フレッツ光の撤去工事費は、NTT東日本で11,000〜14,300円、NTT西日本で14,300〜22,000円です(2026年4月1日以降の解約申込分から適用)。ただし、設備を残して自分でレンタル機器を返却する「無派遣工事」を選べば0円のままです。光コラボへの転用・事業者変更でも撤去工事費は発生しません。
これまで無料だった撤去工事が有償化されたことで、解約や乗り換えを検討している方にとっては見逃せない変更です。この記事では、撤去工事費の具体的な金額と内訳、費用がかかるケースとかからないケース、撤去工事費を0円にする3つの方法、さらに競合にない「初期契約解除制度」の活用法や他社光回線との比較まで、公式情報をもとに徹底的に整理しました。

有料化のニュースだけ見ると焦りますが、「無派遣工事」を選べば今まで通り無料です。まずは自分が派遣工事になるかどうかを確認しましょう。
結論|2026年4月以降は撤去工事費がかかる場合がある
NTT東日本・NTT西日本は2025年10月31日に、フレッツ光などの解約時における撤去工事費の有償化を発表しました(NTT東日本プレスリリース/NTT西日本プレスリリース)。適用されるのは2026年4月1日以降の解約申し込み分からです。
背景としては、部材費・人件費の高騰が続くなかで、工事担当者の派遣にかかるコストを維持できなくなったことが挙げられています。ただし、工事担当者が訪問しない「無派遣工事」であれば、撤去工事費は発生しません。自分でONU(回線終端装置)やホームゲートウェイをNTTに返却するだけの対応です。
- 〜2026年3月31日:派遣工事でも撤去工事費は無料
- 2026年4月1日〜6月30日:撤去工事費が有償化(公式HP経由もHP外経由も同額)
- 2026年7月1日〜:公式HP以外からの申込は基本工事費が+1,100円に改定
撤去工事費の内訳と金額一覧【NTT東日本・西日本】
具体的な撤去工事費の金額は、NTT東日本と西日本で異なります。以下の表にまとめました。
| 申込窓口 | NTT東日本 | NTT西日本 | |
|---|---|---|---|
| 戸建て | 公式HP | 13,200円 | 20,900円 |
| 公式HP以外 (2026年7月〜) | 14,300円 | 22,000円 | |
| 集合住宅 | 公式HP | 11,000円 | 14,300円 |
| 公式HP以外 (2026年7月〜) | 12,100円 | 15,400円 | |
| 無派遣工事 | 無料(変更なし) | ||
※ 表示価格はすべて税込です。土日祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)に工事を実施する場合は追加で3,300円(税込)がかかります。出典:NTT東日本 工事費改定特設ページ、NTT西日本 撤去工事費新設ページ
注目すべきは、2026年7月1日以降に公式ホームページ以外から解約を申し込むと1,100円高くなる点です。NTT東日本・西日本どちらもWebでの申し込みを推進しており、電話申込や代理店経由だと割高になります。解約を決めたら公式サイトから手続きしましょう。
工事費の内訳(基本工事費+回線撤去費)
撤去工事費の総額は「基本工事費」と「回線撤去費」の合計で構成されています。NTT東日本の公式特設ページ(NTT東日本 別紙PDF)に記載されている内訳は以下の通りです。
戸建ての場合:基本工事費 8,250円 + 回線撤去費 4,950円 = 合計 13,200円
集合住宅の場合:基本工事費 8,250円 + 回線撤去費 2,750円 = 合計 11,000円
2026年7月1日以降に公式HP以外から申し込むと+1,100円となるのは「基本工事費」の増額分(8,250円→9,350円)です。回線撤去費は変わりません。
どんなときに撤去工事費が発生するのか
撤去工事費が発生するのは「工事担当者が訪問する派遣工事」の場合のみ。自分の希望で撤去を依頼するか、建物の都合で派遣工事が必要な場合に限られます。
撤去工事費がかかるのは、大きく分けて2つのパターンです。
1つ目は、自分から撤去を希望した場合。光ファイバーケーブルや壁の光コンセントを取り除いてほしいとNTTに依頼すると、工事担当者が訪問する派遣工事になるため費用がかかります。
2つ目は、建物の都合で派遣工事が必要になった場合。建物の取り壊しやリフォームで配線を撤去しなければならないケース、あるいは管理会社・大家さんから原状回復を求められた場合がこれに該当します。
・NTT都合で派遣工事となる場合
・シェアドアクセス事業者への移行に伴い設備を再利用する場合(光回線再利用)
・IRUエリアの場合(自治体整備のインフラ設備を活用しているエリア)
・移転・プラン変更でサービスを継続する場合
Q1. 光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光等)に転用・事業者変更しますか?
→ はい → 撤去工事費は不要です(回線はそのまま使い続けるため)
→ いいえ → Q2へ
Q2. 光ファイバーケーブルや光コンセントを残したまま解約できますか?
→ はい(設備を残しておける) → 無派遣工事を選べば0円(ONUを自分で返却するだけ)
→ いいえ(建物取り壊し、大家から撤去指示あり等) → Q3へ
Q3. 派遣工事による撤去が必要です。
→ 撤去工事費が発生します。金額は上記の表を確認してください。公式HPから申し込むのが最安です。
→ ただし乗り換え先の「違約金補填キャンペーン」を活用すれば実質0円にできる可能性があります(後述)。



持ち家で住み続ける方や、設備をそのまま残せる賃貸なら、ほとんどの場合「無派遣工事」で無料解約できます。
無派遣工事で無料になるケース



「無派遣工事って何をするの?」と疑問に感じる方も多いと思います。やることはとてもシンプルです。
無派遣工事とは、NTTの工事担当者が自宅に来ない形式での解約手続きのこと。具体的には次のステップだけで完了します。
ONU(回線終端装置)やホームゲートウェイなど、NTTからレンタルしている機器を取り外します。LANケーブルや電源コードも忘れずに。
NTTから届く返却キットに機器を入れて郵送します。着払いで送れるため送料の負担もありません。
この手順だけで完了するため、撤去工事費は0円です。光ファイバーケーブルや光コンセントは壁に残ったままになりますが、将来また光回線を契約するときに再利用できるメリットがあります。
無派遣工事を選べるかどうかは、解約の申込時にNTT側から案内があります。建物の取り壊しが予定されている場合など、物件都合で派遣工事が必須になるケースもあるので、申込時に確認しましょう。
光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光等)の解約でも撤去工事費はかかる?
フレッツ光だけでなく、光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光など)を利用中の方も気になるポイントです。光コラボはNTTの回線設備を借り受けてサービスを提供しているため、NTT東西の撤去工事費有料化が光コラボ各社に波及する可能性があります。
2026年4月時点での光コラボ各社の対応状況
2026年4月時点で、ドコモ光・ソフトバンク光ともに解約時の撤去工事費は原則無料のままです。設備を残して解約する無派遣工事であれば、費用は一切かかりません。
光コラボ同士の事業者変更なら撤去工事費不要
光コラボ間の事業者変更(例:ドコモ光→ソフトバンク光)であれば、回線設備はそのまま引き継がれるため、撤去工事は不要です。フレッツ光からの転用も同様です。NTT回線を使い続ける限り、撤去工事費の心配はありません。
逆に、光コラボからauひかりやNURO光など独自回線に乗り換える場合でも、2025年2月から開始された「光回線再利用」の仕組みを使えば、戸建てに限り設備をそのまま引き継げるケースがあります(NTT東日本 光回線再利用のお手続き)。対応事業者は順次拡大中です。
撤去工事費と解約違約金・工事費残債の違い
フレッツ光を解約するときの費用は、撤去工事費だけではありません。「解約違約金」と「工事費の残債」が加わる可能性があります。混同しやすいので、違いを整理します。
| 費用項目 | 内容 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 撤去工事費 | 派遣工事で設備を撤去する場合に発生 | 東日本:11,000〜14,300円 西日本:14,300〜22,000円 |
| 解約違約金 | にねん割・光はじめ割等の途中解約で発生 | 戸建て:4,400〜4,950円 マンション:1,650〜2,200円 |
| 工事費残債 | 初期工事費の分割払いが残っている場合に一括請求 | 0〜22,000円 (残りの回数分) |
※ にねん割は2023年9月に新規受付終了・2024年3月以降順次提供終了。光はじめ割は2024年10月に新規受付終了・2025年2月以降順次提供終了。現在も割引適用中の方は解約金が発生する場合があります。
解約月の月額料金に注意:NTT東日本は解約月の月額料金が日割り計算されず1ヶ月分まるごと請求されます。一方、NTT西日本は日割り計算が適用されます。NTT東日本エリアの方は、月末に近い日に解約することで無駄を最小限に抑えられます。
パターンA:設備を残して無派遣工事+割引の適用なし+工事費完済済み
撤去工事費 0円 + 違約金 0円 + 残債 0円 = 合計 0円
パターンB:NTT東日本・戸建て・派遣工事あり+工事費完済済み+割引なし
撤去工事費 13,200円 + 違約金 0円 + 残債 0円 = 合計 13,200円
パターンC:NTT西日本・戸建て・派遣工事あり+光はじめ割の途中解約+工事費の残りが12回分
撤去工事費 20,900円 + 違約金 4,400円 + 残債(550円×12回)6,600円 = 合計 31,900円
パターンD:パターンCと同条件 → ソフトバンク光に乗り換えた場合
撤去工事費 20,900円 + 違約金 4,400円 + 残債 6,600円 = 合計 31,900円
ソフトバンク光「あんしん乗り換えキャンペーン」で最大100,000円補填
→ 実質負担 0円(キャンペーン適用で撤去工事費・違約金・残債がすべてカバーされる)
パターンCのように最悪のケースでは31,900円ほどかかります。ただし、パターンDのように違約金補填キャンペーンのある光回線に乗り換えれば実質0円にできるケースが多いため、乗り換え先の検討から始めるのが合理的です。
なお、解約時に発生する費用の詳しい内訳は、契約中のプランや支払い状況で変わります。不安な方はNTT東日本・西日本(0120-116-116)に問い合わせれば、自分のケースでいくらかかるかを教えてもらえます。
他社光回線の撤去工事費との比較
フレッツ光の撤去工事費が「高い」のか「安い」のかは、他社と比べるとよく分かります。主要な光回線サービスの撤去工事費を一覧にしました。
| 光回線 | 撤去工事費(税込) | 撤去の要否 |
|---|---|---|
| フレッツ光(NTT東日本) | 戸建て 13,200円〜 集合住宅 11,000円〜 | 任意(無派遣なら無料) |
| フレッツ光(NTT西日本) | 戸建て 20,900円〜 集合住宅 14,300円〜 | 任意(無派遣なら無料) |
| ドコモ光 | 無料 | 原則不要 |
| ソフトバンク光 | 無料 | 原則不要 |
| auひかり | 31,680円 | 原則不要(撤去は任意) |
| NURO光 | 戸建て 19,800円 集合住宅 11,000円 | 原則不要(撤去は任意) |
| eo光(関西) | 16,500円 | 撤去は任意 |
| コミュファ光(東海) | 13,200円 | 撤去は任意 |
※ 2026年4月時点の情報です。各社の最新情報は公式サイトでご確認ください。ドコモ光・ソフトバンク光の撤去工事費は2026年4月現在無料ですが、今後変更の可能性があります。
フレッツ光(NTT東日本)は業界の中では比較的安価な部類です。一方、NTT西日本の戸建て20,900円は、auひかり(31,680円)に次ぐ金額帯にあたります。
ただし、フレッツ光の大きなメリットは「無派遣工事を選べば0円にできる」点です。auひかりやNURO光では撤去を依頼すると工事費が必ず発生しますが、フレッツ光は設備を残すことで完全に0円にできます。この選択肢があるのはフレッツ光(および光コラボ)ならではの強みです。
撤去工事費を0円にする3つの方法
有料化されたとはいえ、工夫すれば撤去工事費を0円にする方法が3つあります。自分の状況に合った方法を選びましょう。
方法1:設備を残して「無派遣工事」を選ぶ
最もシンプルな方法です。光ファイバーケーブルや光コンセントを壁に残したまま、ONUなどのレンタル機器だけを自分で返却すれば工事費は0円。持ち家の方はもちろん、賃貸でも管理会社に「設備を残してよいか」を確認し、OKが出れば無派遣工事が選べます。回線設備が残っていれば、次の入居者も工事不要でインターネットを始められるため、大家さんにとってもメリットがあります。
方法2:光コラボへ「転用」または「事業者変更」する
フレッツ光から光コラボへの転用、または光コラボ間の事業者変更なら、回線設備はそのまま引き継がれます。物理的な撤去が発生しないため、撤去工事費は一切かかりません。さらにスマホのセット割(ドコモ光ならドコモスマホが毎月最大1,100円割引、ソフトバンク光ならソフトバンク・ワイモバイルスマホが割引)で月額料金まで安くなるケースが多いです。
方法3:乗り換え先の「違約金補填キャンペーン」を活用する
建物の取り壊し等でどうしても派遣工事が必要な場合は、乗り換え先の光回線が提供する違約金補填キャンペーンを活用しましょう。撤去工事費だけでなく、解約違約金や工事費残債まで補填してくれるサービスがあります。
| 乗り換え先 | 補填上限額 | 補填対象 |
|---|---|---|
| ソフトバンク光 | 最大100,000円 | 違約金・撤去工事費・工事費残債 |
| auひかり | 最大30,000円 | 違約金・撤去工事費 |
| NURO光 | 最大60,000円 | 違約金・撤去工事費・工事費残債 |
| eo光 | 最大60,000円 | 違約金・撤去工事費・工事費残債 |
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。補填の適用には解約証明書の提出等が必要です。
ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」は上限100,000円と業界トップクラスで、フレッツ光の最大撤去工事費(NTT西日本・戸建て22,000円)+解約違約金+工事費残債を合算しても余裕でカバーできます。撤去が避けられない方は、乗り換え先の補填キャンペーンを必ずチェックしましょう。
撤去工事費 最大22,000円 → 0円にするには?
フレッツ光から光コラボへの転用なら、撤去工事費0円・開通工事費0円・不通期間なしで乗り換えできます。さらにスマホのセット割で毎月最大1,100円の割引が家族全員に適用されるケースも。
「自分のスマホだとどの光コラボが一番安くなる?」を30秒で診断できます。
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※ 診断は無料で、個人情報の入力は不要です。エリア確認だけでもご利用いただけます。
フレッツ光から乗り換えるときに損しない手順
フレッツ光から光コラボへの「転用」なら、撤去工事費・開通工事費ともに不要。電話番号も引き継げます。
撤去工事費を避ける最もシンプルな方法は、フレッツ光を「解約」するのではなく「転用」で光コラボに乗り換えることです。転用とは、フレッツ光の回線設備をそのまま使って、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光などの光コラボレーション事業者に契約先だけを切り替える手続きです。
転用の場合、回線を撤去せず設備を引き継ぐため、撤去工事費は発生しません。開通工事も基本的に不要で、切替日に自動で新しい事業者の回線に切り替わります。
NTT東日本またはNTT西日本のWebサイト、もしくは電話(0120-116-116)で「転用承諾番号」を発行してもらいます。有効期限は15日間です。
転用承諾番号を使って、希望する光コラボ事業者の公式サイトから申し込みます。スマホのキャリアに合わせて選ぶとセット割が適用されるケースが多いです。
指定された切替日に回線が新しい事業者に移行します。ネットが使えない期間はほぼ発生しません。ONU等の機器もそのまま利用できます。
転用ではフレッツ光の契約は自動解約されますが、旧プロバイダの解約は自動では行われません。二重課金を防ぐために、必ず自分で旧プロバイダの解約手続きをしてください。
お使いのスマホキャリアに合わせた最適な光コラボを知りたい方は、キャリア別の回線診断ページも参考にしてください。セット割を活用すれば、月々の通信費がフレッツ光時代より安くなるケースがほとんどです。
また、電話番号をそのまま引き継ぎたい場合の注意点は「固定電話番号を変えずに光回線へ乗り換える方法」で詳しくまとめています。先に解約してしまうと番号が消滅するリスクがあるため、必ず転用手続き完了後にプロバイダを解約する流れを守ってください。
初期契約解除制度で解約違約金を0円にする方法
あまり知られていませんが、今回の撤去工事費有料化に伴い、NTT東日本は「初期契約解除制度」の対象範囲を拡大しています(NTT東日本 工事費改定特設ページ)。
具体的には、個人名義のお客さまがフレッツ光の解約を希望する場合、NTTから届くご案内書面の到着後8日以内に契約解除を申し出ることで、にねん割等の割引サービスの解約金が免除されます。
対象者:個人名義でフレッツ光を契約中の方(法人は対象外)
手続き:NTTから届く案内書面の到着後8日以内に契約解除を申し出
免除されるもの:にねん割・光はじめ割等の割引サービスの解約金(戸建て4,400〜4,950円、マンション1,650〜2,200円)
免除されないもの:初期工事費の分割払い残債、撤去工事費
にねん割や光はじめ割の更新月以外に解約すると通常4,400〜4,950円の解約金がかかりますが、この制度を使えばそのコストをゼロにできます。撤去工事費と合わせてトータルの負担を最小限にしたい方は、ぜひ活用してください。
工事待ち・不通期間を避ける方法
フレッツ光を解約して別の回線に乗り換えるとき、「ネットが使えない期間」が発生するのではと心配する方は多いです。結論から言えば、転用・事業者変更なら不通期間はほぼありません。同じNTT回線を使い続けるため、切替日当日に自動で切り替わります。
一方、フレッツ光からNURO光やauひかり、電力系光回線(eo光・コミュファ光等)に乗り換える場合は、新回線の開通工事が完了するまでの期間(2週間〜2ヶ月程度)にネットが使えなくなる可能性があります。
不通期間を防ぐポイント
新回線の開通が確認できてからフレッツ光を解約する。これだけで空白期間は発生しません。二重に料金がかかる期間が1ヶ月ほど生じますが、インターネットが使えなくなるリスクと比べれば安い投資です。
光回線の工事にどのくらいの期間がかかるかは「光回線の工事は何日待つ?主要8社の開通期間を徹底比較」にまとめています。引っ越しシーズン(3〜4月)は混み合うため、早めの手続きが肝心です。
工事を待つ間にどうしてもネットが必要な方は、即日発送に対応したポケット型Wi-Fiのレンタルでつなぐ方法もあります。短期レンタルなら月額数千円でしのげるので、乗り換え時のつなぎとして覚えておくと便利です。
乗り換え時の不通期間をゼロにするテクニックは「光回線の乗り換えでネットが使えない期間はある?不通を防ぐ手順」でさらに詳しく解説しています。
撤去工事当日の流れと所要時間
派遣工事での撤去が決まった方に向けて、工事当日の流れをまとめます。所要時間は全体で30分〜1時間程度が目安です。
NTTまたは委託業者の工事担当者が訪問します。訪問時刻指定を利用した場合は、指定した時刻に到着します。なお、2026年4月1日から撤去工事(廃止工事)も訪問時刻指定の対象に追加されました。9:00〜16:00の指定で12,100円、17:00〜21:00の指定で19,800円の追加料金がかかります。
壁面の光コンセントを取り外し、屋内に通っている光ファイバーケーブルを撤去します。壁のビス穴は基本的にパテ埋め処理されますが、壁紙の補修や張り替えは工事範囲に含まれません。賃貸の方は退去時の原状回復費用との兼ね合いがあるため、管理会社に事前確認しておくと安心です。
電柱から建物まで引き込んだ光ケーブルを撤去します。屋内のみの撤去で済む場合はこの工程は省略されます。
工事担当者がONUやホームゲートウェイをその場で回収するか、後日返却キットでの返送を案内されます。工事完了の確認サインを行い、撤去工事は終了です。
費用を抑えるポイント:撤去工事は平日の昼間に行うのがベストです。土日祝日・年末年始は+3,300円、訪問時刻指定は+12,100〜19,800円の追加料金が発生します。工事担当者の訪問は立ち会いが必須なので、スケジュールに余裕を持って日程を決めましょう。
解約前に忘れてはいけない5つのこと
撤去工事費だけに目が行きがちですが、フレッツ光を解約する前に必ず確認しておくべきポイントが5つあります。見落とすと二重課金や番号消滅など、取り返しのつかないトラブルにつながるため、解約手続きに進む前にチェックしてください。
1. プロバイダの解約を忘れない(二重課金防止)
フレッツ光とプロバイダは別契約です。フレッツ光だけ解約してプロバイダを放置すると、使っていないのに月額料金が請求され続けます。フレッツ光の解約日に合わせてプロバイダも解約しましょう。なお、転用の場合はフレッツ光は自動解約されますが、旧プロバイダは手動で解約する必要があります。プロバイダの解約手続きには数日かかることがあるため、締め日に間に合うよう余裕を持って進めてください。
2. メールアドレスの継続利用を検討する
プロバイダを解約すると、プロバイダ提供のメールアドレス(@ocn.ne.jp、@nifty.comなど)が使えなくなります。業務や重要なやり取りに使っている場合は、一部プロバイダが提供する「メールアドレス残しサービス」(月額数百円)を利用するか、解約前にGmailなどのフリーメールに移行してください。
3. 解約月の月額料金ルールを確認する
NTT東日本はフレッツ光の解約月の月額料金が日割り計算なし(1ヶ月分まるごと請求)です。一方、NTT西日本は日割り計算あり。NTT東日本エリアの方は月初に解約すると1ヶ月分が無駄になるため、月末の解約が経済的です。
4. ひかり電話の番号引き継ぎ
ひかり電話を利用中の方は、先にフレッツ光を解約してしまうと電話番号が消滅するリスクがあります。転用や番号ポータビリティの手続きが完了してから旧回線を解約する順序を必ず守ってください。特にNTT加入電話から移行した番号は復旧できる場合がありますが、ひかり電話専用で新規付与された番号は消滅すると再取得が困難です。
5. レンタル機器の付属品を揃えておく
返却するのはONUやホームゲートウェイ本体だけでなく、電源アダプター・LANケーブル・光ケーブルなどの付属品すべてです。1点でも欠品すると弁済金を請求されることがあります。返却キットが届いてから慌てないよう、解約を決めたら早めに付属品を確認しておきましょう。
よくある質問



読者からよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。気になる項目をチェックしてみてください。
- 必ず工事担当者が来るのですか?
-
いいえ。解約時に「無派遣工事」を選択すれば、工事担当者は訪問しません。自分でONU等のレンタル機器を返却するだけです。光ファイバーケーブルや光コンセントは壁に残したままで問題ありません。建物の取り壊し等で物理的に撤去が必要な場合のみ、派遣工事となります。
- 賃貸でも撤去工事費がかかりますか?
-
入居前から光回線設備が導入されていた場合は、撤去する必要がないため費用もかかりません。入居後に自分で開通工事をした場合は、退去時に大家さんや管理会社から原状回復を求められる可能性があります。ただし、設備を残すことで次の入居者が利用できるメリットがあるため、撤去不要とされるケースも多いです。退去前に管理会社へ確認しましょう。
- 光コラボへ転用するなら撤去工事費はどうなりますか?
-
転用の場合、撤去工事費は発生しません。フレッツ光の回線設備をそのまま引き継いで光コラボに移行するため、物理的な撤去や設備変更が不要だからです。同様に、光コラボ間の乗り換え(事業者変更)でも撤去は不要です。
- Web以外から申し込むと料金は変わりますか?
-
2026年7月1日以降、NTT東日本・西日本の公式ホームページ以外(電話等)から解約を申し込むと、基本工事費が1,100円高くなります。例えばNTT東日本の戸建ての場合、公式HP経由なら13,200円のところ、電話申込では14,300円です。できるだけ公式HPからの手続きをおすすめします。
- auひかりやNURO光に乗り換える場合はどうなりますか?
-
戸建ての場合、2025年2月から開始された「光回線再利用」の仕組みを使えば、フレッツ光の設備をそのままauひかりホーム(S)やNURO光に引き継げることがあります(NTT東日本 光回線再利用のお手続き)。この場合、撤去工事費は不要です。ただし対応エリアや対応事業者に制限があるため、申込時に確認してください。
- 土日に撤去工事をすると追加料金がかかりますか?
-
はい。土日祝日・年末年始に撤去工事を実施する場合、追加で3,300円(税込)がかかります。さらに、訪問時刻を指定する場合は9:00〜16:00で12,100円、17:00〜21:00で19,800円の加算もあります。費用を抑えるなら平日昼間の工事がベストです。
- 2026年3月31日までに解約申込していれば無料ですか?
-
はい。2026年3月31日以前の解約申込分であれば、派遣工事を行った場合でも撤去工事費は無料です。有料化の対象は「2026年4月1日以降の解約申込分」からとなります。
- 撤去工事後、壁に穴が残りますか?
-
光コンセントを取り外した跡や光ケーブルの引き込み穴には、工事担当者がパテ埋め処理を行います。ただし壁紙の補修や張り替えは工事範囲に含まれません。賃貸の方は退去時の原状回復費用との関係で、管理会社に事前確認しておくと安心です。
- ドコモ光やソフトバンク光(光コラボ)でも撤去工事費がかかりますか?
-
2026年4月時点では、ドコモ光・ソフトバンク光の撤去工事費は原則無料です。ただし、NTT東西の卸料金体系が変更されたため、今後光コラボ各社も有料化する可能性はあります。解約前に最新情報を各社の公式サイトで確認してください。
- 初期契約解除制度を使えば解約金が無料になりますか?
-
はい。NTT東日本は撤去工事費有料化に伴い、個人名義のフレッツ光契約者に初期契約解除の対象を拡大しています。案内書面到着後8日以内の申し出で、割引サービス(にねん割等)の解約金が免除されます。ただし工事費の分割残債は対象外です。詳しくはNTT東日本 工事費改定特設ページをご確認ください。
- 撤去工事にはどのくらい時間がかかりますか?
-
戸建ての場合、撤去工事は30分〜1時間程度で完了するのが一般的です。集合住宅ではさらに短く済む場合が多いです。工事中は立ち会いが必須なのでスケジュールを確保してください。
まとめ
2. 派遣工事の撤去費用はNTT東日本で11,000〜14,300円、NTT西日本で14,300〜22,000円。公式HPからの申込が最安。
3. 光コラボへの転用・事業者変更なら撤去工事費は不要。乗り換え先を先に決めるのが損しないコツ。
4. 派遣工事が避けられない場合は、乗り換え先の違約金補填キャンペーン(最大100,000円)で実質0円にできる。
5. 初期契約解除制度を活用すれば、割引サービスの解約金も免除可能。
撤去工事費の有料化はインパクトのあるニュースですが、冷静に整理すればほとんどのケースで無料解約が可能です。設備を残して無派遣工事を選ぶか、光コラボへ転用すれば、費用を気にする必要はありません。
逆に、建物の取り壊しや大家さんからの撤去指示がある場合は避けられないコストなので、乗り換え先の違約金補填キャンペーンをうまく活用して負担を減らしましょう。ソフトバンク光なら最大100,000円まで補填されるため、フレッツ光の撤去工事費+解約金+工事費残債をすべてカバーできます。
- 無派遣工事を選べるかNTTに確認したか
- 光コラボへの転用で撤去を避けられないか検討したか
- 解約違約金・工事費残債の有無を確認したか
- 初期契約解除制度が利用できないか確認したか
- プロバイダの解約手続きも済ませたか(二重課金防止)
- メールアドレスの移行・残しサービスの検討をしたか
- ひかり電話の番号引き継ぎを希望する場合、先に解約していないか
- 乗り換え先の開通時期を確認し、不通期間が出ないか確認したか
- レンタル機器の付属品がすべて揃っているか確認したか
- 解約月の日割り計算ルール(東日本は日割りなし)を把握しているか
自分にぴったりの乗り換え先がまだ決まっていない方は、お使いのスマホキャリアに合わせた最適な光コラボを30秒で診断できます。セット割の有無で年間の通信費が12,000〜36,000円変わるため、解約前に一度確認しておくことをおすすめします。
まだフレッツ光の解約手続きをしていない方へ
撤去工事費は有料化されましたが、光コラボへの転用ならそもそも撤去が不要。しかも、お使いのスマホに合わせた光コラボを選べば、フレッツ光+プロバイダの合計月額よりも毎月1,000〜3,000円安くなるケースがほとんどです。年間で考えると12,000〜36,000円の節約になります。撤去工事費を気にするよりも、乗り換えで取り戻せる金額の方がはるかに大きいです。
- STEP1
-
下のボタンから診断ページへ(30秒で完了・個人情報の入力不要)
- STEP2
-
スマホのキャリアを選択 → 最適な回線が表示される
- STEP3
-
気になった回線の公式サイトでエリア・料金を確認して申し込み
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