J:COMを解約したいものの、違約金や撤去費用がいくらかかるのか、機器はどう返せばいいのか分からず手続きに踏み切れない方は多いはずです。テレビだけ・ネットだけといった一部解約ができるのかも気になるところです。
結論として、J:COMの解約はWebまたは電話で申し込み、担当者との確認を経て機器返却・撤去まで進めます。費用は「契約解除料」「撤去費用」「工事費残債」の3つが中心で、金額は契約プランと住居形態によって変わります。解約金を抑えたいなら、契約更新期間での解約か、違約金を負担してくれる乗り換え先を選ぶのが有効です。
J:COM解約の全体の流れは3ステップ
J:COMの解約は、公式サポートによると次の3ステップで進みます。申込から機器の撤去まで日数がかかるため、余裕を持って手続きを始めてください。特に2月〜4月の引っ越しシーズンは手続きが集中するため、早めの連絡が推奨されています。
公式サポートの解約受付ページの「解約のお申し込み」ボタン、または電話(0120-999-000/9:00〜18:00・年中無休・通話無料)から申し込みます。Web申込にはJ:COMパーソナルIDのログインが必要です。
希望日時にJ:COM担当者から電話連絡があり、解約時の費用や機器の撤去方法など必要事項の案内を受けます。契約解除料や撤去費用はこの段階で確認できます。
J:COM作業員が訪問して撤去・回収する方法と、自分で機器を取り外して返送する方法があります。撤去工事の有無は契約内容によって変わります。
ご契約サービスによっては、Web上で解約が完結する場合もあります。対象かどうかは「解約のお申込み」から進んだ画面で確認できます。
解約でかかる費用は「契約解除料・撤去費用・工事費残債」の3つ
J:COM解約時の費用は、公式サポートによると契約解除料、撤去費用、LNP手数料などが発生します。中心となるのは契約解除料・撤去費用・工事費残債の3つです。まず、免除される費用と別途かかる費用の全体像を整理します。
契約解除料は「更新期間」なら0円、別途費用は契約内容で変わる
同じ解約でも、契約更新期間かどうか・撤去方法・工事費の分割残債の有無で総額が大きく変わります。まず自分がどこに当てはまるかを確認してください。
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契約解除料 更新期間以外の途中解約時。プラン・住居形態で変動4,730円〜
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撤去費用 訪問撤去の場合。自主返送なら不要なケースあり4,950円〜
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工事費残債 24回分割の支払い期間中に解約した場合残額一括
契約解除料(違約金)
長期契約プランの期間中に途中解約すると、契約解除料が発生します。金額はプランと住居形態で異なり、契約更新期間中に解約すれば0円です。ご自身の契約期間・解除料金はマイページで確認できます。
参考として、ケーブルテレビ回線を使う「J:COM NET(2年契約)」の契約解除料金は次のとおりです(J:COM公式・料金/コースページで確認、確認日2026年8月時点)。正確な金額は必ずマイページでご確認ください。
| プラン | 一戸建て | 集合住宅 |
|---|---|---|
| 320Mコース | 5,060円 | 4,730円 |
| 1Gコース | 5,610円 | 5,280円 |
| 10Gコース | 6,160円 ※2025年11月5日以前の加入は6,710円 |
6,380円 |
NTTの光回線を使う「J:COM NET 光(N)」は上記と料金体系が異なり、契約解除料金は光1Gコースが一戸建て5,808円・集合住宅5,258円、光10Gコースが6,886円です。同じ「1G」「10G」でもケーブル回線コースか光(N)コースかで金額が違うため、ご自身の契約種別をマイページで確認してください。テレビとのセットプランや旧プランでも金額が変わります。
注意点:上記は2年契約の自動更新プランで、更新期間以外に解約した場合の契約解除料金です。表の金額は変更される場合があるため、最新の金額はJ:COM NET 料金・コースの契約条件とマイページで確認してください。
撤去費用
撤去費用は撤去方法や工事内容によって金額が異なります。お客さま自身で機器を撤去し、指定の返送先へ返却できる場合は、撤去費および機器配送手数料はかかりません。
参考として、J:COM作業員が撤去を行う場合の解約撤去費は次のとおりです(J:COM公式・工事費/手数料ページで確認、確認日2026年8月時点)。金額は「引き込み線の撤去を伴うかどうか」で変わり、住居形態そのものでは決まりません。
| 撤去方法 | 料金(税込) |
|---|---|
| 部分解約 (1台のみ・1回線のみの解約を含む) |
4,950円 |
| 全解約 (引き込み線の撤去あり) |
10,780円 |
| 自主返送 (自分で撤去・返送できる場合) |
撤去費・機器配送手数料 0円 ※返送費用は利用者負担 |
引き込み線まで撤去する全解約は10,780円と高くなります。一方、機器のみを撤去する部分解約や、自分で取り外して返送できるケースなら費用を抑えられます。集合住宅でも直接配線方式で引き込み線の撤去を伴う場合は全解約扱いになることがあるため、担当者との確認時に、自主返送や部分解約が可能かどうかを聞いておくとよいです。
工事費の残債
加入時の工事費を24回分割で支払っている場合、分割期間中に解約すると工事費残額が一括で請求されます。公式の規定によると、これは契約更新期間中の解約でも発生します。基本工事費が「実質0円」になる割引を受けていた場合も、割引は途中解約で終了し、残余期間分の賦払金を一括で支払うことになります。
ただし例外があり、転居に伴う解約で、解約日から2カ月以内に転居先でJ:COMサービスを継続する場合は、工事費残額の請求はされません。引っ越し先でもJ:COMを使うなら、この規定を活用できます。
重要:固定電話の解約では、契約内容によってLNP手数料など別途手数料が発生する場合があります。電話番号を他社へ引き継ぐ場合は、解約前に番号ポータビリティ(MNP/LNP)の手続きが必要です。手続きが漏れると番号が消失する可能性があります。詳しい費用はJ:COM 工事費・手数料ページで確認できます。
【ケース別】ネット・テレビ・固定電話・電気の解約
J:COMは「固定電話のみ解約」といった一部サービスだけの解約も可能です。解約したいサービスによって注意点が変わるため、ご自身のケースを確認してください。
ネットだけ解約する場合
ネットのみの解約でも、J:COM TVはインターネット回線を通じて配信されているサービスがあるため、視聴方法が変わる場合があります。セットで契約している場合は、テレビへの影響を確認してください。また、J:COMのメールアドレスは使えなくなります。連絡先に使っている場合は、別アドレスへの変更が必要です。ネットの速度に不満があって解約を考えている場合は、乗り換え前にJ:COMのWi-Fiが遅い原因と対処法も確認しておくと判断しやすくなります。
テレビだけ解約する場合
テレビを解約すると、解約後にテレビを視聴するにはアンテナの設置などが必要になります。録画物が消える可能性があり、テレビの配線方法が変わる場合もあります。地上波の継続視聴にはUHFアンテナ、BS・CSにはBSアンテナや他社サービスへの加入が必要です。解約前に受信方法を確認しておくと安心です。
固定電話だけ解約する場合
固定電話のみの解約では、電話番号が消失する場合があります。他社へ番号を引き継げないケースがあり、引き継げる場合でも手続きが漏れると番号が消失する可能性があります。ケーブルテレビ契約自体を誤って解約しないよう、オペレーターに「固定電話のみ解約」と明確に伝えてください。
電気(J:COM でんき/J:COM 電力)を含めて解約する場合
電気のみの解約は、他社電力会社への切り替え手続きが基本です。切替先の電力会社へ申し込むと、J:COMへの連絡は原則不要です。切替日が確定したら、J:COM公式の「切替日連絡用フォーム」から登録します。なお、J:COM でんきをサービス開始日から1年未満で契約容量減少を伴う変更をする場合などは、サービス変更手数料3,300円(税込)が発生することがあります。
引っ越しによる解約の場合
引っ越し先が提供エリア内で、転居後もJ:COMを継続する場合は、転居先での基本工事費と旧居の撤去工事費が0円になる扱いがあります。前述のとおり、解約日から2カ月以内に転居先で継続すれば工事費残債の請求もありません。他社工事や引っ越しの前に、必ずJ:COMへ連絡してください。
クーリングオフ・初期契約解除
光回線などの電気通信サービスには、契約書面の受領日から8日以内であれば違約金なしで解約できる「初期契約解除制度」があります。初期契約解除による場合、工事費の請求は電気通信事業法および総務省令に定める金額を限度とします。契約直後に解約を検討している場合は、この制度の対象かどうかを確認してください。
撤去工事が必要なケースと機器の返却方法
加入時に設置した機器は返却が必要です。撤去工事の有無によって返却方法が変わります。撤去工事は住居形態や配線方法によって必要になり、特に戸建てで引き込み線まで撤去する全解約では訪問工事が必要になりやすいです。
機器の返却方法は、大きく2つに分かれます。J:COM作業員が訪問して撤去・回収する方法と、自分で機器を取り外して返送する方法です。外付けハードディスクをレンタルしていた場合は、公式サポートによると自分で取り外したうえで、訪問したヤマト運輸の担当者が持参する梱包材へ梱包して渡す形になります。その他のレンタル機器は、公式サイト記載の返却先へ自分で返送し、返送費用は利用者負担です。返却時の手数料の有無は契約内容によって変わるため、担当者との確認時に必ず案内を受けてください。
注意点:電源ケーブルを除くケーブル類は消耗品として返却不要な場合がありますが、本体機器や電源ケーブルは返却対象です。返却対象は担当者との確認時に案内される内容に従ってください。返却が確認できない機器は、機器紛失・破損事務手数料(税込3,300円)などが請求される場合があります。
解約金・撤去費を抑えるコツ
費用をできるだけ抑えたい場合、方法は主に2つです。ひとつは契約更新期間に解約すること。契約更新月とその前後1カ月の3カ月間は、契約解除料が発生しません。ご自身の更新期間はマイページで確認できます。
もうひとつは、違約金負担のある光回線に乗り換えることです。乗り換え先が解約費用を負担してくれる場合、実質的な負担を減らせます。ただし負担額の範囲は事業者ごとに異なり、解約費用を証明する書類の提出など別途手続きが必要です。還元条件の比較は光回線のキャッシュバック・違約金還元の比較記事も参考になります。
対策:解約前に必ず乗り換え先を確定させておきます。新規の光回線は契約から開通まで2週間〜1カ月程度かかることがあるため、開通日を決めてからJ:COMの解約日を設定すると、ネットが使えない空白期間を防げます。空白期間を作らない具体的な進め方は乗り換えでネットが使えない期間を防ぐ手順で解説しています。
J:COM解約後のおすすめ乗り換え先
ネットを使い続けるなら、解約と同時に乗り換え先を決めておくのが最も失敗しにくい進め方です。住居タイプや工事の可否によって向くサービスが変わるため、まず自分がどのルートに当てはまるかを確認してください。料金・特典は変更されるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
住居タイプ・工事可否で乗り換え先を選ぶ
光回線が引ける環境なら安定重視の光回線、工事を避けたいならホームルーターが候補です。J:COMを継続したほうが合理的なケースもあります。
工事OK・安定重視なら光回線
GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)が有力。フレッツ光回線を使った光コラボで全国の広いエリアに対応します。
- 光回線を新たに引ける戸建て・対応マンション
- 複数台接続や動画・オンライン会議が多い
- 工事日を待てる(開通まで2週間〜1カ月程度)
工事なしですぐ使うならホームルーター
GMOとくとくBB ホームWi-Fiが候補。コンセントに挿すだけで使え、申込から利用開始までが早いのが特長です。
- 工事を避けたい・すぐネットが必要
- 賃貸で配線工事の許可が取りにくい
- 電波状況の影響を受ける点は許容できる
継続や設定見直しで足りる場合
速度不満が原因なら、乗り換えずルーターや設定の見直しで解決することもあります。まず原因を切り分けましょう。
- 不満の中心が一時的な速度低下
- 更新期間まで期間が空いている
- スマホセット割など現契約の割引が大きい
光回線は工事が必要な代わりに通信が安定しやすく、複数台接続や動画・オンライン会議に向きます。ホームルーターは工事不要で申込から利用開始までが早い一方、電波状況の影響を受けやすい点に注意が必要です。エリアや建物によって利用可否が変わるため、申込前に提供エリアを確認してください。ホームルーターの実際の使い勝手が気になる場合は、GMOとくとくBBホームWi-Fiの評判・口コミ検証もあわせて確認できます。
解約前にここだけは確認しておきたいこと
解約手続きに進む前に、費用と影響範囲を整理しておくとトラブルを避けられます。特に費用は契約内容で大きく変わるため、マイページと担当者への確認が欠かせません。光回線全般で見落としやすい確認事項は光回線を解約する前に確認すべき10項目も参考になります。
- マイページで契約更新期間と契約解除料を確認した
- 工事費の分割残債が残っていないか確認した
- テレビの視聴方法・録画物・メールアドレスへの影響を確認した
- 固定電話の番号を引き継ぐ場合は事前に番号ポータビリティを手配した
- ネットを継続するなら乗り換え先の開通日を先に確定させた
よくある質問(FAQ)
- 解約の連絡はいつまでにすればよいですか?
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公式サポートによると、目安として解約希望日の1カ月程度前までの連絡が案内されています。撤去工事が必要になる場合もあり、特に2月〜4月は引っ越しシーズンで手続きが集中するため、早めに連絡してください。なお、テレビ・ネットは月末解約です。
- 電話とWebのどちらで解約できますか?
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どちらも可能です。電話は0120-999-000(9:00〜18:00・年中無休・通話無料)、Webは公式サポートの「解約のお申し込み」から申し込みます。Web申込にはJ:COMパーソナルIDのログインが必要です。サービスによってはWebで解約が完結する場合もあります。
- 家族が代わりに解約手続きをできますか?
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原則として契約者本人、または契約者の同意を得た配偶者のみです。契約者が逝去されているなど手続きが困難な場合は、相続人もしくはそれに準ずる方から連絡する必要があります。
- 機器は自分で返却できますか?費用はかかりますか?
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自分で機器を撤去し、指定の返送先へ返却できる場合は、撤去費および機器配送手数料はかかりません(返送費用は利用者負担)。ただし対応可否は契約内容によります。外付けハードディスクをレンタルしていた場合は、自分で取り外したうえでヤマト運輸の担当者が持参する梱包材に梱包して渡す形となり、返却時の手数料の有無は契約内容によって案内されます。
- 解約後に請求書や支払い証明は確認できますか?
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全サービス解約後3カ月間のみ、マイページから請求内容の確認・ダウンロードができます。撤去工事費が記載された請求書は、工事日の翌月15日頃からダウンロード可能です。証明書の個別発行は行われていないため、この請求書を証明として利用します。
まとめ
J:COMの解約は「Web/電話で申込 → 担当者と確認 → 機器返却・撤去」の3ステップで進みます。費用は契約解除料・撤去費用・工事費残債が中心で、いずれも契約内容によって金額が変わるため、マイページと担当者への確認が必須です。
費用を抑えたいなら契約更新期間での解約が確実で、違約金負担のある乗り換え先を選ぶ方法もあります。ネットを継続するなら、光回線かホームルーターかを住居タイプに合わせて選び、乗り換え先の開通日を先に確定させてから解約日を設定するとスムーズです。
解約後もネットを使うなら、乗り換え先を先に決めてから解約日を設定する
住居タイプと工事の可否で選び分けるのが失敗しにくい進め方です。
光を引ける戸建て・対応マンションで、複数台接続や動画・会議が多い人に向きます。開通まで日数がかかる点だけ注意。
工事を避けたい・賃貸ですぐネットが必要な人向け。電波状況の影響を受ける点は許容が前提です。
自分の住居条件で最新の料金・特典・提供エリアを確認する
※料金・キャンペーン・提供条件は変更される場合があります。申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。工事の可否や提供エリアは住所によって変わります。

