えておくとスムーズです。Web明細のみの場合は、会員ページで確認できるタイミング(通常は翌月以降)を把握しておきましょう。
解約後、旧回線から届く請求書や会員ページの明細を確認します。証明書には「契約者名」「サービス名」「違約金額」「解約月」が記載されている必要があります。
Web明細しかない場合は、画面をスクリーンショットまたは印刷して保存しておきましょう。
新回線の指定する方法(Webアップロードまたは郵送)で証明書を提出します。書類に不備があると再提出を求められ、期限に間に合わなくなるリスクがあります。
提出前に、必要項目がすべて記載されているか確認しましょう。
【タイプ別】あなたはどれで”0円化”しやすい?
ここからは、あなたの状況に合わせて最適な乗り換え先を診断します。お使いのスマホや重視するポイントによって、おすすめの回線は異なります。
おすすめ:ドコモ光
ドコモユーザーなら、ドコモ光の「乗り換え特典」がおすすめです。他社解約金のうち最大100,000ptのdポイント(期間・用途限定)で還元されます。
- ドコモスマホとのセット割(最大1,100円/月割引)
- 違約金・撤去工事費・端末残債が還元対象
- dポイントは買い物・d払い・ドコモ料金支払いに使える
- dポイント(期間・用途限定)は有効期限6か月
- 転用(フレッツ光からの乗り換え)は対象外
証明書の提出期限は「利用開始月の4か月後の月末まで」です。家族名義(同一の苗字または3親等以内)の証明書も認められます。
主要回線の違約金負担キャンペーン比較
| 回線名 | 還元上限 | 還元方法 | 証明書提出期限 | 対象範囲 |
|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク光 | 最大100,000円 | 普通為替 | 課金開始から6か月目末 | 違約金・撤去費・端末残債 |
| ドコモ光 | 最大100,000pt | dポイント | 利用開始から4か月後末 | 違約金・撤去費・端末残債 |
| auひかり | 最大30,000円 | au PAY残高/月額割引 | 申請書に記載 | 違約金・工事費残債 |
| NURO光 | 最大60,000円 | 現金振込 | 貼付シート返送期限 | 違約金・工事費残債・撤去費 |
| GMOとくとくBB光 | 最大60,000円 | キャッシュバック | 開通から3か月以内に解約・提出 | 違約金 |
| BIGLOBE光 | 最大40,000円 | キャッシュバック | 申請書郵送 | 違約金・工事費残債・撤去費 |
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な回線を知りたい方は、キャリア別診断ページもご覧ください。
違約金が高くて乗り換えを迷っている方は、まず乗り換え先の公式サイトでキャンペーン条件を確認しましょう。
- こんな人に合う
-
違約金・端末残債が高額で乗り換えを躊躇している方、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー
- 公式で確認すべき項目
-
- 提供エリア
- 証明書の提出方法・期限
- 還元対象になる費用の範囲
申込み前に提供エリアと証明書提出期限を必ず確認してください。
申請で落ちる人の共通点
違約金負担キャンペーンの申請で「還元されなかった」という声には、いくつかの共通パターンがあります。
- 期限を過ぎた:証明書の提出期限を忘れていた、または明細が届くのが遅れて間に合わなかった
- 名義が違う:旧回線が家族名義だったが、証明書の条件(同一苗字・3親等以内など)を満たしていなかった
- 必要項目が写っていない:スクリーンショットでサービス名や違約金額が切れていた
- 開通前に旧回線を解約した:ネット空白期間ができ、新回線の申込み時点で「他社利用中」の条件を満たせなかった
- 書類不備の再提出に間に合わなかった:再提出を求められたが、期限内に対応できなかった

「後でやろう」が一番危険です。証明書が届いたらすぐに提出することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- 解約はいつやるべき?先に新回線を申し込むのが正しい?
-
はい、新回線を先に申し込み、開通日が確定してから旧回線を解約するのが正しい手順です。先に解約するとネット空白期間ができるだけでなく、「申込時に他社サービスを利用中」という条件を満たせなくなる可能性があります。
- 違約金の明細はどこで入手できる?
-
旧回線の会員ページ(マイページ)で確認できることが多いです。紙の請求書を受け取っていない場合は、会員ページの利用明細をスクリーンショットまたは印刷して提出できます。明細が表示されるタイミングは解約の翌月以降になることが多いため、余裕を持って確認しましょう。
- 工事費残債も還元対象になる?
-
多くの回線で還元対象になりますが、回線によって対象範囲が異なります。ソフトバンク光・ドコモ光・NURO光・BIGLOBE光などは工事費残債も対象です。申込前に公式サイトで「還元対象になる費用」を確認してください。
- 端末残債(ホームルーターなど)も対象?
-
対象になる回線とならない回線があります。ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」ではモバイルWi-Fiルーターの端末残債が最大42,000円まで対象です。ドコモ光の乗り換え特典もホームルーターの端末残債が対象になります。
- 還元はいつ受け取れる?
-
回線によって異なりますが、開通から6〜7か月後が目安です。ソフトバンク光は課金開始から7か月後に普通為替が届きます。ドコモ光は利用開始から6か月後にdポイントが進呈されます。受け取り忘れを防ぐため、カレンダーにリマインドを設定しておくことをおすすめします。
- 家族名義の回線でも違約金負担を受けられる?
-
多くの回線で「同一苗字」または「3親等以内の家族」であれば対象になります。ドコモ光の場合、異なる苗字の家族でも戸籍謄本や住民票で3親等以内であることを証明すれば申請可能です。ソフトバンク光も同一苗字の家族名義であれば対象です。
- 違約金がなくても乗り換えキャンペーンは受けられる?
-
違約金負担キャンペーンは「他社の違約金相当額を還元」する仕組みのため、違約金が発生しない場合は還元額もゼロになります。ただし、新規契約向けのキャッシュバックキャンペーン(違約金負担とは別)は適用される場合があります。
まとめ:今日やること
光回線の乗り換えで発生する違約金・工事費残債・撤去費用は、乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」を活用すれば実質0円にできます。
ただし、還元を受けるには正しい手順と期限内の証明書提出が必須です。「後でやろう」は失敗のもと。今日から動き出しましょう。
- 今の回線の「残債・違約金」をメモする:会員ページまたはサポートに問い合わせて、解約時に発生する費用を確認
- “あなたのタイプ”で候補を1つに絞る:スマホキャリア・重視ポイントから最適な乗り換え先を選ぶ
- 先に申し込んで開通日を確保する:新回線の開通日が決まってから旧回線を解約→証明書を期限内に提出
乗り換え先で迷っている方は、以下から状況に合った回線をお選びください。
ドコモスマホとのセット割+最大10万ptの違約金還元
今すぐネットが必要な方は、即日発送対応のWi-Fiも検討してください。









