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ポケットWi-Fiをやめた理由7選|代わりの選択肢と解約前の注意点

「ポケットWi-Fiを契約したけど、思ったより使えない…」

そんな理由でポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)をやめる人が増えています。外出先でもインターネットが使える便利なサービスですが、速度制限や通信品質の問題で不満を感じている方は少なくありません。

一方で、スマートフォンの大容量プランやテザリングの進化、ホームルーターの登場など、ポケットWi-Fiの代わりになる選択肢も増えてきました。「本当にポケットWi-Fiが必要なのか?」と疑問を持つのは自然なことです。

この記事では、ポケットWi-Fiをやめた人たちの具体的な理由を7つ紹介し、それぞれの代替手段や解約前に知っておくべき注意点を解説します。現在ポケットWi-Fiに不満を感じている方、これから契約を検討している方の判断材料になれば幸いです。

目次

ポケットWi-Fiとは?基本をおさらい

まず、ポケットWi-Fiの基本的な仕組みと特徴をおさらいしておきましょう。

ポケットWi-Fiの仕組み

ポケットWi-Fi(正式にはモバイルWi-Fiルーター)は、携帯電話の電波(4G/5G)を受信し、それをWi-Fiに変換して周囲の機器に共有する小型の機器です。

スマートフォンのテザリングと仕組みは同じですが、専用の機器を使うことでスマホのバッテリー消費を抑え、より安定した接続ができるとされています。

ポケットWi-Fiのメリット

  • 外出先でもWi-Fiが使える:カフェ、電車、出張先など場所を選ばない
  • 工事不要:端末が届いたらすぐに使い始められる
  • 複数台接続できる:パソコン、タブレットなど複数の機器を同時接続可能
  • 引っ越しが多くても使い続けられる:住所変更の手続きが不要

なぜ「やめたい」と思う人が増えているのか

ポケットWi-Fiにはメリットがある一方で、以下のような環境変化により「不要」と感じる人が増えています。

  • スマホの大容量プラン・無制限プランの登場
  • テザリングの通信品質向上
  • 在宅勤務の増加で自宅利用がメインになった
  • ホームルーター(置くだけWi-Fi)という選択肢の登場
  • 5G対応で光回線の速度との差が縮まった

こうした背景から、「ポケットWi-Fiでなくても良いのでは?」と考える人が増えているのです。

ポケットWi-Fiをやめた理由7選

実際にポケットWi-Fiを解約した人たちの具体的な理由を7つ紹介します。自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

理由1:速度が遅い・通信が不安定

最も多い解約理由が「速度の遅さ」です。ポケットWi-Fiは携帯電話の電波を使うため、場所や時間帯によって通信速度が大きく変動します

特に、人が多い都市部のラッシュ時、地下、建物の奥まった場所などでは速度が著しく低下することがあります。「カタログでは最大〇〇Mbpsと書いてあったのに、実際は数Mbpsしか出ない」という声は少なくありません。

また、4Gエリアでは理論上の最大速度でも光回線の10分の1程度。動画視聴やビデオ会議では、読み込みに時間がかかったり、途中で止まったりすることがあります。

理由2:データ容量の制限・速度制限がストレス

「無制限」を謳っているサービスでも、実際には制限があることが多いです。

よくある制限の例
  • 3日間で10GB以上使うと速度制限
  • 月間の使用量が一定を超えると制限
  • 混雑時は「無制限」でも優先度が下がる

在宅勤務でビデオ会議を1日数時間、動画視聴も毎日となると、これらの制限に引っかかりやすくなります。速度制限がかかると128kbps〜1Mbps程度まで落ち、まともにインターネットを使えなくなります。

理由3:スマホのテザリングで十分だった

スマートフォンの大容量プラン(50GB、100GB、無制限など)やテザリングの通信品質が向上したことで、「わざわざポケットWi-Fiを契約しなくてもスマホで事足りる」というケースが増えています。

特に、外出先でパソコンを使う機会が月に数回程度であれば、スマホのテザリングで問題なく対応できます。ポケットWi-Fiの月額料金(3,000〜5,000円程度)を節約できるのは大きなメリットです。

理由4:在宅勤務が増えて外出先で使わなくなった

コロナ禍以降、在宅勤務やリモートワークが定着し、ポケットWi-Fiの「外出先で使える」というメリットが薄れた人も多いです。

自宅での利用がメインになるなら、ポケットWi-Fiより速度が安定する光回線やホームルーターのほうが適しています。「気づいたらポケットWi-Fiを家でしか使っていなかった」という場合は、乗り換えを検討する価値があります。

理由5:料金が割高に感じるようになった

ポケットWi-Fiの月額料金は3,000〜5,000円程度が相場ですが、スマホの大容量プランが安くなったり、光回線のキャンペーンが充実したりする中で、「コスパが悪い」と感じる人が増えています。

サービス月額料金の目安速度の目安(実測)
ポケットWi-Fi3,000〜5,000円10〜50Mbps
スマホ大容量プラン3,000〜7,000円20〜100Mbps
ホームルーター4,000〜5,000円30〜100Mbps
光回線4,000〜6,000円100〜500Mbps

自宅利用がメインなら、同程度の料金で光回線を契約したほうが圧倒的に速く、容量制限もありません。

理由6:端末の持ち運び・充電が面倒

ポケットWi-Fiは「持ち運べる」ことがメリットですが、逆に言えば「持ち運ばないと使えない」ということでもあります。

  • 外出時に忘れると使えない
  • 充電を忘れると使えない
  • カバンの中で常に場所を取る
  • 充電ケーブルも持ち歩く必要がある

スマホのテザリングなら別途機器を持つ必要がなく、この煩わしさから解放されます。

理由7:解約時の違約金・端末残債がネックだったが、更新月が来た

「不満はあったが違約金がかかるからやめられなかった」という人も多いです。契約期間の縛りがある場合、更新月以外の解約では1万円前後の違約金がかかることがあります。

また、端末を分割払いで購入している場合は、解約時に残債を一括で支払う必要があります。こうした縛りから解放される更新月のタイミングで解約を決める人が多いです。

最近は「契約期間の縛りなし」「違約金なし」のサービスも増えています。新規契約時はこうした条件も確認しておきましょう。

ポケットWi-Fiの代わりになる選択肢

ポケットWi-Fiをやめた後、どのような手段でインターネットを使えばいいのでしょうか?主な選択肢を4つ紹介します。

選択肢1:スマホの大容量プラン+テザリング

最もシンプルな代替手段が、スマホの大容量プランに乗り換えてテザリングを活用する方法です。

テザリングがおすすめな人
  • 外出先でパソコンを使う機会が月に数回程度
  • 動画視聴やビデオ会議は主に自宅で行う
  • 荷物を増やしたくない
  • 通信費を節約したい

ドコモ、au、ソフトバンクの大容量プランや、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」(データ無制限で月額3,278円)など、選択肢は増えています。

ただし、テザリングはスマホのバッテリーを消費します。長時間の使用にはモバイルバッテリーが必要になることも覚えておきましょう。

選択肢2:ホームルーター(置くだけWi-Fi)

自宅での利用がメインなら、ホームルーター(置くだけWi-Fi)が有力な選択肢です。工事不要でコンセントに挿すだけで使え、ポケットWi-Fiより電波の受信性能が高く、同時接続台数も多いです。

サービス月額料金最大速度(理論値)データ容量
ドコモ home 5G4,950円下り4.2Gbps無制限
ソフトバンクエアー5,368円下り2.1Gbps無制限
WiMAX +5G4,000〜5,000円程度下り4.2Gbps無制限(3日制限なし)

5G対応のホームルーターなら、光回線に近い速度が出ることもあります。ただし、携帯電話の電波を使うため、エリアや環境によっては速度が出にくいこともあります。契約前にエリア確認をしておきましょう。

選択肢3:光回線

速度と安定性を最も重視するなら、光回線が最適です。データ容量無制限、速度制限なし、実測で100〜500Mbps以上出ることも多く、オンラインゲームや4K動画視聴、複数人での同時利用にも余裕で対応できます。

  • 速度・安定性はポケットWi-Fiの比ではない
  • 容量制限がない
  • 同時接続しても速度が落ちにくい
  • 長期的にはコスパが良い
  • 開通工事が必要(1〜2ヶ月かかることも)
  • 引っ越し時に移転手続きが必要
  • 賃貸物件では工事ができない場合がある

在宅勤務で安定した通信環境が必要な方、家族で複数の機器を使う方には光回線を強くおすすめします。

選択肢4:フリーWi-Fi+自宅は光回線

外出先ではカフェや駅などのフリーWi-Fiを活用し、自宅では光回線を使うという組み合わせも選択肢の一つです。

ただし、フリーWi-Fiはセキュリティ面のリスクがあるため、VPNを使うなどの対策が必要です。仕事で機密情報を扱う場合はおすすめしません。

ポケットWi-Fiと代替手段の比較表

それぞれの選択肢を比較すると、以下のようになります。

項目ポケットWi-Fiテザリングホームルーター光回線
月額料金3,000〜5,000円スマホ料金に含む4,000〜5,500円4,000〜6,000円
速度(実測目安)10〜50Mbps20〜100Mbps30〜200Mbps100〜500Mbps
データ容量制限あり/実質無制限プランによる無制限無制限
工事不要不要不要必要
持ち運び可能可能不可不可
同時接続台数10〜20台5〜10台30〜60台以上制限なし
おすすめな人外出先メインたまに外出先で使う工事できない自宅自宅メイン・速度重視

結論
外出先での利用が多いならポケットWi-Fiにもメリットはありますが、自宅利用がメインなら光回線、工事ができないならホームルーター、たまにしか外で使わないならテザリングで十分です。

ポケットWi-Fi解約前に確認すべきこと

ポケットWi-Fiをやめると決めた場合、解約前に以下のポイントを確認しておきましょう。

違約金(契約解除料)の有無

契約期間の縛りがあるサービスでは、更新月以外の解約で違約金が発生します。金額はサービスによって異なりますが、10,000〜20,000円程度が相場です。

契約書やマイページで更新月を確認し、できれば更新月に解約するのがベストです。なお、2022年7月以降に契約したサービスについては、法改正により違約金が月額料金の1ヶ月分以下に制限されています。

端末の残債

端末を分割払いで購入している場合、解約時点での残債を一括で支払う必要があります。「端末代実質0円」となっていても、それは毎月の割引で相殺されているだけで、解約すると割引がなくなり残債が発生することがあります。

解約前に「端末代の残債がいくら残っているか」を必ず確認してください。マイページや問い合わせで確認できます。

端末の返却義務

レンタル契約の場合、解約時に端末を返却する必要があります。返却しないと損害金が請求されることがあるので、契約形態を確認しておきましょう。

乗り換え先の開通タイミング

光回線に乗り換える場合、開通工事に1〜2ヶ月かかることがあります。ポケットWi-Fiを解約してから光回線が開通するまでの期間、インターネットが使えなくなるのは困ります。

乗り換え先の開通日が確定してからポケットWi-Fiを解約するか、開通までの期間はスマホのテザリングで凌ぐなど、計画的に進めましょう。

ポケットWi-Fiをやめるべき人・続けるべき人

ここまでの内容を踏まえて、ポケットWi-Fiをやめるべき人と続けるべき人を整理します。

やめるべき(乗り換えを検討すべき)人

  • 自宅での利用がメインになっている
  • 速度や容量に不満を感じている
  • 在宅勤務でビデオ会議を頻繁にする
  • オンラインゲームや4K動画視聴をする
  • スマホの大容量プランで外出先も賄える
  • 端末の持ち運び・充電が面倒に感じる

続けるべき(ポケットWi-Fiが向いている)人

  • 外出先でのインターネット利用が多い(営業職、出張が多いなど)
  • 複数の機器(ノートPC、タブレットなど)を外で使う
  • 引っ越しが多く、光回線の工事が面倒
  • スマホのデータ容量を節約したい
  • 自宅にインターネット環境がなく、光回線が引けない

よくある質問(FAQ)

ポケットWi-Fiの解約に違約金はかかりますか?

契約期間の縛りがあるプランでは、更新月以外の解約で違約金が発生する場合があります。金額はサービスによって異なりますが、2022年7月以降の契約分は月額料金の1ヶ月分以下に制限されています。また、端末を分割払いで購入している場合は残債の支払いも必要です。

ポケットWi-Fiとスマホのテザリング、どちらがおすすめですか?

外出先でパソコンを使う頻度が月に数回程度なら、テザリングで十分です。荷物が減り、月額料金も節約できます。ただし、長時間使う場合はスマホのバッテリー消費が大きいため、頻繁に外で作業するならポケットWi-Fiのほうが便利です。

ホームルーターとポケットWi-Fiの違いは何ですか?

どちらも携帯電話の電波を使う点は同じですが、ホームルーターは据え置き型で電源が必要な代わりに、電波の受信性能が高く、同時接続台数も多いです。自宅専用ならホームルーターのほうが快適に使えます。

ポケットWi-Fiをやめて光回線にするメリットは?

光回線は速度・安定性がポケットWi-Fiとは比較にならないほど優れており、データ容量無制限で速度制限もありません。在宅勤務でビデオ会議を多用する方、オンラインゲームをする方、家族で複数の機器を使う方には光回線がおすすめです。

ポケットWi-Fiの端末は返却する必要がありますか?

契約形態によって異なります。レンタル契約の場合は返却が必要で、返却しないと損害金が請求されることがあります。端末を購入した場合は返却不要です。解約前に契約内容を確認してください。

光回線の工事ができない場合はどうすればいいですか?

賃貸物件で工事許可が下りない場合や、物理的に光ファイバーを引き込めない場合は、ホームルーター(置くだけWi-Fi)が代替手段になります。工事不要でコンセントに挿すだけで使え、5G対応モデルなら高速通信も可能です。

ポケットWi-Fiの解約タイミングはいつがベストですか?

違約金を避けるなら「更新月」での解約がベストです。また、乗り換え先(光回線など)の開通日が確定してから解約すると、インターネットが使えない期間を避けられます。

まとめ

この記事では、ポケットWi-Fiをやめた理由7選と、代わりの選択肢について解説しました。

この記事のまとめ
  • ポケットWi-Fiをやめる主な理由は、速度の遅さ、容量制限、テザリングで十分、在宅勤務で外で使わなくなったなど
  • 自宅利用がメインなら光回線やホームルーター、たまにしか外で使わないならテザリングで十分
  • 解約前に違約金、端末残債、返却義務、乗り換え先の開通タイミングを確認しておく
  • 外出先での利用が多い人には、引き続きポケットWi-Fiのメリットがある

ポケットWi-Fiが本当に必要かどうかは、ライフスタイルによって異なります。この記事を参考に、自分に合った選択肢を見つけてください。

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